そうだ、インド行こう

杉森のインド徒然草 / 寝台旅情編

(番外編・インド旅行記をお送りしています)

アグラ~バラナシ間、バラナシ~デリー間で2回寝台列車に乗りました。
赤い服を着たポーターのお爺ちゃんが脳天が割れるほど強烈に重い私たちの荷物を一度に乗せ、非常に申し訳ない。



事前に自分の列車の中の席まで運んでくれたらお金を渡す、という約束をガイドさんがしてくれたので爺ちゃんに着いていくのみ。一切列車の行き先も時間も不明な掲示板。
駅は猛烈に暗いのでした。
このISO1600写真の5割増し位暗くてほぼ闇です。
こんな売店もあります。大きな店ではホットミールも売っています。
周りの下水溝にはデッカイねずみがいて普通に踏みそうになります。
悪びれもせず案の定一時間以上遅れ、ホームであんまり暇だったところに、この売店の兄ちゃんたちがおもむろに屋台に早代わりしてチャイ&おなじみのプーリーバージ屋さんに。
「写真撮らしてーこれプーリー?」
『プーリープーリープーリー(周りの親父全員で)』 
見やすいよう持ち上げてくれた。
左の兄ちゃんが生地を伸ばして揚げて桶に入れる流れ作業らしい。
『プーリー食べるか?』
「悪いけど今腹いっぱいなんでいいわーすまんね」
『・・・・・。(無言でチャイを渡されやるよ、の意)』
「マジでー!ダニャワード(ありがとう)」
『ダニャワードダニャワードダニャワード(と日本人が言ったよ!の意)』
『オレたちの写真撮ってくれよ』
「いいよ、動くなよー (ISO感度上げてるから)」 
全員カメラ目線が強すぎる。
その上、プレビューでイケてない顔だと撮り直しを頼まれるのだった。
そのうち列車が到着し、ポーター爺ちゃんがどこからともなく現れて、荷物を持って車中へ。そしてやはり金でごねたのだった。約束より多めにやったのにもかかわらず。まあ想定内なので「全然無理」と押し切る。
中流家庭や旅行者が一番良く使うという2等AC(エアコン付)寝台。
ムショ系インテリアとなっております。
隣はインドにこなれたイギリス人カップルだったので話などし、
車掌さんに目的地で起こしてくれるように一緒に頼み、
毛布配りおじさんにもらったシーツや枕で風のようにベッドメイキング。
二段+二段ベッドに垂直に通路沿いにも二段ベッドがありまして、夜は通路両側カーテンまみれでこんな感じになります。シーン
早朝のバラナシ駅のホーム。
もうホントに線路がゴミとうんこだらけなんだよう。シクシクシク
でもプラットホームに牛がいてホッコリします。
ちなみに帰路は、出発は定刻だったものの20時間遅れで36時間の列車生活に。わかりやすく例えますと、大阪~東京に新幹線で帰るつもりが、三河安城辺りで行く手に線路事故が発覚し、しょうがないから名古屋に引き返して長野経由各駅停車で東京まで行きますよー
というスケールを数倍にしていただいた感じです。
だからもう、ずーっとこんな感じで↓
持参していたカロリーメイトや醤油煎餅を妹と貧乏家のように食べ
隣席のモバイルエンジニアというエリートインド人青年に助けられ
使えないドコモ代わりに携帯借りて帰りの飛行機をキャンセルし
一切社内放送の無い中で状況や原因を完全に噂レベルで聞きつつ
大きな駅で停車中キオスクに殺到する旅客の中何とか食料を買い
ついでにホームでヨーロッパからの観光者の皆さんと不幸を嘆き
うちの席に来てみんなでテロの話やおすすめスポットの話をし
あとは寝たり起きたり読書したりipodの電池も無くなったりで
33時間後に到着したのでしたー。
インドをあなどるなかれ、という感じですがとても楽しい寝台列車の旅。
 

トイレはまあすごいよ

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