市場探索!京都市中央市場市民感謝デー「食彩市」
月イチ(毎月第二土曜日)で開催されている京都中央市場の「食彩市」に行ってきました。見知らぬ土地でとりあえず市場を検索してしまうところはもう、旅で染み込んだクセですね。基本的に小売をしていない市場でいろいろなモノがオトクに買える市場開放日らしいです。へー。
ろくに下調べもせず、とりあえず丹波口駅側から入ってみたらメイン会場の水産ゾーンまでえらい遠くて誰もいなくてとても不安になりました。あれ?日付間違えた?どこでやってるの??
とりあえずあの人たちについていく
青果ゾーンはひともまばら
こういうレイアウトになっていたらしい
水産ゾーンでお買い物
なんとなーく周りの人たちにくっついて奥の水産ゾーンに到着すると、開場の10時に行ったにも関わらず広々とした場内の通路はもうえらい人だかり。佃煮先着プレゼントとか、おじゃこつかみ取りとかやってるし、きっと正規の入口は行列だったんだろうな。
人がいっぱいいる!!!
無造作に詰められた明太子たち
勝手につまんでってやーと言われたのでつまんだ
練り物の投げ売りがすごい多かった
マグロは大人気
中トロも大人気
懐かしいなあ。品川食肉市場に行ったり築地のセールに行ったりしたときのこと、思い出しました。それで結局たいしたものは買わない、というのも昔からわたし変わってないわ。京都らしいのはハモが沢山あったことかな。骨切りをした開きが一本1000円ぐらいで売られてました。あとはエビやバイ貝などなど。グルグル回って様子を拝見。
関連棟もあるよ
ところでお肉とか野菜は無いのかしらね、と思ったら水産棟や青果棟とは別に「関連棟」というのがあるのね。野菜やお肉が少し、乾物や練り物やお漬物、調理関連雑貨などが点在してました。この関連棟は開放日じゃなくても小売でお邪魔できるらしい。
なるほど混合してるんだな
これは乾物棟
すれ違う人たちがみんな巨大なお麩の袋を持っているので何事だろうと思っていたらお麩の詰め放題もやっていた模様。雑居ビルみたいで関連棟もまたこれはこれで面白い。
ここか現場は!!
薄暗くていろんなものが売っている関連棟はまるで台湾の市場のよう。ちょこちょこ行列店もあって平日来たらどうなってるのかまた見てみたいです。ちなみに最初のマップを見てわかるようにガバッと囲まれたエリアで市場が展開しているのではなく、町中にばばばーっと市場があるので出入りがラクな一方「ここどこ?」という状況にすぐなっちゃうね。場外と場内がよくわからん。すぐ隣に町家が並んでいて、その前をフォークリフトがバンバン通るという不思議な光景が繰り広げられていたよ。
場内でさっぱり朝ラーメン
さて、築地同様に場内の食堂や喫茶店でご飯を食べるのって市場探検の醍醐味ですが、前からここにラーメン屋があると聞いていたので関連棟内「石田食堂」で中華そば(並)をひとつ。丸椅子に座って戦利品を整理しながら11時の朝ラーメン。
いい佇まいだねー
ラーメンを軸にした潔いラインナップ
こういう普通の中華そばが好きさ
ゆでたまごはご自由にらしいので勝手に食べる
ネギたっぷり、とろっとした薄切り肉、アッサリとした白濁スープ、少し柔らかめの細麺。わたしは家系とか脂っこいラーメンが苦手なのでこういうのが一番好きよう。ササッとかきこめる胃に優しい昭和ラーメン。美味しかった!
今日買ったもの
ウロウロしたわりに非常にお弁当おかず寄りの日和ったラインナップ。初回は様子見だ、次回は見ておれー。おじゃこは早速ひとつかみ、実山椒の塩漬けと一緒に炊いてちりめん山椒にしました。
- 香川の新物おじゃこ(500円)
- たらこ Lサイズ(1000円)→17腹ぐらい入ってた
- 練り物(1パック100円)
ご注意くださいませ
ちなみにHPによると『※夏季(7月~9月)は,衛生上の観点から食彩市は休止し,関連店舗において売等行う繁盛市のみを開催します。』とのことなので来月からはしばらく生々しいお魚はお休みの様子。10月になったら1000円札を握りしめて中トロでも買いに行きたいと思います。あと、始まって1時間でだいぶ終了の気配だったので行くときはお早めに。そして保冷バッグをお忘れなく。
いやー市場ってほんっとうに、楽しいですね。(晴郎)
京都市中央市場
京都府京都市下京区中堂寺南町
中央卸売市場第一市場HP
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