神田・「近江屋洋菓子店」に行ってきた
こないだ「ペリカン」行ったあとに、梯子して念願の「近江屋洋菓子店」にも行ってきたのだった。私の手帳には、テレビや雑誌で見かけて気になる店、食べたい物がメモしてあってそれを一個づつ潰すのが目標になっております。
お店の外も中もレトロ。中が暗すぎて、正面はガラス張りなのに全然中が見えないから通り過ぎそうになるよ。奥がカウンターとテーブルになってます。
ほんでまたこの昭和な風情のスカーっとしたガラスケースの陳列具合が・・・たまらん。何あの右上のフルーツポンチ!絶対今度買う!と思いました。
店内でケーキを食べると自動的にドリンクバー525円をつけなければなりません。でもこのドリンクバーがまた変わっているということでして、まず大鍋のボルシチ食べ放題。そして、100%ジュース飲み放題。
いちご、マンゴー、グレープフルーツ、コーヒーや紅茶もあります。ジュースはガムシロが横に置いてあるのでそれだけで飲むともう本当に「果汁のみ」なので酸っぱいやら薄いやらと思うことがあるかと思われる。でもとても贅沢でフレッシュなジュース。
で、チョコレートミルクも、ホットミルクもある。はあー、このあたため器具がアメリカ郊外のビジネスホテルの朝食のようにレトロでたまらん。
私は目当てのショートケーキをひとつ。なななんという可愛さ!スポンジ重ねました、という素朴な見た目同様、味も素朴でシンプル。一口食べてクリーム重っ!と思った。最近のケーキって脂肪分が多いのかなんかすんごい軽くてふわっふわな気がするんですがこれはバタークリームのようにしっかり、昔食べたケーキのクリームだった。
ガラスケースのアップルパイがピカピカだったので、福井のアップルパイラー母さんに送りました。ひまわりの形で縁起がいいから引き出物になったりするんだそうです。
ここのお店のホームページが面白いなあと思ってよく見ます。店主が市場でどんな果物を仕入れたとか、こんなの作ってみたとか、リアルに書いてあって何か面白い。昭和価格で提供するためには色々工夫してるんだな、とか、この素材で今日これ作ってみました、ってひらめきで売ってしまうフレキシブルさが凄いなあと思う。ちょこちょこ寄って色々食べてみたいです。
- 前の記事
- 淡々とかぶづくし弁当
- 次の記事
- キンピラごぼうとスモークサーモン卵焼き弁当