おそとでランチ

渋谷百軒店・「ムルギー」の思い出カレー

ふと思い立って10年ぶりぐらいに「ムルギー」へ行ってきました。
ムルギーは渋谷百軒店(ひゃっけんだな)にこっそり君臨する昭和26年創業のカレー屋さんです。

 

おじいちゃんが戦時中にミャンマーだかで習ってきたというムルギーカレー。
じいちゃんが勝手に「ハイ、卵入りね」と客のオーダーを決めてしまったり、大槻ケンヂの小説に登場したり、そのひたすらノスタルジックな雰囲気が変わらなかったりでマニアックに長らく人気のお店です。

もう、そのじいちゃんはお亡くなりになったらしく若い姉さん達が切り盛りしていました。内装は随分キレイになっちゃったなあ。昔はもっとボロボロレトロだったし、外装も廃墟かよ、ってくらい入りづらいオーラ全開だったのになあ。

でも、ムルギーカレー卵入りのビジュアルは全然変わっていませんでした。



ご飯がチョモランマ盛りになっています。



以前食べたときは、辛くて辛くて死にそうになった覚えがあったのに今回は全然問題なかった。ワタクシが大人になったのかしらー。黒いカレーの不思議な味には賛否両論あると思うのですが、こうして私のように「変わったなあ」とか「変わらないなあ」とか、たまに思い出したようにやってきて、思い出を噛みしめる大人たちに支えられているムルギーなのでした。







 
渋谷は百軒店界隈が一番

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