京都岡崎・アットホームな中国料理「チャイナキッチン餃子王」

2017/11/30

昨晩の夜メシ。
以前テレビで小山薫堂行きつけのお店的な感じで紹介されていたお店に行ってきた。平安神宮に近い「餃子王」は中国人のご夫婦が営む小さな中国家庭料理のお店。一昨日ミスターギョーザ本店に行ってから（インスタ参照）胃が餃子づいていたものでして。

暗がりにポツリと光る餃子王の文字

お店はカウンター8席と奥にテーブルひとつ分の小上がりがあるだけの小さなお店で、多分昔は居酒屋さんか何かだったのであろう居抜きの内装。お手伝いされている息子さんがいないと日本語が通じない！ので、注文は伝票や紙に書いたり指さしで、という現地のスリルも味わえるオトクなおまけつき（笑）でもお母さん筆談で何とかなってた。素晴らしきかな漢字文化。

ミニマムでよい！

いろいろとご家庭サイズ

ラム肉パクチー水餃子、粗挽き肉の水餃子、チャーハン、ジャージャー麺をいただいた。中華っぽい威勢のいいアレでもなく、静かに淡々とお父さんがお料理をこなしている空気がかなり家庭的。出て来るお料理もそんな感じ。

お目当てのラム肉パクチーは噛むと口の中にどわーっと中東が広がる。個人的に餃子の皮はもう少し薄くてモチモチしてるほうが好きだけど手作り感あって美味しかったし、自家製麺はチュルチュルしてた。これをわたしも自宅で出来たらいいんだけどなあ。

手作り感いっぱいの水餃子

自家製麺のジャージャー麺

土曜昼っぽいチャーハン

シエシエというと、即座に不客気（ブカチー/どういたしまして）が帰ってくるのが超チャイナ感。熱燗やおでんでも出そうなカウンターで水餃子、という雰囲気やご夫婦の穏やかさコミで好かれるからこその、食べログ3.6なんだろうね。ごちそうさまでした。

京都はパンやコーヒーの消費金額が日本一なのは有名な話だけど、餃子もまた堂々の全国4位とやらで、浜松や宇都宮とまではいかずともそこそこの餃子シティ。たしかによく考えたら餃子屋たくさんあるし、メニューにもよくあるかもしれない。そして土地柄古い中華屋さんも多いからみんな何かしら「悪いけどあそこが一番」という店がある（それはちょっとめんどくさい）。またいろいろ周ってみよーっと。