NOAKE浅草店見学
先日シュトーレンについて書いた友人のスイーツ屋「NOAKE」が浅草に店舗を出したので所用がてら行ってきた。浅草寺の向かって右手を、境内を抜けながらまーーーーーっすぐ行ったところにあって、ちょっと歩くけど道中も楽しい裏浅草。
NOAKEのお菓子の他に店舗ではパウンドや生ケーキも出してカフェのような形態での営業。浅草寺にお越しになった際には是非お立ち寄りください。行く途中にあんぱんで有名な「あんですMATOBA」もあるからダブルで楽しいよ。
で、行くと広い厨房ゾーンを見るのがとても楽しいのです。業務用バターが積まれた棚とか、でっかいオーブンとか、一人クオカみたいになっている作業台とかね・・・(うっとり)。
鍋に素敵なものが入っていたので「これ何で浸けてんの」って聞いたら「白ワインとねえ、ポルト酒とねえ・・・うんぬん」との答え。ああ、きれい。
今日はクリスマスケーキの仕込みをしていたので、うっとりしながら見学してました。
「これ何はいってんの」
「いちじくのペストリーでね、生地はココアで・・・あんた食べる?」
「ください。あーん」
「やー!何これーマロン味ー!洗面器でなめれるーきゃーきゃー」
「あんたはホントに昔から変わってないね・・・」
「わーこんなんなってんの!中身!」
「アールグレーのブリュレ。これが溶けるとトロトロになるの。はい」
「うーーまーー」
「栗食べる?はい」
「うーーまーーー」
このようにして私がちびちび味見したおいしいパーツたちは出来上がるとこんなクリスマスケーキになります。ハーすごいねえー何このリボン。
お菓子づくりってマジックかつワンダーランド。すっかり職人な傷だらけでゴツゴツの彼女の手を見るとホントに過酷だと思うけどこんなにおいしいものを作る仕事って素敵ねえ。