京都生活

東京→京都に住んだらこうだった(引っ越し1年の雑感メモ)

2017年5月に京都に引っ越してきて、ようやっと1年が過ぎまして。不慣れな土地にイチから住みだすというのは、少なくとも東京でルーチンこなしていつの間にかパーッと過ぎてた時間よりは長く感じられる1年であったね。島田紳助がゆうてたもんね「新しいことをすると時間は長く感じる」って。土地勘の方は、ほぼ知識ゼロだった主な寺や観光地の所在、主要な通りや町の位置がなんとなくわかるようになりました。東京で例えると、三軒茶屋はわかるけど新百合ヶ丘はわからないって感じです。(わかりづらい)

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異邦人の見た京都あれこれ


さて、首都から古の都にお引っ越ししてきたことで、勝手が違ったり、初めて知ったり、謎だったりするポイントに遭遇することもしばしば。長くなるとどんどん鈍くなるこの感じを一周年記念でメモっておくことにしたいと思います。これらの雑感はおおまかに「地方だから」「関西だから」「京都だから」な側面がありまして、あくまでも偏った個人的所感です。出島に来たポルトガル人の手記みたいな気持ちでご覧ください。

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(京都だから)ゲストハウスが多すぎる

日々めっちゃトラップに引っかかってる。「あら、なんだか素敵なお店」と粋な行灯があったり暖簾がかかってたりする町家を覗くと90%ゲストハウスでズコーーーってなるトラップ。物凄い数です。あと、建築中のところは本当に全部宿泊施設で体感的にえげつない増え方です。

(京都だから)たしかにクソ暑い

「冬寒くて夏暑いでしょ」ってよく言われます。たしかに。寒いのはまあともかく、暑さの種類は確かに違う。「今日は超京都っぽい日だ・・・」という夏の日は(毎日ってわけではないですが)、まるで体中にサランラップを巻いたようなピッタリ感で空気中に1ミリも汗の出ていく隙間が残されていない。ただダラダラと体表を汗が流れていってTシャツがずぶずぶになるような暑さ。あれはヤバイ。ミストサウナの方がまだいい。東京で着ていた真夏と真冬のおしゃれ着の必要がなくなりつつあります。悲しい。たまに東京行くと品川駅を降りた瞬間に「すずしっ!マジか!」ってなるの自分でウケます。

(京都だから)パン屋も多いが焼肉屋も多い

学生が多く喫茶店文化に育まれて、パン、バター、コーヒーの消費量が一位という京都の意外な側面は有名ですけれど、実は焼肉屋も多い。京都は牛肉の購入金額1位!ってケンミンショーでもやっていたので「ああやっぱり」と確信したよ。なんでなの?

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 icon-camera そして豆腐屋も多い

(関西だから)違う野菜の名前がわからない

正確には分布品種が違ったりすることもあるようですが、三度豆(いんげん)、菊菜(春菊)はわからなかった。これとは別に京野菜もたくさんあって、九条ねぎ、賀茂なす、聖護院だいこん、聖護院かぶ、金時人参、壬生菜、堀川ごぼうなどなど、野菜売り場で京都だねえと思う。あと、初夏からは鱧がかなり長いこと魚売り場に常駐しているのも京都だね。春にうすいえんどうが食べられるのは幸せです。

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 icon-camera 聖護院ってどこですか

(京都だから)大文字と鴨川の不動産的指標が強い

物件の話してるとすごい思う。高いところに登ると「大文字が見える/見えない」になり、鴨川の近くだと「いいやん、川近いし」になる。気持ちはわかるけれど京都ビギナーのわたしとしては「いや別に大文字はいいけど・・・」「いや別に鴨川にそんなに用無いし・・・」と心の中で思ってしまいます。わかるけど。わかるけど高さ指標とか大文字ベースすぎて『お、おお・・・』と思う。

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 icon-camera でも鴨川は確かに落ち着く

(京都だから)なんでも2回言う

これは京都の方言らしいです。「せっまいせっまい部屋」「外さっむいさっむい」「ちっさいちっさい家」など何かと2回形容して強調します。これは本人たちに指摘しないと気づかないぐらい京都人に染み込んでいるようです。最近ちょっと伝染ってきました。

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 icon-camera 学生だけやっすいやっすい

(京都だから)神事が多すぎる

当たり前ですがこんなに神事ってあるんですね。あっちこっちで何かしらやってますね。火が燃えたり、誰か踊ってたり、参拝したり、移動したり、運んだりしていますね。それに伴って通りの一時通行止めもちょいちょいあるようなので、慣れや習慣ってすげえな、っていつも思います。そんなに神輿とか行列で車止めるの、東京じゃ考えられないよ。

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 icon-camera バスもタクシーも大変だね

(京都だから)通りの名前が覚えられなさすぎる問題

まずコレよ。京都生活の最初のつまづきは。
ご存知のように、京都は主に通りの名前で位置を把握します。四条通と烏丸通の交差点が『四条烏丸』でこれを北に上がったり南に下がったり、西や東に入ったりします。ですので、通りの名前がわからないと場所がわかりません。どうしてマンハッタンみたいに数字にしてくれなかったんだ、と思うこともしばしばありますが、これはこれで風情があっていとをかしだとは思っております。しかし、40代の記憶能力の低さを舐めてもらっては困る。

チャリンコで移動するときはずっと南北の通り名の唄「丸竹夷(まるたけえびす)」を頭の中で歌いながら走っています。当初は『あねさんかぶってシュラシュシュシュー♪』と、ちびまる子ちゃんばりの適当さでごまかしていましたが、さすがにもう覚えました。しかし!東西の通り名の唄「寺御幸(てらごこ)」は無理だ!覚えられない!手数が多すぎる!



ここで参考にボカロ版「京都の通りうた」をご覧ください。前半が丸竹夷、後半が寺御幸です。(※正しい歌詞には諸説ございます)

ちなみにわたしが一番気に入っている通りの名前は「釜座(かまんざ)」です。音の響きがこう、ブラジル人のビッチみたいで(イメージ)なんてパッショネイトな名前なんだろうと勝手に思っています。私の脳内の『カマンザ』はショッキングピンクのビキニでホットパンツを履いています。

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 icon-camera イエス、KAMANZA

あと余談ですが、京都水族館のペンギンにはすべて京都の通り名の名前がつけられています。結構ポコポコ生まれてるので名前もう足りなくなるんじゃないかと思って個人的にドキドキしていたのですが、見てみたらもう結構なコンプされてました(笑)ペンギンなのに烏丸にちなんで「からす」になっちゃった子がいますけど大丈夫でしょうか。

リンク京都水族館のペンギン全羽一覧


通りの名前は細かく考えると更にややこしく、わたしは常々「四条河原町」を北に上がると「河原町三条」になるのはなぜだろう、なぜ「三条河原町」じゃないのか?通りの命名における東西と南北の優位性はいったい何だろうと思っていたのですが、検索してみたらなんでも教えてくれるヤフー知恵袋に載っていました。

リンク京都の地名について質問です。この順番はどうきまってるのでしょうか?
リンク南北、東西の通りを先にするところといろいろなんですが、これには決まった規則とかあるんですか?

こんなもん感覚的にわかるのは京都の人だけだな。ややこしすぎる!そんなこんなで、今日もまた頭の中で唄をうたいながら自転車に乗って移動するのでした。(初音ミクバージョンで)

(京都だから)東西南北で話をする問題

これはまた通りの名前とは少し話が似ているようで異なります。京都の人々は体内コンパスを持って生きているので、場所の話をするときに必ず東西南北で話をしますね。これは自分に全く経験がないので本当に驚きです。しかも、例えば「四条河原町(の交差点)を東に入ったところ」まではわかるのですが、更に「その南側にある店」と詳細位置も東西南北になるのが驚きです。どんだけコンパスなの。わたしの体内にはコンパスが無いので、そんなときにはいつも頭の中で針がグルングルン回って方向を見失っています。多分、京都ってどこにいても山が見えるので、それで東西南北が把握しやすいって感じもあるように思います。


考えてみると、東京の人々は基本的に「駅ベース」で話をしますね。渋谷ハチ公口から109の方に向かって徒歩3分とか、東京駅を有楽町駅の方に歩いていく、とか。もしくは目立つ建物などをベースにして点と点を繋ぎますね。もし「新宿伊勢丹の南側で」って言われても「あ?」ってなります。南館とかあったっけ?むしろ考えたこともない!でも「京都大丸の北」って言われたらすぐにわかるのです。

ある意味、相対的な東京に対して絶対的な京都の位置指定の方がシンプルでわかりやすいとも言えるけれども、それは東西南北がクリアな碁盤の目のインフラがあるからこそですよね。道としては、ちょっと迷っても1ブロック次で曲がれば何とかなるような点が外様にはありがたい構造です。だって、東京で道に迷ったらラビリンスへようこそだし、現在地すぐに言えなくて彷徨うしかないね・・・。札幌とかはどうなんだろうか?

(京都だから)西陽がキツイ

ニシビすげえ。わたしはそう思う。推察するに、これは高い建物が無いのと、東西真っ直ぐなのがおおいに影響しているのではないかと思っているんだ。一回遭遇したら枯れ果てるほどずっと西陽当たりながら歩くのとか初めて(笑)逆に、これまでは高層ビルディングで遮られたり道をうにゃうにゃ曲がったりすることで結構日陰を歩いていたんだなあと知りました。面白いねえ。でも、夕焼けはとてもキレイだよ(いい事言った)。

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 icon-camera 10階でこの眺め

(京都だから)外国人旅行者の密度が思った以上に異常

東京も外国人多いんですよもちろん。過去最高数のインバウンド旅客来てる日本なんですから。でも京都来たら全然違うね。外人多すぎる。夜のコンビニや居酒屋やスーパーは半分以上外人さんだし、住宅街にも民泊先を探す人たちが彷徨っているし、朝10時になるとそこら中の宿からガラガラを引いた外人さんが一斉にチェックアウトして歩いて出てくるので二度見します(笑)一度、錦市場を日本人を数えながら歩いて通り抜けていったとき、マジで1割以下しかいなくて「ココガイコク!」って思ったこともありました。

ふと考えたら「京都」という歴史的都市の特長ももちろんあるけれど、何が違うって「狭い」からなのね。「狭いから密度が高い」んだ。東京や大阪だともっと広域分散すると思うんですが、京都中心部エリアってとっても狭いので結論ギュッと外国人濃度が増すのではないかと思っているのです。逆に、この外国人旅行者の多さで「ああ、東京って実はものすごい広いんだな〜」って思ったのを覚えています。

東京都心と京都洛中を地図で比較してみよう

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四条烏丸〜祇園八坂神社まで歩いても、せいぜい渋谷〜表参道間ぐらいしかないのか!

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900shibuya
京都駅から御所まででも、渋谷〜新宿間ぐらいしかないんだ!

大海の蛙、大海を知る

出てみるまで全くわからなかったけど、東京がそんなに広いというのを知ったわけなのです。
どこまで行っても都会で、猛烈に複雑な地下鉄やJRで網の目のように繋がっていて、町ごとに特長や生息している民族属性があって、行ったことないところもいっぱいある。千葉神奈川さいたまとかも含めた関東エリアで考えるとめちゃくちゃ生活域が広い。特に都会は縦にも広いし、物凄い深い海のようだよ。知ってる浅瀬でぱちゃぱちゃ回ってるだけで20年以上経ってたけれどもね。東京すげえな。こわやこわや。

(京都だから)山椒よく置いてありませんか

原了郭の黒七味とかそういう高級なのじゃなくて、ふつうに粉山椒置いてあるところがたくさんあるね。焼き鳥屋とか。東京で山椒置いてあると「おっ気が利いてるね」って感じだけどこっちだと珍しくない。あと、居酒屋関係でいうとホッピーがなかなか無い。しかし、セセリが普通にある。痛し痒し。

(京都だから)エスカレーターが右側立ちとは限らない

関西は右側立ちというイメージで来たのでずっと不思議だったのですが、これはどうやら関西でも京都だけの特色らしいです。なんとなーく前の人に合わせて左に立ったり、右に立ったりするの!ふんわりルール!それでも最近東京に行くとつい右に立って「あっ」ということもあるので、習慣とはコワイものだ。

(京都なのに)KYOTO WI-FIがポンコツすぎる

観光客向けに飛んでるWi-Fiを一日に何度も拾ってしまうのがホントにイライラするよ!さすが京都、ポイント数が物凄いのでどこにいってもKYOTO Wi-Fiに引っかかるのだけど、遅すぎて全然使えない。でもiPhoneが自動的に拾う。キー!同じことはよく渋谷でもあったけどそれもポンコツだった。キーー!公共Wi-Fiきらい!

(京都だから?)特殊な気質は存在するような気がする

噂の京都人の気質、についてはまだちょっとわからない。でもこんな短期間でも「ちょっとウェット」な事案を見聞きしていると確かに京都人らしいイケズ的性格は存在するのであろうな・・・と推察。あと、これは他の地域と比較検討したことがないのでアレだけど「あれ、なんかそんなにフレンドリーじゃないんだな」って感じることも多々ある。たとえ初対面でも平たく前のめりに話をする人が多かった(少なくともわたしのまわりでは)東京の人々のあの感じは果たして都会の特性だったのかしら?さて、どうなんでしょう。

(京都だから?)マルシェ多すぎる

わたしが常々提唱している「京都は東京の中央線」説。狭さ、ローカル民の愛の深さ、文化系、かついわゆるサブカル的嗜好、スモールサークル・オブ・フレンズ(イメージ)。これらを実証するように京都はマルシェとかマーケットがやたら多い気がします。ほんでみんな友達。大小さまざまなマルシェがいろんなところで行われていて、例えばわたしもよく行っていた「東京青山ファーマーズマーケット」みたいなものとはちょっと温度感が違って小洒落た文化祭みたいなイベントも多い。寺や行政施設でもよくやってます。

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 icon-camera 「左京ワンダーランド」はデカかった

わたしは個人的に、痩せてタンクトップを来てバンダナを巻いたラブアンドピースでアースな人とか、麻のだぶだぶワンピースを着た化粧っ気のない天然有機女性とかがちょっぴり苦手なのですが、マルシェ自体は好きなのでちょこちょこ出かけます。楽しいけれど、一方で「どうしてこんなにみんながみんなして全粒粉の焼き菓子やこだわりの焙煎コーヒーを売り、チチカカやチャイハネみたいな格好で、バンドがみんなボ・ガンボス風なんだろう」と不思議に思うこともあります。それはきっと京都だからなのでしょう。と、わたしは分析しています。

(地方だから?)女装してる人を見かけない

変な話ですが、来たばっかりのときにふと「ああ、そういえば女装した人見てないなあ・・・」と思いました。都心ではそのような趣味人にすれ違うことがよくあった。クオリティ低めのおじさん女装に遭遇して「わっ」てなるの。そう思っていた頃にちょうど東京に行って、有楽町のコンビニ前で立ってたらまんまと前から女装した人が来てね、「ああ!やっぱり東京って女装の人いっぱいいる!」って確信したことがありました(笑)都会って堂々とした変な人いっぱいいるもんな。そしてそれに慣れている。

京都に引っ越した個人的メリットデメリット

さて、1年過ごしてみてワタクシ個人的に思うメリデメがいろいろございます。移住を計画されている方などには全く参考にならないと思いますが、わたしの日々の生活ではこういうところに影響が出ています。

思いがけないメリット

(京都だから)会えなかった友達がやたらと観光に来る

京都ってオトク。20年ぶりの大学の先輩、関西在住や地方の友達、旅先で友達になった外国人など東京にいたらまず会えなかった切り口の知人と会える。みんな、桜を見に、紅葉を見に、呼ばなくても来てくれるのホント助かる。そうでなくても、みんな「京都なら行く!」というこのブランド力。こんなにチヤホヤされたら、そりゃ京都人は京都大好きだよなー。

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 icon-camera 広俊くんフロム北京と伏見稲荷

(関西だから)探偵ナイトスクープに応募しまくれる

念願のスタジオ観覧に行くまでは東京には帰れないと思っています(キッパリ)。

(関西だから)テレビが面白い

地方色を一番感じるのがテレビ。でも関西のテレビは芸人さんもたくさん出ていて、それぞれ全員しゃべりが達者なので見ていて面白い。朝「ノンストップ」を見ていたのに見られなくなったけど、いまは「よ〜いドン!」で問題ない。午後からは「ちちんぷいぷい」を見ていれば問題ない。東京にいたら稀にしか見かけなかった人たちが多すぎる。トミーズ、上沼恵美子、シャンプーハット、ダイアン、八光、ロザン、アキナ、やすとも、そしてもちろん新喜劇陣などなど。関西ではあまりにも普通だけどそれは関西だからです。

他にも、京都は探検しがいのある場所がたくさんあるところが素晴らしいメリットだけれど、それはどの県に住んでも同じとも言えるかな。とはいえ、京都って日本人にとっても特別な魅力のあるところですよね。

想定内のデメリット

パッと誘える友達がいない

当然ながら近くにいる知り合いの数はググッと激減。新しい友達作ればいいじゃん、とか会社員ならまだしも自宅警備員にはあまり現実味がないもので「今日お茶しません?」「来週ごはん行かない?」みたいなの全く無くなりました。

言葉迷子

一番流暢なのは福井弁、でも東京弁もペラペラ。わたしは京都弁は話せませんが、関西弁を基礎としている福井弁を頼りに、関西弁のマネはできます。しかしこれにはボロが出る。頼りついでに福井弁もたまにポロッと出る。いっそ東京弁の方がラクだけど浮く。先生、どうしたらいいですか。広東語と英語喋れる香港人は、台湾に住んだらちょっとそっちに寄せた中国語をしゃべるのでしょうか。

美容院が見つからない

切実。この1年、スパンを長くしてずっと東京で切っています。いろいろ探して行ってみた京都の美容院で一回山の子みたいなショートカットにされてから、やすやすと発掘できない。ロングだったらまだ楽なんだけどなあ。もう山の子になりたくないよう。

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 icon-camera 定期的に表参道に現れる女

「東京のみ」意外と多いんだね・・・

都民だったときには気にも止めなかったよ、こんなに東京だけのライブが多いだなんて。涙を飲んだライブが多すぎるよ。むしろこれだけがデメリットだと言っても過言ではない。聞くところによると昔から京都は集客の悪い土地柄でブッキングも少ないのだそうです。いつも大阪まで見に行かなくちゃいけない。これは毎回横浜まで見に行くぐらいのプチ面倒くささ。

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 icon-camera でもインデアンカレーは食べる

展示会やポップアップ、大きなイベント。映画館も数が少ないから見そびれた映画がある。あとテレビ。告知見て番組表見ても載って無くて『関西いつだよ・・・てか関東ローカルかい!』ってのが思ったよりしばしばあるね。まあ、逆に都民にはトミーズもハイヒールもなかなか見れないわけだが(あ、いらないですか)。とにかく「ああ!東京だったら!」という娯楽が多くてそれだけはとても悔しいです。

まとめ

わたしは地方出身の人間なので、東京の人ではない。でも長らく住んだ関東で染み付いた習慣や概念があるので、この歳で地方に住むとまた10代の頃とは違った新鮮味があって楽しいです。「京都どう?」ってよく聞かれるけど、まあゆうてもほどほどに都会味のある京都だし、わたしたちが子供のときと違って今は物流に関してはネットがあるし、何かあればわりと大阪で事足りるので、不便は意外とありません(ライブ以外はな・・・)。

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 icon-camera 東京に行くのは楽しい

むしろ広大な東京と違って、手の届く範囲に興味のあるものがたくさんあるのが便利だと感じることすらあります。歳をとってきたら生活区域ってこんぐらいのサイズでもいいのかもしれません。その代わり、ビジネスチャンスや刺激的な要素に関してはインパクトレベルが下がります。人によると思いますが。



最近は「東京ってめちゃくちゃ都会だな・・・!」とたまに行くたびに思って、よくもまああんなアクとパワーの強い場所に長いこといたもんだなと思います(衰弱)。でも、昔から地方も首都も両方知っている地方出身者及び移住者というのは素晴らしい強みだと思っているので、便/不便、向き/不向き、高い/安い、いろいろあるし東京のライブも行けないけど(しつこい)引き続き旅行してる感じで、面白がって過ごしていきたいと思う所存です。せっまいせっまい京都ですけど、皆さんも是非おこしやすですよ。

ご清聴ありがとうございました。

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