そうだ、ハワイいこう

今日の旅メモ(朝SUP、カルーアポークとマラサダ、ビショップ博物館、太宰府金比羅出雲大社)

今日は朝からどえらい騒音を撒き散らすごみ収集車の音がしなかった、毎日来るわけじゃないのかな。おかげで早朝から起こされることなく起床。食堂でホールフーズで買ったワシントンチェリーのヨーグルトを食べた。さすがに5泊していると人の出入りに波があり、今日はとても静かな朝の日。

SUP教室で爽やかモーニング

比較的値段が安かった「Ohana Surf Project」のSUP(Stand up paddle)朝一番のクラスに参加すべく、ハイアットの裏側で送迎待ち。水着とサーフパンツとラッシュガード着用、すっぴんで日焼け止めは塗り倒している。ボード関係は全く未経験なので最初はちゃんと説明をきいた方がいいだろう、と日本語クラスの申込みをしたつもりだったのに先生、普通に英語だった(笑)

IMG_2103

同じクラスのゆきちゃんとゆりちゃんは東京からやってきたらしい。戻りの日に雪の恐れがあるからダイバートするんじゃないかと心配していた。そしてわたしはやっぱり髪の毛を理由に「サーフィンやりそうですね」と言われるのだった。それ、コナでも言われました。そう、人は見た目が9割。

IMG_2109
 icon-camera サーフスクールバス

カピオラニ公園横、昨日ヨガをやってた辺りにお迎えバスは滑り込んで簡易タープの基地に到着。赤いラッシュガードを借りて、サーフシューズを履き、貴重品をボックスに入れる。一応iPhoneも防水ケースに入れて持っていこうとしたけれど、海に入る前になってどうもそんな余裕はなさそうだなと思い直して預けておいた。結果、正解でした。

IMG_2104

IMG_2102

ボードが死ぬほど重い。こんなに重いの、ボードって。パドルとボードをヨロヨロしながら浜に運んで準備体操。パドルの持ち方やボードの立ち方などのレクチャーを受けて、ボードと足首をつないで10分ほどでさっそく海にイン。本当は午後の暑い時間にしたかったけど、朝しか空いてなかったんだよね〜水冷たいの嫌なんだよな〜と思っていたけど、海に入ってみたら5分で慣れた。先生のディーナは朝の方が気持ちがよくていいよ!と言う。波も穏やかでSUPにピッタリの日。

さて、おばさんの初サップ。コアマッスルなど持ち合わせたこともない身体を支えるのは、マックスに緊張した足の裏(笑)ガチガチのパツンパツンに固まりながら、先生に膝を曲げてなるべく柔らかく揺れを分散させるように教えられる。止まると駄目、パドルで前進してるほうがより安定するらしい。遠くをみて、胸を開いて、腕を伸ばして。そもそも泳ぎが苦手なので遠浅とはいえ沖に出ていくとコワイ。でも、海コワイ!と思うほど固くなっちゃって悪循環。

遠くを見ると、さっき浜にいたおじちゃんがSUPで嘘みたいな波を越えて見えなくなるほど沖に出ていた。なんだあの人・・・神かな・・・。こうやってボードの上に立つと、いかにサーファーがすごい技を繰り出している人々なのかが十分過ぎるほど納得できる。サーファーすごいな、わたし絶対一生サーフィンは無理だと思う。

IMG_2190
 icon-camera 必死のこびとたち

堤防を越えるために少し沖に出たところで波を食らって二度海に落ちた。しょっぱい。落ちた自覚がないうちに落ちてるものなんだね。波が来ると露骨に衝撃波が来るので、うまく吸収できなくてドボンである。ボードに這い上がるのだけはうまくなった。まあ一度落ちたらもう何度落ちても一緒だわい。浅いので足がつくけど、これ海深かったらすげえコワイ!!やっぱり海コワイある!相変わらず海への苦手意識が拭えないまま、1時間経って浜に戻った。いや〜楽しかったけど難しいもんだなあ〜SUPって。要領はわかったのできっとまたどこかでやるでしょう。

沖に上がって公共シャワーを浴び、パドルなどのお片付けをしていると、スタッフさんがとった写真を全部見せてくれたあとに有料でいかがですかと申し出てきた。出た、すごい写真撮ってるなと思ったらやっぱりそうか。全写真50ドル、2枚で20ドル。すごい雑な値段設定だなー。あんまり高いので値切って3枚を20ドルにしてもらい、全員が写っているのを選んで割り勘で支払った。ゆりちゃんにお願いしてあとでLINEで送ってもらう。再び送迎してもらって、先生とも楽しくおしゃべりしてさようなら。ゆりちゃん、ゆきちゃんもありがとう!

IMG_2105
 icon-camera みんなで笑いながらへっぴり腰を確認

IMG_2108
 icon-camera ひどいありさまのわたし

「Kono's」のカルーアポークラップ

さて宿に戻ってブログ書いたりなどしてお昼時間。最後の貴重な一日、ゆきちゃんに教わったISLAND VINTAGE COFFEEのポケランチも魅力だったけど、まだ行くつもりだったのに行ってないところにいかねば。すっかりこなれたチャリンコbikiに乗って北へ上がり「Kono's」へ。

IMG_2120
 icon-camera 町家レストラン的なたたずまい

ノースショアのお店の支店で、昨日カイルアタウンでも支店を見かけたお店。売りは12時間かけてゆっくり蒸した名物カルーアポーク(カルーアピッグ)。これにポテトやベーコンやたまごを一緒に巻いたモーニングの具材全部入りみたいなラップ「breakfast bomber」が名物だけど、わたしはお米やチーズが入っているラップ「BBQ Pork Bomber」とミントレモネードにした。

IMG_2130
 icon-camera さっぱりとした店内、日本語メニューあり

IMG_2122
 icon-camera ハワイの店ってグッズ好きだな

やってきた土管のようなラップはめちゃくちゃ重くて、これ全部今からわたしの胃袋に入るのですか・・・と思ってしまうほどのボリュームだったけど、食べてみるとそのカルーアポークとやら、牛丼っていうか豚丼っていうかフルーティーなグアバソースを使った甘辛い味付けがなんだか親しみがあって日本人好みな食べやすさ。あらこれなかなかウマい。9割方食べて(だいぶ頑張った)、せっかくなのでお隣のお店へ。

IMG_2125
 icon-camera 持ち上げるとマジ重い

IMG_2129
 icon-camera 意外とジューシーでさっぱり

定番「レナーズ」で揚げたてのマラサダ

さあ、マラサダであります。いっとき流行したこの超有名なお菓子を一度も食べたことがありません。日本でも食べられると思うけど、この「レナーズ」のマラサダ、ようするに揚げパンはKono'sの隣という非常にありがたい立地。お腹パンパンからの揚げ物デザート、よしかかってこい。

IMG_2144
 icon-camera BTTF2みたいな看板だな

IMG_2143
 icon-camera フィフティーズ、かわいい

50年代のダイナーのようなキラキラネオンの「レナーズ」は超観光スポット。あらゆる国籍の人たちの行列でまだまだ人気。お会計を終えて、レシートを持ってそれに書かれている番号が呼ばれるまで待ちます。オフシーズンでも10分ぐらいは待ったかな。盆正月はさぞかし待つんだろうねえ。

IMG_2133
 icon-camera この古くささとピンクのロゴがいい

IMG_2135
 icon-camera パンもかわいい

IMG_2134
 icon-camera クッキーとか売れるんかね

うわあ、アツアツ。揚げたてあっつあつ。頬張って一口で納得した。あーなるほどこれはウマいね。もっちもちのフワフワとしか言いようがない揚げパンは砂糖をまぶしてあるだけのシンプルな一品なのにクセになりそうな美味しさ。

IMG_2139
 icon-camera 絶妙な食感のマラサダ

あ、これポルトガル菓子なんだ。まあでも何でもいいです、とにかく美味しいのには変わりない。5秒で完食、またハワイに来たら今度はもっと食べたい!ホントに美味しかった。今度うちでドーナツ作ってみようかな、とか思っちゃうぐらい。

ビショップ・ミュージアムで睡魔と戦う

ここからまたもやUBERに乗ってはるばる西へ移動。一度行ってみたかったハワイの歴史や文化の展示物のあるビショップ博物館へ。が、これがまた休館日かなと思うぐらい人がいない。入場料の24ドルという予想外の高さに半笑いになりながら、一体何があるのよこの値段、と静かな館内へ。

IMG_2155
 icon-camera 重厚なメイン館

ミュージアムは重厚なメインの建物と特別展示館、庭園、体験型施設館みたいな感じに分かれているらしい。ちょうどお昼頃になると日本語ツアーやプラネタリウム(ベンチで見る小さめタイプ)が行われるようだったけど微妙にタイミングも合わないし、今回は自分のペースで見てみるか。正直ハワイの歴史についてよりも、ここの建築物が見てみたかったという興味があったのでメインホールの写真を撮りまくり。外見も素敵だけど、中の吹き抜けも圧巻だなあ。博物館らしくて素敵。

IMG_2160

IMG_2180

IMG_2175

IMG_2181

展示はハワイというよりその歴史をたどるとポリネシア系の海や神話の話が主で、タヒチやらトンガやら魅惑のチキルームな感じの木彫りの神様像とか、釣り針とか、草木で作った生活用品とか。各自QRコードで読みとるオーディオガイドもあったけど、あまり日本語には対応しておらず。頑張って英語を読んだり、聞いたり、映像を見たりして勉強するつもりできたのに・・・早い話がめちゃくちゃ眠いのだった。眠すぎて座り込んだぐらい眠い。緊張と緩和。朝SUPの疲れがどばーっと静かな博物館で開花して、パトラッシュ3秒前。

IMG_2169

IMG_2182

IMG_2185
 icon-camera ボッテガヴェネタ

何とか気力を振り絞って展示の方は一応ひと通りざーっと見たけれど、あんなに高い入館料の元は取れない感じで退散。やっぱり博物館はきっちり時間を取って勉強する強い意志で来ないと駄目ね。あ、でもサーフィンの英雄、デューク・カハナモクのサーフボードが展示してあったのは感激した。これ浮くの?みたいな分厚くてバカでかい木製のボードでした。こんなの絶対浮かないと思うよ?

IMG_2195

IMG_2202

IMG_2187

あと、コナで見てから気になっていた羽で出来た王族の象徴である装飾「カヒリ」の展示室も面白かった。不思議な形、不思議なつくり。知らないものがたくさんあるから博物館って楽しいな。眠くないときに来よう。

IMG_2206

IMG_2207

ハワイ太宰府天満宮と金毘羅さん参拝

ビショップ・ミュージアム周りは住宅街で、ここを抜けてハイウェイ方面にテクテク向かうと10分ほどでハワイの太宰府天満宮と金毘羅さん。なぜかダブルで参拝できるという特なのかこれでいいのか戸惑うスポット。

IMG_2221
 icon-camera 落書き壁の向こうにお社である

IMG_2222
 icon-camera なんでダブルなのかな

一応水道の御手洗もあるし、古い御札納めボックスもある。ちゃんと鳥居もある。いくら払えばいいのかな、ひとまずポケットの小銭をいくらか出して2つのお社にお参り。ひとつ言わせてもらえば、賽銭箱とガラガラの鈴の間が遠すぎて、一回階段登ってお賽銭いれてから階段降りてきてガラガラを鳴らすっていう謎の動線になるのを何とかしてほしいところ。

IMG_2223
 icon-camera 突然のジャパン感

IMG_2224
 icon-camera 左が太宰府、右が金毘羅さん

一応覗いてみた御札やお守りの販売所には日本人の先客も。無人のため、お代(お札のみ)は封筒に入れて社務所の投函口に入れるという性善説運営。なかなか商売感のあるラインナップで星条旗お守り、ゴルフお守り、謎の808お守り、ハイビスカス柄などなど。

IMG_2225
 icon-camera 一応行ってみるだけ行くかと

IMG_2228
 icon-camera めっちゃあるんですけど

IMG_2226
 icon-camera お金を入れる専用封筒はリサイクルします

ククイナッツの健康お守りとホヌ(海亀)柄のお守りをお土産がてら買って、ポストに20ドル入れた。お守りにしてはどえらい値段だけど、なにせお釣りの出ない無人ゆえ結果的に手持ちのお札分買うしかないという思う壺。くっ。計算的に余った1ドルでおみくじを引いたら大吉、旅行は『利益あり 行きて吉』。あれっ、でも結ぶところが無い!

IMG_2230
 icon-camera 絵馬かわいいな

IMG_2234
 icon-camera カタカナの違和感

IMG_2233
 icon-camera Patriot!な皆さんに星条旗お守り

IMG_2235
 icon-camera 808お守りは生地を変えたらもっと売れるとおもう

IMG_2239
 icon-camera ククイナッツの生地かわいいんだよ

ハワイ出雲大社にも参拝しよう

中心部に戻る途中でチャイナタウンを通る、その脇には今度は出雲大社がある。太宰府と金毘羅さんと出雲大社一日で周れるって逆に不安になるな、と思いながらもせっかくなので寄ってみたい。が、太宰府金毘羅さんの脇はでっかいハイウェイ。バリバリ高速脇。お社の裏(金網にドアがある)を少し進んだところにある道からバスが出ているはず、が目の前でそのバスが行ってしまった。

チャイナタウンは夜に行かないように、とは聞いていたけれどこの界隈からすでにあまり観光者にはよろしくない雰囲気。道路脇にゴミ、車の修理工場やローカルな食料品店、人気のない建物など。バスを待つのに座っているのも落ち着かないから、歩いていくか。まだ日も高くて人通りもあるのでズンズン行けば大丈夫。出雲大社まで行けばチャイナタウンからは自転車のステーションがある。というわけでまさかの20分、はるばるお社からお社まで歩いた。ハッキリ行ってバスを待った方がよかったぐらい炎天下を歩いて出雲大社に到着。

IMG_2241
 icon-camera あったあった

IMG_2242

こちらはまた少し違った荘厳な雰囲気。御手洗もちゃんとしていて、神棚の前で装束姿の宮司さんがご祈祷中。さっきの高速脇の無人なダブルお社とだいぶ違うな!でも狛犬にはカラフルなお花で作ったレイがかかってシーサーみたいなトロピカル感を出しちゃっているし、神棚の上にはネオンサインなのがやっぱりアメリカン。ていうか、また賽銭箱が階段の上にあるの、なんで?なんで?首をかしげながらまた階段を行って戻ってガラガラを鳴らす。

IMG_2244
 icon-camera 御手洗の横にペーパーあるのめっちゃいい

IMG_2248
 icon-camera なんか楽しそうに見えるw

お社の隣のオフィスにお守り売り場。こちらもいろいろなバリエーションがあって、スポーツお守りやマラソンお守りなんてのもある。こちらでもお土産とBusinessお守りを買った。裏にHAWAII IZUMO TAISHAって描かれてるのいいかんじ。あと、交通安全ステッカーがハート型でかわいいのでお土産にまとめ買いしてる人いました。

IMG_2251
 icon-camera こちらもまたすごいバリエーション

アラモアナ市立公園のサンセット

チャイナタウンでbikiを借りて今度は海の方へ。めっちゃかぎ慣れた中国臭のする夕方のチャイナタウン、確かに早々にクローズしている店が多くて、開いてる飲み屋にはすでに泥酔して奇声をあげてるヤバイのがいるな。なるほど、こんな感じか。

IMG_2254

IMG_2323

最後の日ぐらい見通しのいいところでサンセットをゆっくり見ようかしらと思ってアラモアナ市立公園にきた。カピオラニの方と違ってこちらはビーチで泳ぐ人もいつつ、見通しよく開けていて綺麗に水平線が見える場所。ベンチに座って段々沈む夕日の写真を撮る。今日は雲もなくて水平線にきっちり太陽が沈む夕暮れだったな。まだまだ泳ぐ人もいる、午後6時半。ああ、きれいだったなあ。

IMG_2332

IMG_2345

世界ふれあい街歩きだったらサンセットを見たところで終わりのテーマソングが流れるけれど、ここから自転車でさらに町中へ移動して最後の晩餐。結局bikiは300分中ちょうど1時間を残したところで終わり。でもちょこちょこ4時間はバイクシェアを利用していた計算。ホント、助かりました。

IMG_2347

IMG_2365

「マウイ・ブリューイング・カンパニー」でビアフライト

水を携帯していなかったのでとにかくビールが飲みたい。最後は軽く一杯だけ、カラカウア通りのど真ん中にある大箱ビアパブ「マウイ・ブリューイング・カンパニー」へ。バーカウンターも巨大で賑やかで明るいけど結構おひとりさまも多いので気が楽。

IMG_2377

4種類を少しづつ飲める「ビア・フライト」は京都のブルワリーでも飲んだっけ。ビキニブロンドやパイナップルビールなどどれも美味しくいただきました。これで8ドルぐらいだったらちょっと一杯にはいいかも。お昼のハッピーアワーがど安いとのことなのでまた次の機会に。

IMG_2378

IMG_2380

さて、宿に戻ってパッキング。帰りはABCマートに寄ってマヨベースのポキ(期待してなかったわりにめっちゃウマかった)と、2個だけ入ってるマカデミアナッツチョコを買い、まだ残っていたリリコイをじゅるじゅるすすって晩御飯代わりにした。

IMG_2389

一風変わったこの宿も、5泊もするとすっかり慣れてしまって去るのがなんだか寂しいもんだわ。

にほんブログ村 料理ブログ お弁当へ

-そうだ、ハワイいこう

この記事をシェアする!