おしらせと余談

東京弁当生活。20周年ありがとう!

10月29日、ブログ「東京弁当生活。」はとうとう20周年を迎えました。やったー!すごいぞ、わたし!継続は力なり、我ながらここまでよく細々と書き続けてきたものです。人に歴史あり、ささやかな人生の備忘録もコツコツと20年続けると、さすがにそれは一個人の生活の確かな記録となっていることを実感します。

備忘録ブログとして「誰かに読まれている」「有益な情報を提供しインフルエンスしている」というような自己認識だけは持ちたくないとずっと思っているので、本来ならこのようなことを書くのもおこがましい話なのですけれど、それでも驚くことに何故か確かに存在している奇特な読者の方がいらっしゃいます。

こんなに更新も少なくなり、話題のピークを過ぎても、いまだに見に来てくださる精鋭のあなた、わたしがブログを書く励みになってくださっていつもありがとうございます。本当にね。

20周年だし、最近は更新も少ないので今日はちょっぴり長く書きます。

30歳ではじめたブログ

50歳で20周年を迎えたことで「あ、わたし30歳のときにブログはじめたんだ」といまさら気づきました。50歳になるときに「いよいよ本格的に中年だなあ」と改めて顔を上げたように、30歳のわたしもきっと「そろそろちゃんとしなきゃなあ」と徹夜続きの生活を少しでも見直そうとお弁当をはじめたのでしょう。健気でちゃんとしててえらいなあ、20年前のわたし。もちろんその頃にはこんなに長く続くライフワークになるとは思いもしませんでした。


一番最初の投稿は幅300ピクセルしかないこの写真

(リンク)2006年10月29日「お買い物」

ひとりの人生のさまざまな転機やささやかな生活の移ろいが、たくさんこのブログの中に詰まっています。渋谷ビットバレー会社員のお弁当や近隣ランチにはじまり、弁当ブーム、買い揃えた生活雑貨や台所道具、ひとり旅、保存食活動、ブログ本の出版、大地震やコロナなどの社会状況、転職や結婚や出産育児、京都移住。そして今ではこんなに立派なヲタクになりました(輝きの効果音)

ブログという時代遅れなメディア

この20年でインターネットの世界も随分変わりました、「ブログ」なんてもう随分時代遅れのメディアになっちゃってねえ(村の老婆の口ぶり)一応アカウントはあるけど、XにはXの、インスタにはインスタの、メディア属性に適した内容や書き方というものがあるので、SNSの面倒をみるのはとても難しいのです。プラットフォームの変遷に合わせてたとえば「noteに引っ越す」という選択なんかもブロガーさんにはよく見られますけど、まあ有料記事を書くほどの作家スキルや情熱はないからねえ。

ちなみにこのブログは「JUGEM」からお引越しして以来(あれいつだっけ・・・)サーバーもドメインも自前です。ということでメンテナンスも自前。もう全く技術もないし中途半端にテコ入れするとエラーでブログが死ぬ、という恐怖心から15年ほど完全放置して荒廃していた裏側の仕組みですが、先日の世界的なPHP脆弱性パニックをキッカケに渋谷時代の後輩エンジニア(以下、神と呼ぶ)が大アップデートを手がけてくれて息を吹き返しました。ありがとう、神。

このブログ、20年で総記事数はなんと4000件を越えております。気まぐれなメモ書きも積み重なると膨大な資産になり、それは維持するにはある意味負の資産にもなるのですが、なんとか模索しながらもうちょっと基地を守りたいなと思っています。とかいいつつ、個人的には一回動画撮影と編集をやってみたいので、Youtube(実はチャンネルはある)にVLOGをアップするのはここしばらくの目標です。早くやれってな。

ゆるやかな終活という在り方

先日、渋谷時代の同僚と会うことがありました。「俺なんかもうずっと終活よ」と彼は言い、二人とも共通して「多分、親を亡くしてないとそういう意識って生まれないよね」という共通認識でありました。わたしももうずっと終活のつもりでいます。湿っぽい話ではなく「そういう気持ちで過ごす」ということが、備えを考え、思い切りを生み、毎日を大事にするモチベーションになるということです。

このブログはあくまでも自分の備忘録としてはじめたもので当初は「老後に読んだらおもしろいかもな」ぐらいでしたけれど、最近それに加えて「いつか息子がよむことがあるかもしれないな」と思うことがあります。ママが30歳からずっと、どういう人生を送ってきて何をおもしろいと思ってきた人なのかを、知るときがあるかもしれません。そういう意味では、わたしのゆるやかな終活のひとつのパーツとして、このブログに新しい意味ができた気もします。

20年続けるということは、地味で古びた趣味ではありますが、一周回って新しく意味をもつこともあるのだなと思う今日この頃です。これからも「誰も見ていない自分の備忘録」としてひっそりと書いたり書かなかったりしていきたいと思います。


我が家もちょうど4年経ちました

何かあったときも、何もないときも。
引き続き20年目の「東京弁当生活。」をどうぞよろしくお願いいたします。

追伸:20周年記念インスタライブ(札幌パッキングするだけ)は30日22時だよ

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