そうだ、台湾いこう(書籍化版)

今日の旅メモダイジェスト 2017.3.21 台北/杉森烏龍を買いに

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今日は最後の宿移動。荷物がヤバいねえ。台北に来て急速に増えた荷物が、広めの穴蔵寝床にリスの巣穴のどんぐりのごとく溜め込まれている。

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冬眠モード

チェックアウト。荷物をまとめたついでに宿の大きなはかりで荷物の重さを測ってみた。メインが10キロ、グレゴリーのサブバックが4キロ、トートが3キロ。総重量17kg、まだこれぐらいなら余裕だけど、帰り便の荷物預け15キロまでオーダー(2800円)しちゃった。

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勝手知ったる華陰街

ひさびさに塊魂みたいになってゴロゴロと台北駅の地下街を転がり抜け、駅裏の宿へ移動。一度きた宿なので周辺の店も懐かしい。あのドーナツ屋さんやってるかな、ああ、まだ準備中だ。

受付のBGMがララランドのサントラの時点でなんだか素敵。台湾の古くて小汚い感じの街並みも、なぜかララランドかけるとビョークの「oh so quiet」みたいにミュージカル仕立てで楽しく見えてくるマジックちょっとある。かもしれない。

ハッ!ドーナツ屋さん営業始まってまた並んでる!前回なんの期待もせずに食べたら妙に美味しかったのでまた食べたい。

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クリスピーという意味らしい

かなりバリッとしたディープフライ。粗めのお砂糖がまぶしてあって素朴なタイプのドーナツ。1日3回の揚げ上がりで並んでるんだな、チーズ入りも美味しかった!

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揚げたてに粉砂糖まぶし

有機スーパー「天和物鮮」へお昼ごはんがてら酵素ジュースを食べにきた。サラダを細かくしたようなもので、これをジュースとかスープと呼ぶのはなんとも微妙なところだが。

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モリモリ野菜の酵素ジュース

どんだけ食べにくいかと思ったら味は甘酸っぱく、リンゴや干しぶどうの甘みや酸味が効いていて意外と美味いなこれ。これはバランスと配合がかなり難しいけど、毎朝食べたい。

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やはりバイタミックス…

「杉森烏龍」を買いに「琅茶 Wolf Tea」へ向かうことにする。ホントに小さなお店だった。狼のプリントされた暖簾の後ろから小柄なショートカットのおしゃれ可愛い店員メアリーが出てきて、日本語のお茶説明の資料を見せながら説明してくれた。

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オリジナル茶、杉森烏龍

私のファミリーネームが杉森で、どうしても欲しくて買いに来たんだよと伝えると彼女は驚きながらもそれは面白いと笑った。杉森烏龍は、森の香りで強くて爽やかな烏龍茶。梨山みたいに繊細じゃないってところがいいじゃないの、ぽくて。

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空中畳部屋で試飲させてもらった

お茶農家の皆さんはお椀にレンゲでお茶を入れて、茶葉をレンゲの背中で押してから鼻の横でスライドさせて香りを確認するらしい。天井に作られた隠し和室でいただく。

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パッケージもかわゆし

「このお茶美味しいですねー」「あ、これ?台湾の杉森烏龍ってお茶なんだけどね(ドヤア)」よし、これでいこう。

時間つぶしに「米朗琪咖啡館 Melange Cafe」でエルダーフラワーティーを飲んだ。あら、蜂蜜みたいな香りで美味しい。後ろから日本語が聞こえたで振り向いたら商談の帰り道か何かの会社員だった。わたしがプロントの片隅でやってたようなこと、台北のおしゃれカフェでやるのいいなあ。

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フォートナム&メイソンもまたうまし

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中山の路地はカフェだらけ

17時半にわたしの中国語の先生インファちゃんと待ち合わせ。といってもLE(ランゲージエクスチェンジ)の仲間で月に何回か時間を合わせてスカイプでお互いの言葉を教えあっている相手。風邪をひいているのに来てくれたみたいで申し訳ない。

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出張サイン会

インファちゃんは「サイン会ですー!」とカバンからわたしが送った本を出した。ああ、サイン用のハンコ押したかったな。お料理は彼女の気に入っている客家料理。

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客家(ハッカ)のごはん

10日後にはウイーンにドイツ語留学に出発し、秋からはドイツ、からのスペイン語留学でまさかのグアテマラにも立ち寄る予定で、帰ってくるのは来年になるらしい。いわゆる語学オタク、真面目で勤勉だ。ビールの発音だけがどんどん上手くなるわたしのような不良学生とはわけがちがう。

ダスっ子クラブのわたしは何かあるかしらとご当地ナイキだけでなくついついアディダスにも立ち寄ることが多い。あれ、このアスリーツシリーズは日本に無いんじゃないかなああ?

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すぐアディダスに行く女

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今日も深夜までラウンジ独り占め

遅ればせながら夜の20時にチェックイン。「2度目だから大丈夫ですかね」「そだね」てことで詳しい館内の説明は省いてもらう。わたしのように夜遅くまでキーボードをパチパチやったり、外で食べ物を買ってきてみんなで食べたり、ラウンジをよく使う人にはとても心地よいホステルだと思う。

花蓮のバーテンダー、ウェイさんからうちのブログでみんなに東京弁当生活。に書いてもらったことを教えていいですか、と連絡が来ていた。律儀なひとだ。さて、カルテットの最終回が気になるな、早いところお風呂はいってベッドで寝っころがって噛みしめてみよう。

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