そうだ、台東いこう

今日の旅メモ(阿美文化村と自強夜市)

※ただいま「そうだ、台湾の東側行こう」をお送りしています

さて宿で遅い昼飯とビールを済ませたあとはチャリンコを返し、ちょっと気になっていた阿美文化村へ。アミ族のダンスが見られるベタベタの観光施設なのですが、せっかく台東に来たからには風土を感じるもんも入れておかないと。

花蓮駅で捕まえたタクシーの運転手、林さんはgoogle翻訳を活用して話かけてくるリテラシーの高い人であった。しかし既知の通りグーグル先生にも限界があるのであって

「一人で友達に訪問されることを認めますか」(一人でいらしたの?)
「・・・あー、イエス」
「なんと勇敢な」
「あはははは」

と、会話が成立するギリギリのラインで道中の空気を補ってくれた。ちなみに私がよく使う手だが、少し話しがはずんだ運転手さんにお金を渡す段になって「えっと、一枚、二枚」と不慣れなフリをしてお札をゆっくり渡すと「うん、細かいのはいいよ」とおまけしてくれるので、世界中で人の優しさに甘んじてよく演じている。


ですよね、という閑散ぶりだったが開演前にはそれなりに中国人団体で50名ほどに


それが衣装もかわいくて


ウォーターボーイズ的な踊りもあり


ホントの米を扱うなんかすごいのもあって

結論、面白かった。
古びた観光施設ではあるのだがダンスのキレに素直に感心したり、観客から引き出されて友達がアミ族の人々と一緒に踊らされているのを見て爆笑している人につられて笑ったりして(私は必死で目をそらしてまぬがれた)、NTD200の価値は十分にあると思った。入口のお姉さんは日本語が達者でとても優しくしてくれた。

しかし日本人が来ているときの日本語のアナウンスは「ツギはータケザワのオドリでゴザイマース」とか言って、『タケザワ・・・誰・・・?』と思っていたら普通に”竹ざお”を使ったバンブーダンスで『ああ・・・』ってなったりもするので無いものと思ってよい。帰りは林さんを呼んでもらい、自強夜市に立ち寄った。

花蓮最大の夜市「自強夜市」はさすがにそんなにデカくない。3通路ぐらいしかないのだけど、屋台というよりはプレハブっぽいちゃんとした店が多くて、ゆえにオシャレなカフェやちょっとしたバーなんか紛れている。あとそのせいか行列がすごい。どの店もすごい行列でそう気軽に買い回れるもんじゃないのが特徴。

色々行ったけど個人的には台南の花園夜市が一番我々のイメージする夜市らしい気がする。のぼりとか立ってて、屋台がいーっぱい集結してて、広くってエキサイティングだったなあ。


屋台っていうより店っぽいのが多い


一番人気らしい串焼き屋さんの行列30メートル


何が他の店と違うのかはわからない・・・


こちらの店も50メートルぐらいのひどい行列


どうやらいろいろトーストの店らしい・・・


ネギ肉巻きの店も50メートル並んでいた


これはまあ確かにうまそうだね

さて、じゃあ私もせっかくだからちょっと気になっていた店に並んでみるか、と焼きトウモロコシの人気店に並んでみた。10分たって気がついた、この店こういうシステムなのか!がこちら。


行列のできる林さんの焼もろこし店、なぜ人が周囲にたむろっているのか。


自分の好きな案配のもろこしを選びまして量り売り、お好みのBBQタレを注文します


棒にナンバーが書かれるので、その番号が書いてある麻雀牌を握りしめながら炭火でお兄さんが焼き上げてくれるのをひたすら待ちます


30分後に私の雀牌の番号が呼ばれた貴重な瞬間がこちらです

そら並ぶわ!というファクトリー形式だったので隣のジュース屋でパパイヤミルクを飲もうと思ったら15分並んでも5人しか減らずに別の店に並んだらものすごい薄いパパイヤミルクだった、という悲しい思い出と共に焼もろこしを受け取って食べました。普通でした。


今日もテラスでブログ書き

台湾の人って色々あるのの中から選ぶのがきっと好きなんだな、と思いながらタクシーで宿に帰りました。今日のラウンジは若者がバースデーイベントで騒いでいてとてもにぎやかです。明日は何しようかな。何もすることないな。おやすみなさい。

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つづく

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