うちの台所道具

ストウブ「ラ ココット de GOHAN」で揚げ物がしたい

遅ればせながらこの度ストウブデビューしました。
買ったのは「La Cocotte de GOHAN(ラ・ココット デ ゴハン)」のブラックMサイズ(16cm)。これは炊飯専用ストウブでして、形も縦長、Mサイズだと3合ぐらいまで炊けるらしいです。比較的安価らしいAmazonで買いました。

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きっかけはこの夏発売になった「ル・クルーゼ ココットエブリィ」。これもまた炊飯用でシルエットも縦長という、後発だけに若干パクリめが感じられる商品なのですが、これを見てふと思ったのです。「おや?この形揚げ物にちょうどいんじゃね?」と。その後ストウブではとうにこの形が出ていると知り、比較検討に入ったわけなのでした。

東京時代はそんなに手を出してなかった揚げ物、とりあえず貝印の1000円揚げ鍋でしのいで様子をみていたのですが、例の糖質制限生活で揚げ物の出番が多くなりまして(糖質制限ではカロリーは気にしません)すっかり安鍋は黒焦げに。よし、いまだ。ちなみにどちらも揚げ物が出来ます。鋳物は蓄熱性が高いのでカラッと揚がるとの噂。

あなたはどっち派?ル・クルーゼとストウブ

鋳物ホーロー鍋の二大巨塔といえばフランス北部発「ル・クルーゼ」とアルザス地方発の「ストウブ」ですよね(シャスール、バーミキュラは割愛)。うちにも一応ル・クルーゼのオーバルがひとつあるので、次に買うならストウブかな〜と思ってはいたのだけど、実際の使い勝手は一長一短なので結局好みかなと思う。わたしの場合はこのような気持ちです。

  • ル・クルーゼは中が白いのが見やすくて良い(ストウブは黒い)
    →と、長年思っていたけど白はくすみと汚れがひどいので前言撤回、ただしココットエブリィは中が黒。ややこしな
  • ル・クルーゼは形と色がファンシー過ぎる
    →パーソナルカラー診断で言うところの春ですがわたしは冬カラーが好き
  • ストウブの黒ざらざらマットが好き
    →ル・クルーゼも後発で出しよったでしょあれパクリでしょでも形が丸くてあんまり好きじゃないの
  • ストウブのゴールド取っ手がかわいい
    →ル・クルーゼは樹脂取っ手なので最初アツっ!てなったけどね
  • ごはん鍋はル・クルーゼの方がめちゃくちゃ高い
  • ごはん鍋はル・クルーゼにインナー蓋がついててめんどい

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 icon-camera ひどいありさまです

お恥ずかしいことに、うちのル・クルーゼは十数年経ちますがもう重曹もたわしも歯の立たない汚れぶりでして・・・しかも空焚きかぶつけたかで底も欠けてて、ひどくモチベーションが下がるので使用頻度も低くなり気持ち的には今すぐ買い替えたいぐらい。いずれにせよ、鋳物ホーローは頑丈に見えてデリケートなのでいろいろ注意がいるんですけどね。だいぶぞんざいに使ってたからなあ、今ならもうちょっとキレイに使うんだけど。

ココットデゴハンはこんな鍋です

さて、そんなこんなでうちに初めてのストウブが届きました。ココットデゴハン(通称ココハンというらしい)のいいところはその深さ。ごはん炊きにはこういうシルエットの方が釜に近い炊きあがりが期待できるってことですかね。

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 icon-camera しゃれたリボンをかけよる

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 icon-camera わたしが欲しかったのはこの深さ

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 icon-camera こういう壺っぽい鍋がそもそも好きなの

早速シーズニングも兼ねて唐揚げを。そう、揚げ物をすると自動的にシーズニングすることになるのも揚げ物ユースのいいところ。深いので油が若干遠く感じるけど、中に具材を入れるとちょっと体積が上がってくるのでそんなに使いづらいことはなかったです。そんな合宿所みたいにバンバン揚げるわけじゃないしね。

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 icon-camera 少量の油でもいけますね

そして、揚げ終わったあとに掃除してて気づいた一番の違い。外への油ハネが少ない!ペーパーで拭き掃除をすると全然鍋の外にハネてなかったので汚れ方が段違い。超ラクなんですけど〜!(ギャル化)やっぱりこれ、揚げ物鍋として重宝しそうです。一度蓋をして揚げるとカラッと揚がるらしいので今度やってみよう。油ハネが少ないと億劫なポイントがひとつ減るね。

一応米も炊いてみようか

ごはんが美味しいと評判の鍋ですが、あいにくわたしは現在バルミューダで固めごはんを美味しくいただいております。さらにうちにはクリステル、ビタクラフト、こ汚いル・クルーゼ(いずれもなんと貰い物)、そして土楽窯の土鍋、圧力鍋、と米を炊くには事欠かない鍋だらけ。あまりストウブは米には使ってあげられないかもしれないけど一応どんな感じなのかやってみました。

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 icon-camera やっぱり形がすき

水は米の3割増ぐらい、中火でフツフツしたらざっとかき混ぜて弱火で10分、蒸らし10分、みたいな工程です。この鍋のメリットは長細いので意外と取り回しというか小回りがきくところかも。コンロの占拠面積も少ないので邪魔になりづらいです。

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 icon-camera フツフツしたので混ぜて蓋をします

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 icon-camera ほほうなるほど

水加減は好みを探っていかなくちゃいけないけど、使い勝手もよく簡単で手軽に炊けました。うちでは一合炊きとか少量の炊き込みごはんとかに使えそう。バルミューダで炊く玄米ごはんを軸に、サブにストウブという布陣でしばらくいこうかな。実はバルミューダはすごく時間がかかるんですよ(白米60分、玄米90分!)、あと土鍋でごはん炊くのわたし下手くそなので。

ということで、一層揚げ物(と炊飯)が捗りそうな新しい台所道具、ストウブの「ラ ココット de GOHAN」でした。先輩ストウブユーザーの皆さま、画期的な活用方法などあれば是非ご教示ください。

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