今日の旅メモダイジェスト 2017.3.14 台南散策2日目
8時起床。晴れ曇りで薄ら寒い。構造上仕方ないけどなんか寝床で小さなアリが目につくので起きた。起きたはいいが下に降りたらまだカフェは準備中。店員さんは9時からだよと言う。
台南に来て私が食べたいと思っていた小吃のお店は、お昼には閉まってしまうところばかり。ホテルの朝ごはんもったいないし…矛盾…。
カフェ貸切でおしゃサンド
11:00 チェックアウトして次の宿「緩慢文旅x台南古根」へ。お宿を段々豪華にするというお楽しみスライド方式にしたのだけどそれでよかったかも。チェックインまで時間つぶし。街角に初めて緑色の公共レンタサイクルを見つけたのでまたも借りてみる。こっちの方が後発だから新しいね。
錆びてない!それは大切なこと
やっぱり気持ちよくていいわ、チャリ。歩いている時より視線が高くなるのでちょこちょこ寄ってみる。「福記肉圓」でまずは軽くおやつ。前食べた時こんなに美味しかったかな?
ツルツル感がシズル感
次に台湾のアウトドアブランドショップ。色使いが超チャイナだな・・・。どれもこれも、もれなくエヴァンゲリオンみたい。実際シリアスに初号機みたいなのあった。ピンクやブルーの彩度が全然ちがうわあ。
何もいらなかった
さらに「莉莉水果店」でストップ。有名な果物屋さんで夏はカキ氷需要のためかなり混雑するのに、果物屋さんもオフシーズンらしい。カットフルーツ盛り(小)を頼んでみた。これで花見みたいな量来たらどうしようかな、とひとり静かに怯えていると小皿にちょこちょことフルーツが乗ったおひとりさまにちょうどよいフルーツの小吃サイズがきた。50ドルでこれってお試しにはちょうどいいね。
味はさすがの果物屋クオリティ
孔子廟の近くに自転車をワイヤー錠でとめて孔子廟をお散歩。次に府中街に入ってみるがこちらもまた全然人がいなくて随分シーンとした雰囲気。緑の木がアーチ状になっていてピースフルな通りなんだけどここもまたシーズンオフかな。
さくさくと孔子廟
すたすたと府中街
久しぶりにハオハーなトマトジュース飲みに行こう。まるでハリーポッターの世界のような数十センチの狭い隙間を入り、暗い路地を進んで階段を上がるとカフェ「窄門珈琲」。純喫茶のようで好きだ。前に飲んだトマトハニージュースがとても美味しかったのでもう一度飲みたい、とオーダーするとなんと今日は置いてないとのこと。これを飲むためにきたのに・・・。
昭和浪漫
お姉さんに勧められた「フォルモサジュース」にしたら、なんかすごいグラデーションのワイハみたいなのがやってきて、周囲のシックな雰囲気とそぐわぬトロピカルぶりに思わず笑った。失敗したなあ、と思ったら意外とサッパリしたレモネード。
誰でも絵になる
ジュースを飲み終えて隣の「草祭二手書店」に入ってみる。ちょっとおしゃれな書店なのかな、どんな本を置いているのかしらと気軽な気持ちで入ってみたら、どうやら会員制らしく「60元でご登録いただいております」的な看板が中に掲げてあったのでちょっと敷居が高いところみたいだ。
15時に宿へ戻る。まだお部屋ができていないとな!しょうがないのでまた外に出るが例によってまた「食べようと思ったお店が開いているはずなのに開いてない」というパターンに遭遇。もう動じないわよ。賑わっていたお店「阿龍香腸熟肉」の店頭で指をさして肉燥飯と香腸を食べた。
売りはガラスの中の方だった
高雄でさおりちゃんと「全然野菜食べれないですよね」って話をしていたことがあったのだけど、そうなんですなんかこういう食べ方をしていると飯か麺か肉ばかりで全然野菜にたどり着けないんです!今回もまた野菜粒とかマルチビタミンとか持ってくるんだったな。
おお、普通のホテル〜
6階の書房はいつもだれもいない
ようやくチェックイン。キレイなお部屋。洗濯してつけ置きしたらドッと疲れが出て倒れこむようにしばし昼寝。ただし起きてキャーってならないように一応目覚まし付きで。
あんだけ食べたのにまだ甘いものがたべたい。ムクリと昼寝から目覚めたら急にあんこが食べたくなったので疲れを癒しにマッサージに行くがてら豆花屋さんで紅豆豆花を一杯ペロリ。
初の小豆だー!
マッサージ屋さん5星集足體養生按摩會館についたのはまだ18時半。あんまり安いところに行くとながら作業のおばちゃんがおざなりなマッサージをかましてきたりするので、少々高くても多少のマニュアルが存在しそうな小綺麗なお店に行くようになってきた。足裏マッサージは結構強烈ながらも効き目は抜群で、ずいぶんカラダも気分も軽くなって宿に帰った。
20時、2日越しの人気バー「TCRC」。こうなると入らないで帰るわけにはいかない。バーに入るだけなのに開店1時間前に整理券行列なんて、こんな昔のチケットぴあみたいなことをしなくてはならないなんて!
五分前でもうこんなに人が
かるーく小吃でも食べてお茶でも飲んで待っていようか、と「小南米糕」に入って米糕とやらを頼む。アッ。昼間のメシとめっちゃかぶってるし。ほとんど同じやし。あんまりこのトロトロ肉がけごはん好きじゃないし。…無知であることは悲しい。
ライスケーキ、だったよな確か
昼とかぶってもてるやん!
夜9時、静かに20人程のひとだかり。知らずに開店時間で来た人もいるみたいで、昨日のわたしのように整理券の説明をされている。グッドラック。
さーていよいよ入りますよー
外からは見えない奥の部屋のバーカウンターの正面に通された。おおお!天井の高い、バーテンさんの背後の棚に酒瓶がだーーーっと天井まで並べられた、素敵なカウンターだった。たしかに人気はあるだろうけどしかしながら整理券ってのはすごいよなあ。
たしかに素敵ではあった!
「マイタイナン」というマイタイ台南バージョンをオーダーしてみたけど随分長いこと待った。周りが鮮やかなカクテルを出される中、わたしのは銅のマグカップに入ったまあ地味なカクテルだこと。チッ。暇に任せて喋っていた隣の若い台湾人カップルの男の子は台湾101近くのバーでホールスタッフをやっているらしい。じゃあ行けたら行くね〜と話をして飲み終わった。
素敵だったけど、そこまでバーとしての面白さみたいなのはなかったなあ。インテリアの素敵なオープンキッチンみたいで。また、次回はもっと楽しめるといいなあ。