SnowMan博多大遠征〜今日の旅メモ(阿部ちゃんに撃たれた日)
(※あまりの衝撃で錯乱しており更新が大幅に遅れました)
さあ、はるばるやってきました福岡ドーム(正式名称は現在みずほPayPayドーム福岡らしいながっ)。今回はおひとりさま、一度友達と行く楽しみを知ると単独は寂しさが身に沁みます。とはいえ、もう写真も札幌でたくさん撮ったし、自撮りもなんだし、と周囲をざっと確認だけ。今回はトラック2台まとめて飾られててなんだか華やかだったわ。ドームのライブってどこも本当に最寄り駅から会場までまるっとお祭りムードに包まれていて尊いものですねえ(もはや俯瞰)
15:00、開演1時間前ぐらいで入場。さーて今日のお席は!ドン!と裏返してみると、今回は正面に向かってやや左手のスタンド前方席。ああ今回もアリーナというわけには行かなかった。けど、これ結構いいお席なのでは?と探してみると、ここにきて過去最高に近くて見やすいスタンド10列目ぐらいの神席。この高さだとフロートが高さどんぴしゃだ!バクステ(後方ステージ)に至ってはもはや双眼鏡いらない近さだし花道すぐそこじゃん・・・ヒイ!イエス!
右隣には博多ティーンズ(こーじ&ふっか担)、左隣には妙齢おねえさんズ(あべ&なべ担)。おねえさん、座席で印刷したパーツを組み立てて今から阿部ちゃんの緑のうちわ作ってるよすごいなw この近さで最後に見れるの嬉しいなあとドキドキしながらさあ開演。
毎回ドキドキするチケット裏返しの儀
(ここからオタクの早口)
※本日は長文ですので関係者の方のみご覧ください
まず今回はリーダー岩本照不在でどう乗り切るのかなってのも見どころだったんだけど、結論ほとんどがひかるのボーカル音源を利用していて、ダンスフォーメーションもそのまま。数曲だけ他メンバーが歌って乗り切ってた。例えば「DA BOMB」はふっかが最初からひかるの分も繋げて2パート歌う、みたいな感じで!レア!
でも、8人いるのにやっぱり1人いないだけで骨が一本抜けたようなバランスでやっぱ違うもんだなあと思ったねえ。ちなみに「Nine Snow Flash」(メンバー紹介ラップ)は作詞担当の阿部ちゃんが責任持ってひかるパートも兼任してたんだけど、相変わらず声が裏返りそうな頼りなさにハラハラしてハオすぎた(指ハート)
あと、立ち位置的に今回はラウールとこーじがよく見えたんだけどハーフ勢は改めてビジュがえげつねえ。全身バランスが漫画すぎる。うちの息子の平たくてぼんやりした顔もとても愛らしいけれど、いや息子ハーフってどんな感じなん!?ていうかなんでうちの子ハーフじゃないんだっけあれ?と、母目線で絶句だった。至近距離のラウールなんてほぼ作画が池田理代子なので逆になんとも思わない(真顔)
最近黒髪になった佐久間はもう急に全然判別がつかなくなり非常にわかりづらかったw ピンク髪の認知力よ。ひかるラウールのユニット曲は変更されて、昨年の佐久間ラウールユニット曲「Bass Bon」に変更されていたのだけど、これまた全身黒衣装なので佐久間がもう黒すぎて、ああピンク色ってすごい抜け感をつくりだす役割があったんだなと再認識。佐久間の黒髪、いつまでつづくんかなー。
相変わらず本物のダテは神々しく、深澤さんは透けそうに白く、そして阿部ちゃんは今日も笑顔で動くたびに周りにキラキラと黄金に光るティンカーベルの魔法の粉が舞っていた。わたしには見える。阿部ちゃんのピクシーダストが。SNSで現場の感想を見ていると、他担からも「深澤さん美人すぎてびっくりした」「阿部ちゃん骨格優勝」という声が少なくないので本物ヤバい勢という枠は確かにあるはず。いつも整った場面の露出が多い目黒蓮とは違う、生の現場でハマるギャップの沼がこれだ。
そして事件はアンコールで起きた。
左と右の二手に分かれたフロート(側面に電飾が施されたパレードの乗り物のような大型装置で、会場の「外周」と呼ばれるアリーナとスタンド席の間を人力で動く)でちょうどこちら側に阿部ちゃんが乗っている!のを遠目に発見。フロートはファンサタイムでもあるので、ここぞとばかりにみんなリクエストうちわを出す。個別にアクションしてくれる確定ファンサというやつ。
この一年半、阿部ちゃんの森林伐採(緑担当がバタバタと倒れるさま)を目的にして狙撃されるまで死ねないと思っていた勢のわたしも例に漏れず札幌から掲出してきた「撃って」うちわを出し、ひとりで細々と目を輝かせていたわけ。しかも今日は低層スタンドなのでフロートに立つメンバーは少し見上げる程度ですぐそこ。双眼鏡もいらない至近距離。
昨晩ほろ酔いの中洲で口笛を吹いていた「We'll go together」が二曲目にかかり、今日も小さな弓矢やハートや投げチューをスタンドに放り込んでいた阿部ちゃん。わたしどもの前を通るころにちょうどスタンド側に向き、キラキラ笑顔を振りまいてファンサを繰り広げ、ああもう通り過ぎちゃう・・・!という瞬間、フロート最後尾の角で「あっ」と気づいてこちらを向いた。フルフルと緑色のペンラを震わせるわたし。
すると、完全に、
わたしの「撃って」うちわに
真っ正面に向かって
ニッコリと微笑んで
両手でピストルをつくって
バーンと、
撃った。
撃っ・・・・た?
え ???????
そこから10秒ほど記憶がない
気がついたころにはフロートは後方ステージに辿り着き阿部ちゃんはキャッキャしながら降りていくところだった。いま、何がおこった?撃たれたよね?え?自らリクエストしてなんだが、あまりに完全に確定で狙撃されたので絶句してしばらくフリーズしていた。ご存知でしたか?人間って、過負荷でショートするものらしいです。
星の数ほどあるうちわからなぜわたしの小さなリクエストが見つけてもらえたのか、これには確実に理由がある。
開演前にあべちゃんうちわを作っていた左隣の妙齢おねえさんズを覚えているだろうか。彼女たちがここにきて初めて、優しいなべ担の方の「一緒に出す?」という声かけでつくりたての連番うちわ(お友達と2席連続で協力して1枚づつうちわを持つ)で、「あ」「べ」とアピール。つまり、ここの3席は図らずも連携した形で緑色ゾーンになり「撃って」「あ」「べ」という阿部ちゃん全力応援隊と化してやたらと訴求力の高い一角になっていたのだ。これぞまさに棚ぼた!借景!他力本願!
この嘘みたいな幸運なシチュエーションで偶然フロートに立つ阿部ちゃんの目に止まり、しかもおひとり参加のワタクシが、ありがたくも狙撃を受けさせていただく結果となったのだった。
胸がいっぱいになってしまったわたしは、しかしながら誰かとこの気持ちを共有もできぬままただ押し黙り、役目を無事終えたうちわを静かにオタクバッグにしまい、魔法の粉をふりまく上智院卒のティンカーベルを双眼鏡越しに目に焼きつけながら、早くも叶ってしまった夢の光景をなんとか覚えておこうと白目のままでぼんやりと眺め、公演を終えたのでした。
警固神社やお櫛田さんをお参りに行ったからか、はたまたお伊勢のスーパーパワーか、駐車場で若い夫婦に換金して小さな徳を積んだのか。ありがとう、博多。「阿部ちゃんに確定で撃たれたい」というわたしの大きな夢が最後に突然にバキュンと叶いました。今日は多分出演してなかった渡辺(そんなわけはない)のことはもう横に置いたまま、わたし、阿部担として生きていこう・・・・!
胸がいっぱいでこれ以上の言葉がみつからないので、最後にわたしが万が一の葬式の際には出棺でこれを流してくれと友達に伝えてそんな葬式は嫌だと言われているSnowManの中東オリエンタルソング「DA BOMB」の強制リンクをもちまして、オタクの早口の締めに代えさせていただきます。(阿部ちゃんは1分23秒から)長らくのご清聴ありがとうございました。
フウ。
(オタクの早口ここまで)
終演後、地上から5センチほど浮いたままオタ友に「撃たれた」と物騒なLINEを投げ続けながら退場。札幌と違って即外に出られたので、一度頭を冷やすべくまたも近隣でチャリチャリを借りて宿に戻る。結構な台数があったので少し歩いたら借りられて助かった。ずっと口角が上がっており、すれ違った人はさぞかし気持ち悪かったことと思う。
ありがとう福岡ドーム
煩雑な夜のチャリチャリポート
京都ではまず見られない光量全開のバニラ
20:30、予約しておいた大衆酒場「酒一番」のカウンター端でイカ明太とモツ鍋を食べる。スノ担などひとりもいないおっさんの酒場だが宿にも近く教えていただいて助かった。ハイボールが薄かったがもはや阿部ちゃんに撃たれているのでそんなことはどうでもいい。
21:15、もうちょいイケるなと餃子専門店「宝雲亭」でひとくち餃子とレモンサワー。日曜の中洲は昨晩とはうって変わってひと気が無く空いている店も少ないので向かいの豚そば屋も閉まっていた。餃子は正直そんなに好みではなかったがもはや阿部ちゃんに撃たれているのでそんなことはどうでもいい。
22:00、せっかくめでたい日なので三軒目に老舗「NIKKA BAR」でウイスキーソーダとラムを飲む。わたしはオーセンティックバーが好きなのだがこの日はえらい混雑で普通におっさん酒場みたいになっており、求める空気感は得られず品揃え的にも満足度はとても低かった。しかしそれでも阿部ちゃんに撃たれているのでそんなことは気にしない。
23:00、オタ友に状況を説明し続けながら帰りにコンビニによって更にラウンジでつまみだす。いい加減寝ればいいのに寝られない。なぜなら阿部ちゃんに撃たれているからだ。自分の房に戻り、ふと横になったまま寝落ちしてようやく長い1日が、結果緑色に染まって、終わった。
最終日につづく。