そうだ、香港行こう

早朝出発LCC組の味方!大江戸温泉物語から羽田空港へ向かう体力温存コース

※先日の「そうだ、香港いこう」補完記事です、ご査収ください。

今回の航空券も例によって「いつ取ったか覚えてないぐらい前のセールで買ったチケット」でした。拙著『そうだ、台湾いこう』冒頭でも触れてますが、LCCは出発が早朝深夜帯であることでお安くなっている部分があります。今回乗った香港エクスプレスもこれに漏れることなくバッチリ早朝出発だったので、お台場のスーパー銭湯『大江戸温泉物語』を経由する手段を初採用したのでした。実際はどういう感じなのかブログで書いている人が少ないので、ここでザックリご紹介しておきまーす。

早朝に羽田空港へ辿り着く方法

都内または近郊にお住まいの人々が未明〜早朝に羽田空港へ何とかしてたどり着きたい場合、幾つかの方法があります。わたしの中で思いつく方法としてはだいたいこんな感じ。

  • 羽田空港近隣のホテルで前泊(セレブ向け)
  • 羽田空港内簡易ホテルで前泊(セレブ向け)
  • 最終電車で羽田に到着しロビー野宿(貧民向け)
  • 深夜バスで未明〜早朝に到着(勤務後直行向け)
  • スーパー銭湯から送迎バス(体力温存中年向け)

ひとりだったら迷わず空港野宿ですが、今回はツレがあるので比較的低コストで体力温存できるスーパー銭湯型をチョイス。ちゃんと送迎バスプランのある平和島温泉、大江戸温泉物語が有名どころです。

これらは午前3時台に羽田空港行きのバスを出してくれるのであります。事前に予約して入場料込で約3500円、ホテルに泊まるよりは安いし、広いお風呂にしっかり入れる、飲み食いできる、休憩処で仮眠もできる、のがメリット。ちなみに大江戸温泉物語の場合、当日午前11時から入場できると言われたので旅行の前にふやふやになるほど温泉入ることもできるっぽい。「なんかもう旅行行かなくてもいっか」ってなりそう(笑)

深夜の大江戸温泉物語へ

早く温泉に行けばいいのに「東京久しぶり〜」と徘徊していたら最寄りのゆりかもめテレコムセンター駅に到着したのは23時。もちろん始発駅の新橋で食って飲んでいます。大江戸温泉コースはそこもコミ。

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icon-camera ひとけのない23時の埋立地

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icon-camera 歩いて3分でつきます

中はとても広くて、建って結構経つのにまだまだキレイ。アニメとのタイアップ企画をやっていたので、あちこちに関連パネルやら飾り付けがありました。そういうのはよくわからない。

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icon-camera 受付でバス予約を確認

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icon-camera まずは浴衣を選択

機内持ち込み用荷物はロッカーに無理やり入れた(玄関のコインロッカーは有料)。受付の方いわく、ロッカーは男女サイズ差があってどうやら男性ロッカーは小さいらしい。着替えて中に入ると噂のお祭り縁日風食堂がバーンと広がっていて、若者たちがキャッキャウフフしています。

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icon-camera シンボル的やぐらバーン

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icon-camera 深夜の宴たけ

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icon-camera 占い・・・!

深夜なので全部は開いていないけど、2つの大きな食堂をぐるっと囲むようにして飲食店が。居酒屋でもう幾らでも飲み食いできる。これは大学生のときにみんなで来たらさぞ楽しかったろうな・・・!日本人の学生グループが多かったです。そりゃ寝ないよねー。

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icon-camera うどんもあるよ

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icon-camera こっちの食堂はすいている

肝心の休憩どころは3箇所

温泉経由コースで一番心配なのが「人がたくさんいて全然寝るところがなかった」という事態に陥るケース。大江戸温泉も外国人が大挙してその傾向があると聞いていたのですが・・・急いでチェックしに行ったらこの日は全然そんなことなかった!

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icon-camera 男女別です

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icon-camera 女性の休憩どころ(24時で誰もいない)

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icon-camera 男性の休憩どころ(大広間)

実際見てみたら結構な広さだ。最悪マットみたいなものが無くなっていても畳敷きだし、周囲に置いてある座布団で補完したら問題なく寝れるな、と安心。これが全部花見みたいに死体で埋まるような繁忙期ってまだあるのかしらこの僻地に。

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icon-camera さらにこの部屋も

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icon-camera テレビ椅子の安息部屋

ザ・スーパー銭湯なリラックスソファ席はなべておじさん又はカップルが多い。一度ここで寝ようと試みたのですけど、やっぱりちょっと色んな人がいて気持ち悪いのと、近くで踏切のデシベルぐらいのいびきをかくおじさんが寝ていてひどかったので退散したのでした。

そういえば温泉もあったんだった

エンタメ宿泊所じゃなくて温泉に入らないといけなかったね、とサッと入浴しましたけど結構広くて思いの外よかったな。露天の天井が高いのがさすがベイエリア・・・という感じでした。

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icon-camera 中は広いです

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icon-camera 夜中もやってるマッサージ

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icon-camera 一応これもあります

いざ、羽田空港へ

さて、広い温泉で温まったカラダを風呂上がりの一杯で冷やし、さーて休憩所でゆっくり休むか、という頃にはすでにもう結構な時間。ほとんど眠れなかったですが、それでも空港野宿に比べたら随分リラックスできる(主に身体的に)。

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icon-camera 若者は寝ない

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icon-camera 若者は寝ないのだ

午前3時、それでもまだ全然寝ていないヤング集団をよそ目に身支度。羽田空港行きの始発バスは3時50分出発、10分前にはバスまで来ていてくださいと言われます。10組ほどが同乗しました。

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icon-camera 早朝の羽田空港行きバス

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icon-camera 隣は成田行きバス!

こうして乗車すること30分弱、4時20分頃にはオンタイムで羽田空港国際線ターミナルに到着です。6時半出発の香港エクスプレスのチェックインに余裕で間に合います。これよりも早いバスは平和島からも大江戸温泉からも出ていないので、その場合はやっぱり他の手段かなあ。

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icon-camera わたしもあんな屍だった

まとめ

時期とタイミングによるとは思いますが、外国人に占拠されるようなことが無い限りは深夜でも何とか眠れそうな広さの大江戸温泉。空港野宿がそろそろキツイ、という中年バックパッカーには3500円の安心代は悪くないかもしれない。ただ、できれば20時頃にはもう入浴して健やかに仮眠することをオススメします!

リンク大江戸温泉物語ホームページ

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