杉森のインド徒然草 / エア・インディア編
(番外編・インド旅行記をお送りしています)
成田~インドの直行便は現在JALかエア・インディアしか飛んでおりません。ディレイやキャンセルで有名なAIに一抹の不安を覚えつつも、お財布に優しい方を優先して旅立ちました。ダブルスコアぐらい値段が違うのです。
こちら私の乗ったB777-200、とてもテンションの上がる窓をしています。
緊急時案内のお姉さんがサリーを着ている!おお!インドっぽい!
しかし、緊急時に裾が挟まっちゃうからよく考えたらあまり保安面では宜しくない制服だな、なにげに。
見逃せないのはその下のライフベスト着用説明のイラストです。
髪型も表情も崩壊寸前です。左下のライフボートの図なんて、もう人が乗っているのかも危ういところです。
さて、8時間に及ぶフライトの最初のスナックは、ポテトフライの砂糖がけのようなシュールなスナック。もう一種類、カレー味のスナックもありました。
客室乗務員は、パイロットのような制服の男性とサリーやパンジャビの女性です。女性の額のビンディーがとても素敵です。接客の荒さも、外資ならではの醍醐味です。いいんですよ、そんなかしづくような接客などせずともねえ、って・・・・あっ!チャカ・カーン!
エイティーズだねえ。80年代な風貌がとてもおしゃれで素敵です。
そして、肝心の機内食は1度だけ。帰りは2度あります。
チキン or フィッシュではなく、ベジ or ノンベジで選択致します。近くにいたご老人達はなんか醤油かけて煮物などを食べていたので、もしかしたら更にジャパニーズのチョイスがあったのかもしれません。
私のベジタリアンカレーは「サグ・パニール」。
カッテージチーズとほうれん草のカレー。とっても美味しかったよ。辛かったけど。というか、その前につけ合わせが紅白蒲鉾なのは、いったいどういう事情なんでしょうか。何かめでたいのでしょうか。
ふと見ると、水が福井県産。ECHIZENと書いてありました。
わかりにくいが、隙間隙間で頑張ってるな、福井。その調子だ。
目の前のテレビには、「ムトゥ踊るマハラジャ」のような暑苦しめのドラマや映画が流れます。料理教室もやっていましたが、とてもミッキーには見えないネズミ状の物のケーキづくりや、アバンギャルドな振り付け教室など、目の離せないプログラムばかりでした。
本を読みながらスナック。
森永マリーをまさかエア・インディアでいただくとは思わなかったよ。
到着前の夕暮れには、機内放送でエベレストが見えるとの案内が。
はるか彼方に三角形のシルエットが見えました。静岡上空で富士山に感動していたインド人たちのように、飛行機が傾きそうなほど右側に集まる日本人たちなのでした。
乗客は日本人ツアー客のほとんどがおじいちゃんやおばあちゃんたちで、そのお達者ぶりに驚きました。70過ぎてインド行くってなあ。スゴイねー。
- 前の記事
- 「ぷん楽」和食バイキング&PARIYA弁当のランチ
- 次の記事
- 杉森のインド徒然草 / 聖なるウシ編