そうだ、台湾いこう(書籍化版)

今日の旅メモダイジェスト 2017.3.13 台南散策

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10時起床。久しぶりにアラーム止めて二度寝するほど爆睡。やっぱり静かな個人部屋で耳栓フリーで寝るのはたまには大事だなー。部屋でウダウダしていたらあっという間に11時半でチェックアウト。

次の宿「正興咖啡館」に到着。あらーほんとに普通の古民家カフェだわ。

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古民家再生カフェの裏手に100年を越える古い家があってリノベホテルになっている。広いとはわかっていたけれど、ロフト付きでやたら広くてかなり持て余す。だって4人は泊まれるよこれ。

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落ち着かない風呂とトイレ

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遠い

共同の書房には日本の台湾特集雑誌などもあったのでついじっくり見て写真を撮ってしまう。カフェでは雑貨の販売も。もらったホテルの鍵、お店の鍵も開けなきゃだから沢山あるよ〜無くしたらヤバイ。

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アンアンやクレアもあった

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またファンシー雑貨

正興咖啡館がある正興街はちょっと新しいトレンドスポットで、小さな雑貨屋やカフェやスイーツショップが点在しているらしい。このカフェもそんな中シンボル的存在。すぐそばにはソフトクリーム屋さん「蜷尾家」に開店前から長蛇の列。

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裏小路を探検

牛肉湯を食べようとお店に向かったら閉店。ハシゴ予定の店も閉店。調べたら開店時間はなんと3:00-11:00と書いてある。ああ、こういう超朝型の店が台南って多いんだった。残念無念。スケジューリングがめちゃくちゃむずい。


市場は朝閉まるってことよ

さて、気を取りなおして黒糖の豆花を食べよう。メニューに黒糖なんちゃら、というメニューがあったのでああこれだこれだと注文したら、プリンがどぶんと沈んでだいぶおもてたんとちゃうのが来た。が、食感邪魔せずとても美味かったので結果オーライ。

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ゼリー(粉粿)うまい

通し営業の店が少ないからどうしようかなあ、と思ってたら行列の店発見。飛ぶように売れている金得春捲、一本40ドル。じゃあこれでも食べてみようか。中身はキャベツ、干し豆腐、鶏肉、たまご、えび、パクチー少々、色々あるけどとりあえず砂糖が甘い。もろ砂糖じゃん。甘ーい。

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光の速さだった

休憩に「存憶珈琲」へ。店の人も雰囲気も良い感じ。台南は、ゆっくり風に吹かれてこうしてボンヤリしてるだけで日が暮れちゃうなあ。

しばらくして、現地人らしき人がスマホでハードロックの動画を大音量で見始めた。破られる静寂…せっかく素敵なハープの音楽がかかっているというのに…うるせえよ…なんでこんな店くんだよ…。ちょうどお茶も無くなったのでお開きに。

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珈琲飲めなくてごめんね

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とても雰囲気が良かった

写真撮ってたら店員さんがよかったら奥も是非見て行って、という。すると奥の畳部屋でホセとアマンダと出会った。アフリカあたりから東南アジアを回って長い長い旅の途中。タイから台湾に来てなんとこのあとは日本に初めて来るらしい。残念ながら桜の季節には間に合わないかもだけど、何か困ったことがあったら連絡してね。居酒屋でも連れて行くよ。

ちょっと生活用品でも見にいくかと「放放堂」へ歩いて向かう。これは確か台湾の生活雑誌「好吃」で見つけたお店。ハイ、休みーー。もう、休みと営業時間が独自すぎるよ台南!キー!ガラス窓から中を覗いたら琺瑯のマグカップや白い陶器が見えたのだけど、そんなに好みではなさそうだわフン(捨て台詞)

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日も傾いて来たしちょっと海の方にでもいきますかねえ。タクシー移動、安平老街で降りて前回入らなかった安平古堡に入ることにした。売店でそこまで思い入れはないが・・・と思いながらマグネットを一個みかけたので買った。相変わらず史跡旧跡への思い入れが浅い。だって歴史知らないんだもん。


見晴らしは良かった

ケンティン以来のサンセットでも見に、海に面する観夕平台へ行こうかと思ったけれど歩くと30分。平日の田舎で帰りの手段があまりにリスキーなのでやめた。延平街の「林永泰興蜜餞行」へ久しぶりに行くか暇だし。


典型的な観光屋台ストリート


ジャケが好きなの

緑茶梅と甘塩っぱいドライ梅干しの2袋で100ドル。結構するねえ。店の見た目はかなりボロいのに人の往来が途絶えなくて相変わらずすごい人気店。老舗、ってのはそれだけでブランドになるのね。

タクシーに乗ったらとても優しい運転手さんにあたり、カタコトで話をしながら行く。行きの運転手さんも、この人も「少ーしだけしゃべるんだねアラ上手上手」と褒めてくれるので、嬉しくてペラペラ・・・とはいかないのでシェーシェーを連発して嬉しい気持ちだけ表現。自分の国に興味を持ってもらえるというのはとても嬉しいことだもんねえ。

赤崁樓にやってきた。わたしの大好きなチーカンロウ。うまく言えないけどなーんかここ落ち着くんだよなー。わたし前世オランダ人だったとかそういうのかなー。空気に癒されます。楼に上がるとちょうど夕日が見えて、何もない堤防で帰りの手段もないままに夕陽見てなくて良かった!って思った。


観光地チケットかわいいよ


こっちの夕日でよかった

お腹が空いたので「赤崁担仔麺」へ。思いっきり観光レストランなのは十分知っておきながらのトライアル。確かにお店が新しすぎるけど、台南っぽいものをパパっと食べるにはいいんじゃないですかね。ややお高いけど、観光地だからね。


チェーン店感ある


あーんまごはんとは合わなそう

わたしは担仔麺と、これまた台南名物のエビの揚げ春巻き、サバヒーのはらみ焼きをオーダー。担仔麺あっさり、エビはホクホク、サバヒーはやたら脂ノリノリ。花蓮でスープを飲んだ時と同様に一本の小骨も見当たらないのが気になる・・・跡を見る限り結構な量だと思うんだけどどうやってさばいてんだ。

一旦帰宅しようかと戻って来ると、朝見かけた大行列のソフトクリーム屋さん「蜷尾家甘味處」は人もまばら。本当は夜中にやってる果物屋さん「泰成水果店」に行きたかったけど腹いっぱいなので烏龍茶ソフトクリーム一個買ってみた。


夜中も大繁盛


和風ショップのソフトクリーム屋さん

ホテルでゆっくりして21時に再度夜の街を出発。気になるバーに行ってみたら何と20人ほどのウェイティングリスト。バーで!お昼のファミレスみたいになってる!女の子が出てきて「おそらく1時間以上待つと思うわ。当日来店予約しか受け付けてないから良かったら明日8時に来てね、できればそれよりちょっと早めに来た方がいいかも。」とのこと。

「ところで今は日本はお休みか何かなの?日本人がたくさん来ているんだけど。」あー、そうだなあ、その人たち若い?「多分学生だと思うわ」じゃあきっと期末試験も終わった大学生じゃないかな、春休みだよ。「じゃあ日本には春、夏、冬の三回お休みがあるのね」そうだね、わたしだってそんな遅くに来たわけじゃないのに中に学生がいるなんて。キー!

飲みたい気持ちを持て余して、近所にある名前の通り長ーいカウンターの「LongBar」へ。同じく振られた人たちがスマホ片手にみんなこの酒場に流れ込んで行く。一杯だけ飲んだ。


チャらくなくてよかったよ

緊張したけど無事にお店の表から四つの鍵を使ってちゃんと部屋にたどり着けた。わあー飲食のバイトの最後ってこんな感じなのかな〜。


閉店後のカフェ

せっかくだからね、とサンルーム風呂にお湯を張ってみたけど、ロールカーテンを下ろしてもあちこちに隙間があるのでどうも落ち着かず。真っ暗な中で久しぶりにお湯につかったがすぐ出た。

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