そうだ、モロッコからパリまで行こう

今日の旅メモ(day20 リスボンからポルト)

昨晩の雷雨が止んで朝から晴れてきた。朝食は抜こうかなと思っていたけど、パンケーキのいい匂いがするのでクリームチーズとチョコクリームで朝ごはん。このホステルは毎日朝ごはん担当の人が1人いてエンドレスで焼いてくれているのでホカホカ。ヨーロッパに来るといつも、帰ったらヌテラ買おうって思うのよね。

チェックアウトして荷物を預けて9:30出発。なんていい天気なんだ…!ロシオのペドロ4世広場を抜けてサンタジュスタのリフトへ。縦型エレベーターが観光地って面白いね。また行列だ。どうやらトップの展望台は工事中という不運だったけど、それでも上に上がるとようやく晴れたリスボンの街がとってもキレイに見えて素晴らしかった。かなりジブリだなああああ!


昔々のエレベーター


展望台の下はこんな感じ


見下ろしてヒヤリ


オレンジ屋根がきれいだなー

普通はリフト上から裏手に出て街を散策するみたいだけど、時間が無いのでまたリフトに乗って元の場所に降りてPra?a do Com?rcio(コメルシオ広場)まで歩いた。海がキラキラして青空に大きな彫刻や真っ黄色が映えて素敵。中国の人に写真をお願いするときにカタコトの中国語でニコニコすると大変ご親切にしてくださるので便利だ。


今日の巨像

時間が少し足りないなーと焦りながら、古い型の28番トラムで山を上がった。場所によってはトラムに乗るのも大行列。観光者で満員電車ぐらい混み合っていたので心地の良いものではなかったけど、坂の街では観光だからというより交通手段として乗らざるをえない。Castelo de S. Jorge(サンジョルジュ城)の近くで降りて石段を上がった。また大行列…。リスボンカードを持っていても、割引チケット6.5ユーロを買わなきゃならないので、結局そこのタイムロスはカット出来ないんだよねえ。


念願のトラム


ガチャガチャやっててかっこいい


たまにコカコーラのが来る

城は正直入ろうか迷ったんだけど(キャサリンはやめたらしい)やはり城はただの城であった…。宮殿とかじゃなくて城跡。ほとんどの皆さんは街を見下ろすベストビューポイントに写真を撮りに来ていると言って違い無い。確かに景色は素晴らしいのだけど、あとはもう石積みの何が面白いのかという塩梅でやっぱ失敗したなーとすぐ出てきた。ああ、ミーハーが裏目に出たな。


私は城マニアではない


こういう展望台は日本の城にもあるよね

ということで、このまま念願のフードコートに行くには時間が無い。リベイラ市場はリノベーションで半分がフードコートになり、まるでマドリッドのサンミゲル市場のような感じらしい。良かったよーとポルトガルに来ている友達にも聞いたのだけど、リスボンでは時間と天気と都合とがうまく噛み合わず。電車のチケット時間また変更出来るかな、と駅に戻ったけど変更は一度だけらしくもうダメだった。しょぼん。


腹が減ったが時間がない


MUJI!シャンプー売って…なかった


ロシオ駅から。城は外から見るがベストなり

まあまたこればいいか、バイロアルト地区もほとんど見てないし、と気を取り直してホステルで荷物を引き取り、地下鉄でアポローニャ駅へ。売店で冷たいチキンカツバゲットと水を買ってホームのベンチで食べた。晴天でとても静かで気持ちよかった。4号車の窓際に座って14:00出発。相変わらずニューオーダーを聞きながら爆睡。北に上るほど車内が薄ら寒くなっていき、雨が降り出し、ついに車外は18度。リスボンは半袖でもいいぐらいだったのに!ダウンを着て3時間後にポルトカンパーニャ駅へ到着。


ポルト行きの車内


パルケエスパーニャ(じゃないよ)

さーむーーー。駅でひとまず買うだけ買おうと交通ワンデーパス「アンダンテカード」と観光パス「ポルトカード」を買った。13ユーロ。国鉄でサオベント駅へ。雨の中歩いて5分でホステルについた。リスボンと違ってクラシカルな感じの街だなあ。今日の宿は女性ドミ、キレイで静か。ベッドが二つ空いていたけど干しやすそうなヘリのある上段を選んだ。もはや干しやすさ基準。誰もいないのですみやかに手洗いつけ置き洗濯開始。液体アタックの洗浄力がなければいまの私はない。

フランスに嫁いだふみ(バカンスでポルトガル旅行中)からメッセンジャー電話がかかってきて打ち合わせ。どうやら隣の駅に宿泊していてめちゃくちゃ近そうだ!よしよし!20:00にご一家とディナー決定。近所のミニスーパーに寄ってようやくシャンプーとクレンジングを購入。マドリッドでは備え付けを使い、リスボンではお湯と石鹸でごまかしてきたのですが限界です…。


想像つかないクノールが沢山ある

南スペインと違って日が暮れるのが早い。日本と同じくらいかな。ふみに選んでもらったポルトガル料理Restaurante Abadia do Portoへ徒歩移動して晩ごはん。「イエーイ!久しぶり!!」子供らにも数年ぶりに会ったがもうすっかり人になっていて、フレンチと日本語のミックスに福井弁が加わり超ごちゃごちゃだけどきちんと会話が成り立っているという国際結婚ならではのコミニュケーションを見せてもらった。私が少しでもフランス語喋れたらいいのですがね…。

ソムリエールでフーディーな彼女にお任せして、ケールスープとタコフリットにレッドビーンライス、トリッパ煮込みとライス。ああ…大勢でメシを食うとちゃんとした現地の物が食べられる…。ふみ曰くポルトガルはめちゃくちゃポーションの量が多いらしいので、これらを一人前づつでも大人には十分だった。どれもポピュラーなポルトガル料理。うまかった!でもふみはもう同じ味がするから飽きたと言っていた。私のタジンクスクス状態やな、わかるわーーー。まさかのごちそうになってしまった。


ケールスープ、キャベツみたい!


スパイスの効いたトリッパ煮込み、うまし


タコ天とビーンライス、ポルトガルのタコ最高

22:00、帰ったらみんな寝る準備してた。私の下段の韓国ガールは疲れて服着たまま寝ちゃってた。明日は1日限りのポルト観光。

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