そうだ、ヨルダンとドバイ行こう

今日の旅メモ(2013.4.23 tue)

インディージョーンズ最後の聖戦ラストシーンの感動を忘れられないまま大人になった中二病の杉森が夢を叶えにやってまいりました。しかし。


タワレコのタオルがよく乾きます


クッキーの詰め合わせ


きちゃった!

(今日やったこと)
・犬の鳴き声で目を覚ます
・さ、さむい…シャワーに行くが途中で絶望的にぬるくなりベドウィンと一緒に焚き火で暖を取る
・誰も起きてこないので一人で朝食、アラブパンやチーズなど
・ベドウィンに構われまくって焚き火で日本語講座、めんどくさい…
・朝日サンサン、テントの外に靴下とタオルを干しタクシーでペトラへ
・小銭がないのでモーベンピック前でタクシーを待たせてATM、ついでにWi-Fi繋いで9時すぎにペトラへ入る
・道中終始ロバとラクダの勧誘に誘われまくってまくってまくってもうええわ!
・エルハズネまでの美しい岩と朝日のコントラスト、最高でした。空が真っ青。
・ついにエルハズネ、昨晩見てるけどやっぱり荘厳で1時間半くらいウロウロして写真撮ったり頼みまくったり
・この辺から空前のiPhoneパノラマ撮影ブーム到来
・韓国のカメラ上手そうなテレビクルーに写真頼んだらそのまま番組に出てくれ、とペトラの感想をインタビューされ出演
・名刺をくれました。CGNTV、あークリスチャンネットワークのヨルダン番組か…ダコー。いいのかな全くクリスチャンじゃないけど
・昨日のインテリおじちゃんにばったり。ああそうだ、バックトゥザフューチャーのドクに似てるんだあの人
・最終地モナストリー目指して出発。岩、岩、そして岩、からの岩
・砂と砂利の悪路に加えて尋常じゃないうんこロードであることを知る。ずっとふれあい牧場の臭いがしている…一度ロバの尿だまりを踏む事故発生
・うんこを踏んだり踏まなかったりしながらひたすら歩く。行程半分でcrowneplazaが経営するレストランBasinで奮発ビュッフェとAmstel beer。3000円以上したぜ…12時半にまた出発。
・ここからひたすら1時間近くツルツル岩の壮絶な階段登りがつづく。うんこ踏まないゲーム付き。登山ですわアレは!日頃の運動不足や日焼けなど様々な煩悩や後悔を頭にぐるぐるさせながら休み休み階段地獄。場所場所であと20分らしいよ!などと励まし合いながら。
・急に開けた広場、ふと右をみると壮大なmonastryエドディル。おお!エルハズネより感動したよ!
・真ん前のビューカフェでしばし抜け殻になりながらミント入りレモネード。
・更に後ろにビューポイント、とやらがあるが途方もない山の上で気が遠くなる。しかし…行かねばなるまい。更に五分登る。
・途中、土産屋の子供が白人じいさんに「何か落としましたよ!そこ!」『え、なんだろう?』「白い石の辺りに!見たんです!」『なんだろうな…この辺り?』「もっと後ろです!」『ないなあ…』「(落としたのは)あなたの笑顔です!」と、結構よくあるパターンのやつをやられてたのだが、すごい長い仕掛けだった上にさすがにここまで登ってきて、という感じで、じいさんのオチ後が「……oh…。」とあまりに絶望的な顔と反応だったのでしばし一人で猛烈にツボって笑いを噛み殺す
・そんな遺跡エドディルの中で響くからってベドウィンがバリバリラジカセ流しながらディスコ~!ジャパーンカム!とか呼ぶので、お前ら客いなくなってからやれやとカチン
・帰りは更にうんこ祭りで二回くらいマジでえづく。だが下りでスイスイ。途中フィラデルフィアおじさん2人と遭遇。I'm dying! あと20分だよ!と励ます。棒の脚でロボ歩き。
・ペトラの色が夕方でバラ色に。エルハズネ前でクロアチアちゃんにまた遭遇。パンケーキに誘われるが全然無理なので入り口で今度こそはとお別れしてモーベンピックBARでまた充電とビール。すでにバーテンにお帰りなさいと言われる。
・タクシー揉め。7jdで行く人を探したらキャンプは小道で砂が舞うから洗車に金がいるとみんなでいう。昨晩は7jdで行ったんや!と叫んだだけじゃ無理な雰囲気濃厚だったので、じゃいいや他探すわと背を向けると いいよいいよとみんなに呼び戻される。ダチョウ倶楽部か!めんどくさいわ!
・がしかし、キャンプに続く非舗装道まで来たらまた1jd洗車にくれ、と揉めたのでさすがにムカついて、言ったことと違うから6jdしか払わない、その代わり私はこの先歩くさようならと啖呵を切って降りる
・キャンプまで田舎道の夕焼け、まあこれはこれで素晴らしい景色が見れたからよしとしよう。
・キャンプから猫バスのようにタクシー。「何で歩いてるんだい!」「かくかくしかじかでキャンプまで来てくれなかったん」「ええっ!ごめんなさい僕はトランスポートのマネージャーなんだ、だからもう…ドライバーの名前わかるかい?本当に申し訳ないこういうことがないようにしてるんだが」「拾ったタクシーだからわかんない。いいよもう。ヨルダンの美しい夕焼けが見れたから!」平謝りされてるとこにフィラデルフィアおじさんのタクシーが通りかかって大変だったね、と乗っけてもらう。
・キャンプにてディナーの始まり。焚き火を囲む皆さんにセイハローしてフィラデルフィアおばさんたちを紹介してもらう
・真っ赤な太陽が沈む荒野の光景に見とれることしばし
・高見知佳によく似たベドウィン女性に半ば強制的に上下アイライナーを施される。原料はハーブ的な物を燃やして抽出したススのようなもの
・みんな呼ばれて砂に埋めた野菜や羊のグリル取り出しタイムを見学
・枕木で作ったテーブルでビュッフェ。ファラフェル、フムス、ミントサラダ、アラブパン、グリル羊と米のマンサフなどワンプレートで腹一杯。ヨルダンのフィラデルフィアビール。
・フレンチ夫婦二組と出会う。
*フィリップは文京区に2年に住んでいたらしく日本語が少しできる。「でんぷんのカイシャ」らしくアラブには何回も来ているが今回はバケーション。取引先の親しいヨルダン人アントンと一緒に。娘は日本語をしゃべる。
*もう一組はリタイアした薔薇の専門家、娘が高輪に四年住んでいたらしく日本の知識に長けている。転勤族で孫は日本語や中国語をしゃべる。
・そんなわけで日本に造詣の深いフレンチ四人にまぜてもらいご飯。散々日本の話を英語でしていただく。
・食後にまた高見
知佳がやってきて半ば強制的に手にヘナられる。ヘナ消えないから嫌なんだよー
・ベドウィンの演奏で焚き火の周りで踊るアメリカ人、を見ながら話し込むフレンチ、を遠くで会計しながら見ている日本人
・アントンに呼ばれて焚き火に合流、アントンはどうやらとてもwell educated なヨルダン人らしくフレンチも英語も堪能、話し方もスマート、気遣いも紳士的、知識も豊富、一族の家柄もかなりよい気配。昔日本人と付き合っていて「あの時彼女と結婚すべきだったんだ…あれは人生最大のミステイクでした…。」と遠い目をした。残念でしたね…。
・また五人に日本の素晴らしさを力説され盛り上がる。たまには中国人や韓国人のようなアグレッシブさも必要だと思うよ、と謙遜するといやいやあれは品がない、と返されてアントンが津波のような時に真の国民性がでますよ、と力説。皆さん…メルシ…
・名刺をいただいてフィリップ夫婦とアントンはホテルに。「さよならスギモリさん!」と日本語のうまいこと。でんぷんがいかにオールマイティなのかよくわかりました。
・22時過ぎ、一同テント戻り。シャワーは21時に終わってるよ、と薔薇博士に言われて歯磨き洗顔、アイライナーが…微妙に落ちない…
・暖かい日だったので寒さもなく風でバタバタうるさいテントの音を聞きながら就寝

<メモ>
・うんこのことなんかどこにも書いてなかったわ!
・欧米の中高年の元気さってホントにスゴイわ素晴らしいね
・やっぱ三カ国後は普通だわー英語なんかできるうちにはいんねえわ
・いやはやとにかく体力勝負ですよペトラは…

つづく。

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