そうだ、カンボジア行こう

今日の旅メモ2017.1.16(ホテル移動とカクテル教室)

8時起床。今日は天気が悪くてアンコールワットを見合わせたせいで特に予定もないのでゴロゴロしようと若干の二度寝。充電しておいた枕元のiPhoneを見ると今日泊まる予定のホテルからメッセージが届いている。え。どうやら何かのトラブルとやらで系列の他のホテルに移動してもらえないかとのオファー。うええここに来てそんなのありかー。丁寧ながらもあまりにもサクッとした内容に、どんだけホテル決めるのに検索したとおもってんだよー!とすっかり折れた。

移動先は三ツ星みたいだし値段も据え置きかあ?これはグレードダウンになるのか?と「せっかくの誕生日旅行なのに」と自分ではそんなに思っていない感じで渋りながら詳しい情報を求めると「1週間前に出来たばかりのホテルですべてが新しいですし、よりパブストリートに近いです」とのこと。改めて調べるとなるほど、綺麗。どうりでネットにも情報が少ないはずで、レビューもないわけだ。リヨンのユースに泊まったときと同じパターンだな。「OKではやむを得ないので了解しました。ワイン1杯でもご馳走いただければディールとしましょう」と送り返した。しばらくして「やっぱりトラブルが解決したので元のところでお願いします!」とのこと。何?ワインとか書いたのダメだった?ダブルブッキングとかじゃないの?結局元どおりに。

さてお昼のチェックイン時間までどうしようか。ひとまずザッと荷物をまとめる。ホステルの外の小さなベンチで毎日人を待ったり喋ったりしていたのだけど、その前の道には常時同じメンツのトゥクトゥクドライバーたちが待機していて、ホステルから出てくるひと全員に「TUK?」と声をかけてくる。ここだけではなく町中のドライバー全員がすれ違いざまに、または道の向こうから、待機していて絶対に声をかけてくるのが常。しかしながら全く同じメンツに4日目となるとさすがにこなれてきてしまい、またわたしが毎日このベンチでぼーっとしているものだからすっかり顔みしりになってしまった。でまたわたしがよくその人たちと座りながら喋る(でも乗らない)のであった。

今日はもうホステルのドアを開けた瞬間から向こうも「おうあの日本人’」という感じで笑っており、わたしも「うぇーいおはよーう」と手を振りながら歩いて出てくる始末。最初の3秒だけは「トゥクトゥクでどこかいかないの」と聞かれるのだけど、「のらね」とわたしが答えるとあとはもう、今日天気微妙だねえ、あのドイツ人の友達何してんの、昨日の結婚式どうだったのよ、とちょっとした近所のママ友みたいな会話が続くのだった。

ホステルの前には小さなセガフレードのドリンク屋台(本当に結構ちゃんとしたコーヒーマシンが乗っている)があって、若い男の子がトゥクトゥクで昼寝しながら切り盛りしているのだけどそこで朝ごはん代わりにお茶を頼んだ。ミルクも砂糖も無しね、と1番よく喋った気さくな、そして誰か思い出せないけど友達に似ている、キャップをかぶったお兄さんに伝えてもらった。果たして出てきたのはドブかな?みたいな濃い緑色の液体で微妙に甘く、キャップ兄貴は「これがグリーンティーだよ」とミルクと氷を入れたペパーミントグリーンの自分のカップを指差すのだった。ああ、このお茶の正解はそっちだ。まあいいや・・・と氷を入れてもらい味を薄めてもらった。

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ねえねえあのさあ朝食でなんかいいもんないの、ミーケウとか麺色々あるじゃん、と話したら斜め前の店のダックが美味しいという。じゃあ行きましょう、とその通り道を渡ってmonorom restaurant へ。開店3分前だったのでニコニコしながら中を見つめていたら開けてくれた。入るなり「ミーケウ、ダック!」数分できた。

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11時、遅い朝食。ダックのミーケウは黄色い少し縮れた平たい細い麺で、スープもちょうどいい塩梅。レモングラスの味がするワンタンと野菜とダックが入っていてなかなかの美味しさだった。3.5ドル。キャップの兄貴ありがとう。帰って超うまかったわ!と親指でグーしておいた。

さて荷物をばーっと詰めて最後に二階のラウンジにいたクラウディアに挨拶。メールを交換してサイモンとマーティンに宜しく言っておいてね、と伝えた。なんとも名残惜しい楽しい宿でした。毎日食堂の片隅で電気を消されようとも座敷わらしのように深夜まで旅メモを書いていたのが懐かしい。日がな客を待つトゥクトゥクのおじさん(でもきっと全員年下)にはまたきっと通りかかると思うけどまたねえ!あとちょっとシャッター押して、とお別れをした。

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ここから5分ほどらしい次のホテル。大通りから横道に入り俄然道の悪い中をテクテク歩いていく。えーっとここを曲がるんだな、ととある小さなレストランを通り過ぎようとふと見るとテラスにまさかのサイモンと毎朝人を待たせまくることでおなじみのマーティンと、風邪ひきだったジャーマン女子がいる。おお!!ということでお別れだよ、とサイモンと連絡先を交換して、マーティンにはその辺のナプキンに名前を書いて(俺いま携帯もってないから・・・とここでもまたノロかった)さよならした。マーティンはあまり英語が上手くないのもあって結構寡黙だったけどいつも口の両端がキュッと上がっていて目をバンビのようにキラキラさせていて、じゃあねと言ったらわー!とハグしてくれた。こういう「ホントにどうしようもないけどどうしても憎めないタイプ」のマスコットみたいな人、いるよね。

その後ああ、あった!とホテルに入ろうとしたらふと「あ、違うわここ引っ越し先のはずだったホテルだ」と、ちゃんとGoogleマップに星をつけておいたばかりに大きな間違いをしていたことに気づき、バカみたいに3人のいるテラスをまた通りかかって「道まちがえたー」と笑いながら通り過ぎて本来のホテルに向かった。お昼を過ぎて、すなわちチェックアウト時間を過ぎて、道には大量の荷物を積んだトゥクトゥクとか前後がけしたバックパッカーたちが移動中。

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ここで例の料理教室オーナーのベンから連絡がきた。いま教室の帰りなんだけど午後のご予定は?とのこと。めんどくさい香りがしたので「ちょっと部屋が寒かったからお腹痛くて友達と出かけるの断ったのー」とやんわり断る。当然「結婚式の料理じゃないといいんだけど。。。」と返ってきたので「わたしその辺は強いからまず部屋の空調のせいよう」と朗らかに返して話題を変えて事なきを得た。ああ、わたしの歳伝えてなかったか。ふっ。

本来のホテルに到着。ああ、思ってたよりボロいな。暗いし。まあ3泊で1万円だからいいか。ただしフロントのお二人はやたら丁寧で、例のトラブルは水道トラブルだったのだけど思ったより早く回復したらしい。清掃中だったのでプール(これも想定よりずっと素朴だった)の横で寝っ転がって待った。しばらくしてお部屋オープン。ベッドの幅が3倍になった。何より個室ってやっぱりラクだよね、ダラダラできるもんな。

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明日以降のブッキングを手伝ってもらい、溜め込んでおいた洋服をここで1kg1.5ドルのランドリーにドンと出した。今出したら17時ごろには上がってくるという。町のランドリー屋さんで見るエクスプレスの文字は嘘ではない。そんな早いんだったらバケツいらなかったじゃん今回。みたいな。そこから冷えた部屋でNHKの相撲中継を見ながら文字通りゴロゴロしていたら15時を過ぎてしまったので、あかん!これはカンボジアではない!とハッとして外に出た。

さすがにそろそろ地理も把握してきた(というか飽きてきた)パブストリートに行くと例の食べる昆虫を売っている屋台の前できゃーきゃーしている人たちがいたので便乗して写真を撮らせてもらった。普通だったらうかつに近づいていくと「写真50セントやで」と言われるのでちょうどよかった。味を聞いたら「ひたすらにクランチーで味しない」とのことだったけど、その後クモを食べて「あ、これはまだいいかも」というのでツレたちが爆笑していた。ベンはいつ作られたものかも定かじゃないから絶対に食べないように、と言っていたのでやめた方がいいと思います。

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十字路でパンケーキ屋さんを見つけた。アヌーが美味しかったと言ってたので早速挑戦。バナナとヌテラ(!)のパンケーキ(実際はよく焼いたクレープ状)1ドルをオーダー。ロティのようだけどロティではない。そしてロティのほうが美味しかった。でも作り方は面白かった!

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この辺の地図を見ていた時に気になったところに行って見る。今日はやたらと暇だったのでパブストリートから一本入ったところにあるカンボジアの古い住居を改造したバーでカクテル教室をやっているのを知り、どんなもんだろうと下見にきてみた。この辺の場所の路地裏感はメインストリートよりも断然好きで、この教室のあるバーはその更にわかりづらいところにあった。二階のバーで担当の可愛い女子に話を聞いていたら俄然興味が湧いてきてその場で申し込んだ。15ドル。

スタートまで1時間あったのでまたもアヌーの口コミで知ったテンプルマッサージに行く。これはテンプルクラブっていうやかましい飲み屋とおなじみロゴなので系列店なのだと思うのだけど、パブストリートにある店舗とその先を曲がったところにある店舗では全然値段が違うというのだ。果たして半信半疑で行ってみたらとってもキレイなインテリアで、寝転ぶベッドもふかふかで、それでいて足ツボ1時間1.5ドルという驚異的な価格なのだった。人もいっぱい。みんなちょっと二度見しながら入ってくる。スキルはといえばまあ喋ったりよそ見したりしながらなのでボチボチだけど、それはもう多分カンボジア全体的にそれが主流なのじゃないかと思うのでしょうがないと思います。

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さてさてカクテル教室。別にカクテルを好んで飲むことはないのだけど、今日の教室はクメールカクテル教室。材料もカフィアライム、ガランガル、タマリンド、ライスパディなどちょっとお目にかからないタイプのカクテルなのであります。結局生徒はわたし1人で、お庭の長テーブルでマンツーマンで材料の説明と試食、カクテルを3種作っては飲むというどう考えても楽しいお教室のスタート。一杯目を作り終えたところでアメリカ人の女の子が入ってきたので、暇なわたしは「ああ、じゃあ待ってるからどうぞどうぞ」と追いつくまで待ち、暗くなっていく店先で時々普通のお客さんにみられたりしながら、ライムを潰したり、サトウキビジュースを計量したり、混ぜたりして想像以上に充実した90分を過ごしたのでした。(この記事もまた改めて)教室の後はアメリカ人カップルと一緒に作ったカクテルを飲んでほどなくサヨナラ。

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ところでこの隣のバーでお教室中からずーっと気になる曲ばかり流れていたのでした。ストーンローゼズ?と思ったらJAM、ニューオーダー、スミス、と続きこれはイギリス人の祭りなのかな?と気になって仕方ない。お昼前に見た時から結構いい感じのところだなと思っていたので思い切ってイン。白ワインを一杯。正直夜はちゃちくてイマイチだったけど、パブストリートの狂騒に飽きてしまったり元から合わないタイプは一本路地に入ったほうがよい。小さくていい感じのところがたくさんあるから。有名なMs.Wong という租界をイメージしたような上海バーもすごく素敵だったし、初日にしかやってなかったけど渋いスパニッシュの生演奏を店先でやるタパスもあるし。一点、その中でクレープリーがあって看板にブルターニュと書いてあるのだけどいつ通ってもお客がいなくて店主らしきいかにも気難しい西洋人がしかめっ面で奥からこちらをみつめているので、これまた気になって仕方ない。何があってこちらにこのようにマニアックなお店を出されたのか、そもそもフランス人なのか、ブルターニュってクレープなんでしたっけ、とこのまま行かないと後悔するのではないかと思っているところ。

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よく飲んだのでテクテク歩いてホテルに帰る。パブストリートから8分ほどでそれなりに暗くなっていく道なのだけど、バーや商店の小さいのもあるし、なぜかこの時間に美容院が繁盛しているし、まあ通りにはトゥクトゥクやバイクが通っているので問題なし。受付では出来上がったランドリーをいただいた。めんどくさかったのでユニクロのパンツもブラトップもまとめて出しちゃったけど、全部キレイにいい匂いになって、Tシャツやズボンなんかは畳まれてパックされて返ってきたのですこぶる感動した。タイにもよくあるらしいので今後はこれだな。ここほど浸透してはいないだろうけどね。

さて、そんな杉森さんがホテル受付の冷蔵庫で見つけたのは、おや?18日発売の「東京弁当生活帖。」ではありませんか。

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すでに書店でフラゲされ始めているともっぱらの噂で、よく冷やして読むと一層面白くなるとかならないとか。「みんなのお弁当の参考になりますように」などとは1ミリも思っていないようなので、気軽に読んでいただけるといいですね。発売日まであと1日です!わおわお。

つづく。

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