京都生活

祇園祭にくまモンがやってきた(7月13日)

宵山期間の前日、7月13日。山建てがまだだったところもぼちぼち動き始め、一方でお飾りも済んだ山鉾では厄除けちまきや関連グッズ発売開始のビジネスモード。そしてもう人が多い!急に通行人が3倍に!浴衣姿の女子旅御一行やリュックを背負った老夫婦が多数。山鉾巡行までまだ4日あるのにスタート早いですね。

山伏山にくまモン来たる

さて、今日はどうやらくまモンが来るらしい、という情報を嗅ぎつけて17時に山伏山へ。こちらの山に熊本ご出身の方がいらした関係で復興支援の一環としてらしい。いろいろなくまモングッズも売ってました。アジア人旅客がワクワクしてたよ。人気あるもんねー。時間になると、山伏山とスイカの手ぬぐいを耳に結んだくまモンが現れました。

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 icon-camera わーくまモーン

ステージに上がって熊本スイカのPRやお客さんとの掛け合いなど。東京映画祭で至近距離10cmでみたっけな、いつもどおり毛がツヤツヤでなめらかで動きがスムーズだぜ。暑いのにごくろうさまです。

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 icon-camera 飛んだよ

乙女な御朱印帳を買う

一応14日〜16日の宵山3日間だけ集められるという祇園祭の御朱印ですが、13日夕方にはすでにブースセッティング済みの山鉾で提供開始。この人手、宵山では辿り着くのも厳しいかもしれぬ、と早速チャリンコでスタンプラリーをフライングスタート。

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 icon-camera ファンシーでポップな乙女の祇園祭

祇園祭に向けていろいろな御朱印帳が出ています。「伝統だって、かわいくなくちゃ」をコンセプトにした「乙女の祇園祭」シリーズが一番良くみかけるかな。正直なところヤング向きの和ポップ系はちょっと遠慮したかったのだけど、店頭販売の前を通りがかったのでこれにしました。ただしノートタイプのやつ。

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 icon-camera 解説冊子付き

一枚紙をパタンパタンと折りたたんである通常の御朱印帳と違って、山鉾の名前も書いてあってスタンプラリー感が強くてよいかと思ったのだ。あと収納しやすそう。しかしまあお値段1500円って、御朱印帳どれも高すぎませんか!無印でA4タイプの薄手の御朱印帳とか出してくんないかなあ。480円ぐらいで。ちなみにメモ帳などに押すのは遠慮願われるところもあるようなので、御朱印帳は必須みたいですよ。本に押して周ってる人もいたけどね。

そしてスタンプラリー開始

御朱印は各山鉾の会所に行くと、Tシャツや手ぬぐいを販売している横にひっそりとあったりします。基本的にお心付け必須。ちょろまかそうとしてもスタッフさんがいるのでつい100円とか入れたよ。前祭だけで23基もあるのにー!お金持ちの遊びかー!

山伏山

くまモンの降臨した山伏山の御朱印。周囲の大熱狂にまぎれてひとり抜け出しペタン。

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 icon-camera トラディショナル

なお、大方の会所では山鉾を彩る懸装品や御神体が町家に展示されているのでこちらも一緒に拝見してみたりしました。山伏山では「茅の輪くぐり無料」って町家の奥でやってました。わたしはくまモン優先しちゃったけど。

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 icon-camera ここの手ぬぐいマティスみたいで素敵ね

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 icon-camera ご神体が見下ろしています

占出山

おそるおそる提灯をくぐると御神体の脇の小さな売店の片隅にぽつり。みんな乙女の祇園祭御朱印帳持ってるなあ。ペタン。

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 icon-camera 鮎かわゆい

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 icon-camera この奥にいろいろあります

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 icon-camera こういう知識に長けていたら良いのだが

菊水鉾

売店の片隅に御朱印台。ご丁寧に押し終わったら薄紙をかぶせてくださいました。ペタン。

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 icon-camera 強めの主張

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 icon-camera 山鉾前には説明書き看板

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 icon-camera 大きい鉾はすごいねえ

函谷鉾

ウェルオーガナイズド組織としてわたしの中にすっかりインプットされた函谷鉾。ビジネススタートも早くてバンバン売りまくっています。英語表記もバッチリ。そしてなんと御朱印はあちこちのテントで合計三種類。しかもどれもデカイ。しまった!1ページじゃ足りない場合があるとは!ペタペタペタン。

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 icon-camera 最初の1個はよかった

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 icon-camera 巡行二番手の鉾

鶏鉾

看板をよく読むとにわとりだとか卵だとか書いてるので俄然親近感が湧いてきた鶏鉾。小さくおとなしい会所でペタン。

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 icon-camera ひよこサイズ

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 icon-camera たまごがどうしたどうした?

月鉾

続きまして月鉾は優しい御朱印係のおじさんを前にペタン。やはりお月さまって意匠がかわゆい。

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 icon-camera まさかのシャチハタ!

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 icon-camera 夕方以降がムーディー

長刀鉾

一番目立つ場所にあるハンズ前の長刀鉾。お金を納めようとしたら、おお!無料!さすがだ。あらゆる観光客でもみくちゃになるので早々に押して場を離れました。ペタン。

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 icon-camera 主張浅め

ちなみに隣ページのエルメスの皿模様みたいになってるのは、1ページに無理やり三個函谷鉾の御朱印を押したものです。

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 icon-camera 男性だけが鉾に入れる

船鉾

あれ?御朱印帳がない。この前の長刀鉾で御朱印を押したままバッチリノートを忘れてきたわたし、船鉾のお母さんたちと大騒ぎして取りに戻ったらありました。ありがとう皆さん。久しぶりに失せ物グセ発動しました。ペタン。

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 icon-camera 二個押しで完成するタイプ

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 icon-camera 船の形になってた

綾傘鉾

綾小路通りの綾傘鉾。ここ独自の御朱印帳を販売していて、ちゃんとしたお坊さんがスタンバイして正式な御朱印も提供している、というとても収集者に手厚いところでした。ペタン。

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 icon-camera 二個ともかわゆい

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 icon-camera 画数が多くてエキゾチック

鉾にも乗っておこう

さて、宵山ではちまきを買ったり拝観券を買ったりすると山鉾の上に上がることができます。すぐ近くで絵天井やら彫金細工やらを見られるよ。月鉾では何でも商品を購入すると鉾に上がれるということなので、厄除けちまきを購入して上がってきました。月鉾は懸装品がひときわ美麗で重量があるという噂を聞いたものですから。

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 icon-camera うそ、バンダナとかあるの

こんなの宵山でやろうとしたら絶対大行列になるから無理だよね。13日だったら比較的空いていてゆっくりできました。基本的に鉾では写真撮影禁止、ですが1枚だけ撮らせてくださったものを。

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 icon-camera 乗る方々の眺め

ひー高い。しかもこの六畳間ぐらいの空間にどっさり囃子方が詰まるなんて、まるでギネスチャレンジみたいだよ。加えて曳き初めでみたあの揺れとガタンガタンを受け止めながら演奏するなんて。こっわー。こっわー。

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 icon-camera 玄関に飾りました

ということで、一足先に宵山前日を楽しんできた13日の記録でした。14日からは宵山です、が、今年はドンピシャ三連休で既に地獄絵図になる予感がヒシヒシとしております。

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