Thai AirAsiaXの快適QuietZoneとHOTSEAT
2016年10月、運良く当選したブロガーだらけの個人旅「ブロガーGO!」(主催:タイ国政府観光庁)によるタイ旅行記を振り返り。
ブロガーGO!タイ旅行記の目次はこちら
タイへの渡航は「Thai AirAsiaX(タイ・エアアジアX)」で。2013年に出来たバンコクベースのエアアジアの子会社らしいです。エアアジア各社(特に年4回のBIGSALE)にはこれまでも何度かお世話になっております。ぺこぺこ。しかし今回はご厚意による初めてのオプションシート体験!
静かに過ごせるQuietZone(クワイエットゾーン)
お友達から「杉森さん!マジでクワイエットゾーン良かったですよ!」という話を聞いてから気になっていたのです。飛行機ではLCCっていったってやっぱりゆっくりくつろぎたい。でもどうしても小さな子どもがギャン泣きして「気の毒だが正直辛い・・・」みたいなことあるじゃない。このゾーンをオプションで付けるとその『静けさ』を買えるわけです。
- 10歳以上、または10歳未満のお子様(乳幼児)を帯同されていないお客様のみ
- ノイズを最小限に抑えた静かな空間
- やさしい間接照明を採用
- 機内食がより早く提供されます
一応こういうことになってるんですけど、何よりこのゾーンって「静かに過ごしたい」という旅客の意思が座ってる時点で明白な訳なのでオトナが多くて落ち着いてる。あと、後ろが混んでてもQuietZoneは物凄く空いてて3席ごろーんと寝転んで使えるラッキーな場合も(今回行き便がそうだった)。あとご飯が早い(ビジネスの次に出てくる)のは機内食を頼んでいる場合、地味に嬉しい。
プレミアムシートの後ろが静かゾーン
幸運だった場合(帰りは混んでました)
イチかバチかで座席の当たりはずれにかけるよりも確実でオトナな選択かも。わたしのお友達は「もうQuietZoneでしか乗らない」と言うてました。お値段は普通シートで片道500バーツ(約1600円)、最前列のホットシートで片道1600バーツ(約5200円)ぐらいが目安みたいです。
足が伸ばせるHOTSEAT(ホットシート)
飛行機のシートピッチって本当に航空会社や使用機材によって様々で、新しいから広いとかレガシー(大手航空会社)だからくつろげるというわけではないのよねえ。背の高い男性とか特に辛かろう・・・と見てて思う。ホットシートはいわゆる「一番前の足が伸ばせる席」を買えるオプションです。
オプションいろいろ
中央列の方が若干ピッチ広い
お値段は1400バーツ(約4500円)ぐらいが目安みたいです。メンズとか恰幅の良い人はちょっと奮発してこっちにした方が良いだろうねえ・・・。
機内食でもタイ料理
今回事前予約制の機内食もごちそうになりました。極力コストを下げようとしてなかなか機内食オーダーってしないけど、やーーーーっぱりちゃんとした機内食食べると旅感が違うな!特に早朝発の多いLCCだとお昼にはガッツリ腹が減っているので行き便だけでもオーダーするのはアリだね。とりわけ成田!朝に弱い成田!出国後でも羽田だったら色々食べられるのにほとんどチョイスのない成田!
行き便のタイオムレツ&スパイシーチキンライス(約680円)+チョコがけバナナケーキの豪華コンボ
メニュープレゼンが上手い
このチキンライス、今思い出しても鼻から汗がにじみ出るほど辛かった・・・!ので唐辛子マークには注意されたし。一口食べて「嘘だろ?」って思いました。機内食は24時間前までにオーダーするのが吉だよ。
帰り便はパッタイ
何気なくグッズがかわいい
わたしエアアジアのロゴ好きなんです。基本的に何でもロゴデザインがイケてないと見向きもしない人間なんです。エアライングッズもピンキリだけど、わりとエアアジアのグッズって大人っぽくて使いやすそうで結構欲しい。アジア系航空会社にしてはシックでシンプルなのが良い。
そうか。私がかつて愛していたヴァージンアトランティック航空の旧ロゴに似ているんだ。制服も赤いしもしかしたらその辺意識してデザインされたのかしらね。昔BAとJALのロゴが同じデザイン会社って聞いて激しく納得した記憶があるんだけどそのパターンだったりしてね。
朗らか接客っていいよね
ほらーわたし元CAじゃなーい?(ぷっ)というわけではないのですが、ハードの限界をカバーできるのはやっぱりソフトな訳でLCCでも接客レベルが高いとなんかすごいお得な気持ちになります。本便の皆さん、程よくカジュアルで明るくて良かったわ。日本人CAさんがいなくても安心な感じ。
バッジきらーん
お兄さんにそのバッジ何?って聞いたら「ワールド・ベスト・ローコスト・エアライン」8年連続受賞の証なんだって。へえ〜そんなすごい賞貰ってるんだ、すごいね。お兄さんも嬉しそうでなんかほっこりしました。わたしは日本の若干過剰な接客よりも必要なときだけ適切に応対してくれるドライ気味なサービスの方が好きなので、外資系エアラインの方が合ってるんだな。
目的と予算に応じてオプション使いたい
いいね、オプション。よい体験をさせていただいた。エアアジアって言っても色々な目的地(=飛行時間)や予算の都合もあるので、例えばナイトフライトの帰り便だけ、とか週末だから混んでそうなんでクワイエットゾーン、とかより快適な旅程の選択肢として使いたいのよね。
今回初めてLCCで海外に行くというブロガーさんもいらっしゃったようなのですけど(なんて贅沢な話なんだ!信じられん!)もはやLCCって『ど根性で行く貧乏フライト』って訳ではないので、ちょっとご年配だったりご褒美だったりのときには迷わずオプション、ってのも良いね。下手にレガシーキャリアで行くより快適なパターン、全然ありますので。
以上、ThaiAirAsiaX体験記でしたー。つづく。