2025年を買ったもので振りかえろう
年末になると「今年のベストバイ」が雑誌やSNSから大量に流れてくる。たまに価値観が合えば参考になるものもあるので、じゃあわたしは何を買ったかなとAmazonと楽天の履歴を見てみたところ「こどものなにか」と「ザ・日用品」ばかりで何ひとつ人さまの役に立つものなどなく、押し黙るほか無かった。
ということで、人さまの参考にはならなくとも、2025年に買った大量のあれこれの中からいくつかをピックアップして1年を振り返っておきたい。
老いと養生
さよなら４０代。４９歳の今年はいよいよワンステップ「老い」に踏み出した体感があって、いろんな化粧品やサプリに手を伸ばしたものでした。知らぬ間にじわじわきていて、ふとしたときにハッと気づく老いがある。
1. 田村式の眼鏡（老眼鏡）
映画やライブ、子供の発表会のときだけかけていた遠くをみる乱視用眼鏡のうち２本を老眼鏡にレンズ交換した。前から気になっていた『田村式』（視覚情報センターの田村先生の認定を受けている）、認定店が少なく、一番近くて奈良だったので「ナラオプティーク」まではるばる出向いた。
そんなこんなで眼鏡が増えていく
田村式両眼視機能測定でみっちり２時間計測していただき、スマホやPCの距離がしっかり見える眼鏡ができた。ギュッと視力矯正して身体に負担をかけるのではなく、将来の視力低下や身体の不調を予防するための「プロテクト眼鏡」というらしく、多分普通の老眼鏡とはまた違うんだろうと思う。家でスマホを見る時に必ずかける、というルーティンができた。
これまでかなり寄り目気味で目や筋肉に負担をかけながらデバイスを見ていたらしく、この眼鏡をつけてからはたしかに楽になった。ずっと視力のいい人生だったのでここに来て「見えない」というのが正直新鮮です。
2. 耳栓とアイマスク
とにかく眠れねえ、更年期の早朝覚醒というやつか？という波が時折ある。住まいが街中で騒音がうるさいときもあるので、寝る時に耳栓とシルクのアイマスクをするようになった。枕の下に入れてある。
最近は睡眠専用耳栓とかも結構あるんだよね。耳栓に蓋がついてるやつ、サザエの殻みたいに耳穴をピタッと防いでくれるのが結構いい。失くすので安いので十分。
3. ツムラのくすり湯
ずっとお風呂にはエプソムソルト派だったけど、完全にツムラ派になった。ネットで見かけて気になったので購入したら、あまりにも風呂上がりがポカポカでこれまでと全然あたたまり具合が違ってびっくりしたくらい。薬草みのある匂い、わたしは好き。
4. シートマスクの定期購入
MEGUMI本を読んで以来、朝晩なるべく化粧水の代わりにシートマスクを実践しているのだけどなかなか売っていない「ルルルン Over45シリーズ」をとうとう定期購入にした。探す手間が激減、さらに定期購入だと割引もあり。そりゃそうだよな、ターゲット層が中年すぎてあんまり置かないよな・・・・！
ルルルンはサイズ感とか汁感がちょうどいい。つまみ上げて開くとちゃんと顔の形になる。効果うんぬんも大事だけど、毎日のことなので取り回ししやいのがとても大事。
5. アツギのメッシュスポブラ
何年も前に「ワイヤー入り」のアンダーウェアを卒業した。しんどいから。それからはある程度形を支えてくれつつリラックス感のあるアンダーウェアを探して試行錯誤しまくった。最近はわたしの苦手なカパカパした「モールド型」や、あまりに頼りない「ユニクロブラトップ」より丁度よく支えてくれるアツギのスポブラを定番にしている。
もともとジム用に買ったんだけど、スポブラにしては締め付けも少なく薄手でメッシュで乾きやすい。モールドでカパカパもしない。旅行にも最適。
6. ルームランナー
これは、来年きっとやるはずです。きっと。
主人の本気を静かに待つルームランナー
ステップアップ機材投資
いよいよブログも20年を迎えることだし今年は遠征が続いたので、このタイミングで10年ほど眠っているYoutubeチャンネルでVLOG動画でも始めようかと高価な機材投資をしたが、わたしはいつ編集に着手するのか。2026年につづく。
7. MacBook Air
これまで長らく使っていた13インチのPC、もはや持ち運びもしないし老眼もかんがみてサイズを15インチにした。歳をとるとPCのインチ数が上がる、なんて誰も若いときには教えてくれなかった。
壁紙はとても大事なので定期的に変えます
動画編集ソフト「Final Cut Pro」も買った。機材は徹底的に揃えて物から入る（そして満足して腰が上がらない）タイプ。あんまりYoutubeって好きじゃなかったけど、SnowManをきっかけに見る機会が増え、それからは何かを買うときの参考や使い方のチュートリアルでよく見るようになった。
8. Insta360 GO Ultra
おでかけ撮影カメラを二度新調。カメラと本体を取り外して撮影できるこの仕様がわたしの使い方には向いていると思って買い直した。「合わないと思ったら即メルカリ」これは服も機材もなんでもそう。ゆうたら、わたしもうtimeleszのグッズも冷酷に売り飛ばしたしね。
こういうアクションカメラで撮影をはじめると、いわゆるyoutuberやインフルエンサーと呼ばれる人たちの割り切り、メンタルの強さってすごいな・・・と思う。なるべく目立たずに事を済ませたいので、わたしはいつもコソコソと撮っている。
ささやかなムダ遣い
今年もいろんな小物を買っては銭失いをした。しかしながらこういう「ちょっとしたもの」が日々の好奇心を満たしたり、楽しみになったり、などもしている。効率やコスパを上げていこうとばかりしているけど、まあ、ムダなことに楽しさは宿るもんだよね。
9. 緑マニキュア（メンカラグッズ）
阿部担のわたしには緑色からでしか得られない栄養がある。数年ぶりに買ったマニキュアは緑色。わたしは極端に爪が弱く、打鍵の邪魔になるので常時深爪で、あまりネイルに興味はないのだけどやっぱり爪をかわゆくしておくのは気分が上がるものだなと思った。
強い色をベタ塗りするとどうも抜け感がないので、個人的に爪の一部だけカラーにするマステネイルが最近のお気に入り。アシンメトリー好きなので斜めにちょっとだけ塗る。深爪おばさんにはこれぐらいがちょうど良いです。
10. デュオリンゴのサブスク
今年の前半は目標に立てたとおり、毎日中国語と英語を勉強していた。デュオリンゴは無料でも楽しめるけど面倒なので思い切ってサブスクを申し込んで無制限に勉強した。わたしは語学が好きなので継続して勉強したいとは思っているのだけど、積み上げていくのはとても難しい。後半はもうサボりまくり、なう。
結果的にむーさんはこれでAIとチェスゲームを楽しんだりもしている。良いアプリなので来年はどうしようかなと思っているところ。わたしもチェス勉強してみようかな。
11. アジシオ
生まれてはじめてアジシオを買った。料理研究家リュウジさんに影響されたわけじゃないのだけど、ネットで「ずっと美味しいと思ってたおばあちゃんのおにぎり、なんのことはないアジシオで握ってた」みたいな投稿を見たのがキッカケだった。
言われてみれば、うまい町中華の野菜炒めには味の素が入っていたし、とある料理家さんも平気で味の素をレシピに入れていてびっくりしたこともある。まあ使いようだよね、ってことでわたしは毎日食べているゆでたまごの専用塩として導入した。普段の料理にも中華炒め系なんかで使ってる。結局、グルタミン酸はうまい。
12. LBJのジャム
普段そんなに食べないのに、ずっとおいしいジャムを探している気がする。「LONDON BOROUGH OF JAM」のブリティッシュなフレーバーはわたしの好みにぴったりで、とても好き。ラベルのデザインも素敵だし。次はブラックベリーとベイリーフのジャムが食べてみたいな。
そういえば昔「ミオジャム」にどハマりしたことがあったな、ヨーロッパの食文化の持つ空気感みたいなのごと好きなんだとおもう。
大失敗にて候
失敗したものも、もちろんたくさん。メルカリに出したり、自分の見る目のなさにガッカリしながらぶん投げて捨てたりしている。
MYTREX EMS ヘッドスパ
アンチエイジングを兼ねて頭皮のマッサージにと購入してみたけど、シンプルにわたしの風呂ライフに合わなかった。わたしは風呂の中でそんなのんびりスパマシンを使う意識の高い人間ではないことを忘れていた。ビリっとくる感じや風呂で使えるのは良かったから、意識の高い人にはフィットする商品だと思う。
無印のネックピロー
ロンドン行く時にわざわざ買ったのにクソだった。空気すぐ抜けすぎ。ちゃんと商品検査したんかよ。
Osmo Pocket 3
素晴らしいジンバルカメラ。だけどあまりにこの棒を持って撮影するのは街中で目立ちすぎる。そして首が細すぎてあまりに繊細すぎる。要するに何かと扱いに気をつかうカメラ。わたしには向いてなかった。ロンドンから帰ってすぐに修理に出し、売っぱらった。
人生は思い出づくり
今年は「体験」に結局一番お金を使った。「人生は思い出づくり」なのだと40代でしっかりと気づいてよかったと思う。だから、行きたいところに行くのを躊躇する理由がもし「お金」なのだったら、そこは無理して行くと決めていた。経済的には正直だいぶ痺れたけど、残った思い出の景色はお金の価値には代えられない。
13. 今年はこんなところに行った
- 大阪・関西万博３回（ひとりx2、家族x1）
- ロンドンにオアシスを見にいこう
- 東京にオアシスを見にいこう
- 伊勢神宮
- ワンオペディズニーシー
- シェア畑で週末菜園
- ライブいろいろ（スチャダラ、BECK、サカナクション、timelesz、ワンパークフェス、ゲスの極み乙女、シリカゲルなど）
- SnowMan大遠征（札幌＆博多）
夏のウェンブリースタジアム
わたしはおかげさまでまだ健康で、リュックが背負える体力もかろうじてあって、行きたいところもたくさん。それがいつか叶わなくなってもずっと心の支えになるのは「思い出」だけだと思うので「人生は思い出づくり」を心の標語に無理をしていきたいものです。
2026年もよろしくおねがいします
来年は５０歳。ブログは２０周年。
毎日模索しつつなんとか楽しい道をさがしていきたいものだと思うております。
今年もよくがんばりました。
どうぞ、よいお年を。
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