Oasis再結成ロンドン公演チケットが取れちゃった話
Oasis（オアシス）が再結成することになった。
で、そのツアーチケットが取れてしまった。
俺たちのオエイシスは今年デビュー30周年の記念イヤー。そこでまさかの15年ぶりの再結成。有名な兄弟の不仲も歳取ったら丸く収まるものだなんてねえ・・・。
ちょうどわたしが18歳という最も影響を受けやすいヤングだったころにデビューした伝説的人気バンドは当時の日本でもまたたくまに話題になり、友達とはクラブでよく盛り上がった。わたしがイギリスかぶれになる大いなるきっかけになったし、大学時代にはロンドンから深夜バスに乗りフェリーでドーバー海峡を渡ってフランスの山奥にまでライブを見に行った。なぜかリアム・ギャラガーと渋谷のクラブのVIPルームで話したついでにサインも貰った。そんな面白い思い出がたくさんきらめいているわたくしの遠い青春なのであった。
せっかくなので、ブログには顛末をメモっておく。
事前準備はぬかりなく
2011年、オアシスの親分「ストーンローゼズ」の再結成をマンチェスターまでわざわざ見に行ったわたくしですが、このとき海外サイトで予約したチケットのノウハウはもうほとんど記憶にない。ただし、オタクのノウハウというものは基本的に世界どこでも同じようなもので、やることは同じだ。
その1 チケットサイトに登録しておく
「Ticketmaster」「GIGS AND TOURS」といういわば「チケぴとイープラ」みたいなチケットサイトに登録しておく。ちなみにUKサイトからは何度やっても2段階認証がパス出来なかったのだけど、アイルランドサイトから登録したら出来た。
その2 支払い方法を設定しておく
チケットを買う段になって支払い方法を登録するなんてナンセンスなことはせず、クレジットカードも登録してログインまで済ませておく。当方主軸の楽天クレカが近年セキュリティ強化で海外ショッピングに全く使えずゴミすぎるので、ネット銀行のデビットカードを設定しておいた。予備でpaypalにも同じカードを設定。海外で弾かれないクレカをあと1枚確保しておかないとなあ、と最近海外通販の機会が増えるにつれ思っているところ。
その3 有識者の経験談を検索
海外サイトで争奪戦チケットを取得するにはどういう工程になるのか、先人の知恵をツイッターで読んでTIPSを得ておく。ウェブで待合室が表示され順番に購入になること、発売時間前からあらかじめ並んでおくこと、などなど。まあこれはジャニーズとかと同じだな（へえ）
サイゼリヤ3時間の大行列
日本時間17時の発売に向けて、夜に友達と約束があったのでその近辺のサイゼに出張して30分前からログインした。早速待合室にイン。これでも遅い方で、早めに待合室に入っているか否かが結果的にキモ。
イギリス独特のワード"QUEUE"（列、Line）
17時4分、わたしの前に24000人
18時9分、1時間過ぎてもまだ13000人
とにかく待つのみ。
公演ごとに列ができているような状態で、最初は行ったことのないダブリン（アイルランド）をターゲットにしようかと思っていたのだけど、ツイートを見ていたら発売開始直後で数十万人という人口に相当するほどの行列というのを目にして早々に諦めた。ちなみに「GIGS AND TOURS」の方はサイトがうんともすんとも言わず「Ticketmaster」で待った。
あと、お膝元のマンチェスターはもうくだんのローゼズのときにガラが悪すぎたので「今度は都会で見たい」と最初から切った。もうあの辺に行く機会はないんだろうなあ・・・ちなみにどうガラが悪いかというと、空を客の投げたビール瓶が飛んだり、トイレ列が凄すぎてその辺で用を足す女性が散見されたり、大麻吸い倒してたり、ビールこぼれまくって地面ぐちゃぐちゃだったり、みたいなことである。海外の野外イベントなんてみんなそんなもんだろうけど。
とにかく待って待って待って発売から2時間以上過ぎたころ、ようやく順番が来た。いくらサイゼとはいえ、もういい加減ちびちびオーダーしてやり過ごすのも限界である。
19時10分、やっと1名になる
さあ君の番だよ！
ジャン！とウェンブリースタジアムのマップが表示されたけど既に８割が完売状態。しかも２枚で検索するともう空席が該当せず1枚のみ受付の模様。絶対にガラが悪いスタンディングは避けたかったので、スタンド1階で1枚を選んで光のスピードでお会計。英語、得意でよかった・・・・ここでモタモタしてたら無くなってたろうな。
遠くてもスタジアムの雰囲気ごと楽しめそうなので
ご用意されました！！！！！
チケット代は150GBP（約28000円）、これに手数料などこみこみで33000円ぐらい。と、とれちゃったな・・・・（唖然）
需要が急増すると料金が割り増しされる｢サージ・プライシング｣というシステムが導入されていて、この翌日に問題になり議会が出てくるほどでしたが、わたしはおそらく定価の格安プライス。どうやら日本人勢でも下手すると10万円とかの価格で予約した人がいたらしい。事前にGBP（ポンド）で目安価格をめどつけておいたので即購入判断できたのはデカかった。ポンドで値段言われてもわかんないもんね。
こんな感じの見え方になるらしい
行くのか？行かないのか？
結局158カ国から1000万人がアクセスしたらしい今回のチケット争奪戦、とはいえコンサートは来年の8月。行くのか、行かないのか。いずれにせよ旅費を貯めないと・・・暴騰しているロンドンの宿もひとまず激安ホステルだけ軽くおさえておいた。10月には東京の国立競技場でやるらしいという噂もあるけど、余計取れる気がしないし、行きたいけどな・・・うーん・・・ゆっくり考えます・・・。
ということで、サイゼリヤに足を向けて寝られないチケット騒動でした。次回は一年後。
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