そうだ、香港行こう

今日の旅メモ 2017.9.2(大江戸温泉から香港へ。ウィニーの家鍋)

だいぶん盛りだくさんになっているので一部は追って書くことにしてひとまずダイジェスト。1日の終わりに旅メモを書くのが体力的にしんどくなってきているのは衰えか、それとも内容が濃くなっているのか・・・。

大江戸温泉泊で早朝羽田にトライ

さて今回は(いや、今回も)早朝発、ということで初の『大江戸温泉に前泊コース』にトライ。(後日投稿予定)今まで一度も行ったことがなかったので海外旅行客がドッと押し寄せていて寝る場所もない状態だったらどうしよう・・・と案じていたのだけどそんなこともなく。なかなか広くていいじゃないですか。

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観光地とあなどっていたら意外と飲めて楽しい場所だったので結局寝る時間は少なくなり、ロクに仮眠もしないまま早朝のバスに乗って一路羽田空港国際線ターミナルへ。午前四時半の羽田空港には相変わらず屍があちこちにゴロゴロしています。

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今回は30リットルリュックとトートバッグの荷物。ちょうど5キロでした。香港エクスプレスの制限重量は7キロなので一応美しくクリア。ここでどうにもお腹が減ってきたので出国後にフードコートでまさかの六厘舎つけ麺デビュー!めったにこういうの食べないけど、なるほど行列の出来る店だけあって結構おいしいね。

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この時間に食べられるのは、他には肉やカレー、うどんやスープなど意外と種類豊富。朝からだいぶんガツンとしたメニューが多い。近くのゲートからは5時台初のタイガーエア台湾の呼び出しが。ああ、わたしあれに乗って台湾いったんだなあ。あ、「そうだ、台湾いこう」好評発売中です。

はじめての香港エクスプレス

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はじめての香港エクスプレスは周囲に痛い目にあった不安な人が多くて事前評価が物凄く悪かった(笑)わりに、台風にひるむことなくほぼオンタイムで香港に到着。ミラクル!しかもほぼ満席の機内の中で奇跡的にわたしの隣の席がひとつ空いていたおかげでかなりダラっとした姿勢が許され、比較的楽な感じで過ごせたのはありがたかった。時間は10時。

入国後は例によってATMでクレジットカードから現金を調達し、トイレで化粧をし、お友達のアドバイスのもと到着ロビーの1010でcsl.のSIMカード(8日間用ツアリスト向け、118ドル)を調達して現地回線にスマホを接続。お姉さんが全部やってくれるので楽チンです。

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市内まではエクスプレスで。往復のチケットを買って、同時にカウンターで香港のスイカ「オクトパスカード」を購入。ああ、なつかしい。日本にスイカが誕生する前からこちらの地下鉄ではICカードが普及していたので、当時はなんて便利なハイテクなんだ!って思っていたものです。車窓に高層マンションの群れが見えたら、ああ香港。これですこれです。

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ローカルガイド、ウィニー

今回のステイはチムサーチョイ。古い記憶で地理が少しだけわかる、香港のドセンターに宿泊します。MRTを出て地上に上がると、あ、あつい・・・京都のピーク時のような湿度がねっとり。台風が来るからだそうです。ああ、そうでしたそうでした、ぶじについたらケロリと台風を忘れてました。

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この、室外機で道がべしょべしょになっているのや、竹で出来た建築現場の足場、なんかもう渋滞でぐちゃぐちゃになっている道とか、狭い歩道とか、この空気感をようやく思い出しました。かつてミス香港と同期に呼ばれるぐらい香港便にアサインされていた頃はもっと土地勘あったんだけどなあ、もう右も左もわかりません。お宿はいたって清潔でモダンなホテル。中途半端な睡眠から来る疲れには気付かないふりをしてチェックイン。

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昨年行ったタイの料理教室で、たったひとりで参加したわたしと同じテーブルで相席し、親しみ深く話してくれた気のいい三人の香港女子。そのうちのひとりウィニーちゃんはつい先日京都にやってきたので、居酒屋に連れて行ったばかり。そのお礼とばかりに到着するやいなやみっちりガイドのご提案。

モンコックにあるランガムプレイス前で待ち合わせ。「久しぶりー!香港にようこそ!」事前に『ローカルの麺が食べたい』とリクエストしていたので、早速近隣の路地に連れていかれて地図にも載っていない「榮園麺家」で魚丸麺でランチ。グーグルマップに載っていないなんて。もう二度と来れないじゃないの、と急いで現在地をラベリング。やっぱり細くて縮れた麺、うまいすねーしあわせー。

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テーブルにあった「ライチ酢」がちょっとポン酢ライクで美味しかったのでロックオン。材料を見るとドライライチが入っている(つけこまれている?)らしい。ライチの味がする〜というわけじゃないけど甘酸っぱくて和食にもあいそうな予感。よし、買おう。

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奶茶が飲みたい!

さて、30秒ででてくる麺をササッとかっくらったあとはウィニーちゃんの旦那さんタミーと合流。第二の私の願い「香港のクソ甘いミルクティーが飲みたい」を叶えるために各種賞を獲り倒している人気の喫茶店「金華冰廳」へ。周囲はペット街。ぶら下げられた金魚がわずかながらの清涼感。お店は土日とはいえ超人気店らしくものすごい人のインアウト。そして接客の雑さがぱないのでこれはひとりで来たら永遠に注文できないやつかもしれない・・・。

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ここで言われるままに7年ぶりの香港ミルクティー。あれ?もっとあまくなかったっけ?エバミルクばりばりの甘いやつを想像していたらなんか違った。他の場所でも飲んでみなくちゃだな。あとはおすすめのエッグタルト(結構人工的なイエローが特徴的な庶民的な味のやつ)、これまた一度食べてみたかったディープフライのフレンチトーストも。中に挟まれているピーナツバターのしょっぱさがいいアクセント、なんだけど揚げまくってるし蜂蜜かけるし、中年の胃袋にはなかなかのヘビーデューティー!

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すっかり乳脂肪で身体中満たされたあとは、お店の前でさらに香港女子のひとりベロニカちゃんと合流。おひさしぶり〜!ただのタイ料理教室で出会っただけなのに、フルウェルカムでありがたいことです。

噂の食器店を見てみよう

そこから旦那さんの車にのってウィニーちゃんのお家へ運ばれる道すがら、ちょっと行きたいと思っていた食器ファクトリー「粤東磁廠」へ。

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インダストリー系のお店が並ぶエリアの雑居ビルにひそかに入っている小さなお店。比較的著名な方々がいらっしゃっているせいか、日本語しか聞こえず。ネットや口コミで広がっている裏の人気店。しかしながら私は車だったからいいものの、ここまで自ら辿りつくのはなかなかの至難の技では?というほどの雑居ビル。店内は想像以上にごっちゃごちゃのトレジャーハンティング状態で、目から疲れたのでサクッと二枚お皿を買って終了としました・・・。(後日記載予定)

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家鍋の具材を買いに

今晩は家鍋にしよう、とウィニーから言われていたのでまずは具材の買い出しに「鯉魚門市場」へ。いわゆるアジアチックな足元べっしょべしょの市場と違ってデパ地下のような清潔さ。こういうお店近所にあったら最高だなあ、すごい目利きになりそう。

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お魚屋さんで貝や海老やイカを買い、八百屋でトマトやパクチーなど、お肉屋では牛肉を薄切りにしてもらいました。豆腐加工品のお店では二種類の湯葉、練り物屋さんでは魚丸やイカ海老のつみれ。手包みのワンタンや餃子、小さいあわび、きのこ、その他どんだけ食べるんだ、ってぐらい買って車の後ろに積み込みいざウィニー家へ。

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香港のご家庭お鍋ディナー

こちらの旦那さんはお医者さんなのでおそらく富裕層なのでしょう、一階にコンシェルジュが常駐し、ショッピングモールに直結(そしてセキュリティも固い)している明らかに高級なレジデンス。とはいえそこは香港なのでものすごい広いわけではないのですが、ホテルのようなビルジング。はーーー。

さらなる買い出しにモールへ繰り出し、イオンでチキンスープ、マーケットプレイスでビールを幾つか購入。そして三人目の香港女子ジェニーもやってきました。お久しぶり〜!これでタイ料理教室の4人が揃ったわけなのでした。不思議だねえ、なんだか。

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家鍋は夜7時にスタート。スープはチキンスープ+パパイヤ+生トマト+スイートコーンというかなり意外な組み合わせ。ちょっとスイート。小鉢につくったタレはみじんぎりのニンニク+パクチー+ねぎ+李錦記の蒸魚豉油。うまーい。これも買って帰ろう。

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日本だとどうしても一辺倒になってしまいがちな鍋、具材の豊かなバリエーションと見たことのないものたちで勉強しながら食べる、という感じ。うまいとしか、いえない。外食じゃなくて家飯にしてもらってよかった〜!

花蛤は新鮮、空芯菜(通菜)、油麦菜、生菜(レタス)はもちろんタレにぴったり、あわびはプリプリの食感が最高、編笠茸の食感はサクサク。大好物のつみれもプリプリで新鮮なのがよくわかります。食っては足し、足しては食ってを繰り返して、締めのうどんは死にそうなので遠慮し、たまにテーブルの下でワクワクしている飼い犬をなでまわし、ビールbluegirlを飲んで、ようやく解散。

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マッサージ探しはまかせろ

チムサーチョイに戻るとすでに23時で足も寝不足ボディも死亡寸前。グーグルマップで「foot massage」と検索していまいちだったので「按摩」と検索。

インテリアもおしゃれで応対もスマートだった「bodyzone massage」に着地。45分で2200円ぐらい、期待してなかったわりに丁寧で上手なマッサージで撃沈して本日は終了とあいなりました。

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ああ、長い一日だった!へとへと!(そして今回はロビーのPCで旅メモです)

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