嗚呼、杉森食堂
退職といえば送別会なのである。
今までざっと200名以上を見送ってきた私はもうそのような戯れにお金を使う気もなくなり、失礼ながら昨今は誰のにも参加していなかった。4800円オールで何となく人の多いテンプレ飲み会とかには疲れたのである。
ということで、俺の送別会は俺でやることにした。
ご無沙汰しました食堂シリーズ最終回「杉森食堂」を、キッチン付きレンタルスペースを借りて始発までオールナイト開催した。まさかのハナマサ宅配圏外ということで、盟友ももちゃんと事前にサイゼリアで時短献立を決め、下見に行き、食材リストを作り、鬼のような業者買いをして、タクシーで大運搬し、ドリンクは一式カクヤスを大発注した。
当日は結局私は全くお料理などできず、お話やお愛想やお見送りで売れっ子キャバ嬢のようにあちらこちらへ動いていた為、60人分のつまみをさばいてくれたももちゃんは神以外の何者でもないとココに記しておく。
私の顔アイコンが手作りされたカスタマイズケーキ頂いた
やたら酒をもらう
偉い人に獺祭を、更に同僚に個人密輸オールドモンクも
探してた茅の舎だしを貰ったときはもはや怖かった
チームに貰ったmarimekko
その他にもラベイユの蜂蜜やらトリュフオイルやら煎り酒やらバルサミコやらドライフルーツやら弁当箱やらお花やらセントエルモスファイヤーのblue-ray(ウケる)などの様々な貢ぎ物を頂戴して、恐縮したママであった。
個人的には大同窓会的側面もあり(狭くて呼べなかった人も沢山いたけれど)私が楽しかったからそれで良かったのだということで、様々な不行き届きはすべて自ら夜明けの空に放り投げて終わった。ああ、楽しかった!何回でも辞めたいですね!会社!(だめ)
それにしてもまだ世の中には寿概念が残っているという事に驚きを禁じ得ない。生きづれえ。ジェーン・スー先輩に小一時間詰めてもらいたいと心から思ったのと、あと、何だろう、私ブログやめるわけじゃないから安心してください。ありがとうございます。
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