なんだかんだで結局楽しい「香港ディズニーランド」ざっくりレポート(後編)
※先日の「そうだ、香港いこう」補完記事です、ご査収ください。
さて、入口のミッキー待ちですっかり出遅れた我々、ようやく香港ディズニーランドのアトラクションをやっつけにかかりました。時計回りに歩き、アドベンチャーランドを「なんもねえな」と華麗にスルーして(笑)最初は見慣れないマーベルのアトラクションへ。
ミッション:ディメンション・オブ・デンジャー
せっかくなので、と入ったのはマーベルのアトラクション。
HPの説明によると『ヒドラより先に、ドクター・ストレンジがポータル・ネクサスを取り戻す手助けをしよう! 途中では、ブラック・ウィドウとホークアイと一緒に敵の一団と戦います。 オーディンの宝物殿にいるマイティ・ソーの部隊に加わりましょう。 』ということなのですが、マーベルに疎いわたしは全然何を言ってるのかわかりません。
せっかくなら香港らしいのを
中の様子を説明すると、グループ分けされる→博士が解説中に緊急事態発生→みんなでダッシュして別部屋へ移動→戦いの場面を見る→急にマイティ・ソーの部屋などへ→選ばれし人がなんかお宝ゲット→世界を救うヤッター、という流れの近接演劇型アトラクションです(粗い)。
急にイケメン現る
基本広東語なので何を言ってるのかわからず(3割英語)部屋から部屋へ緊急移動を急かされるので、「なに?!」と言いながらずっとニヤニヤしながら小走りしていたら終わりました(笑)でも、なんとなーく俺たちが世界を救おうとしているのはわかるし、リアルな欧米男性の出演と迫真の演技が間近で見られるのが新鮮。そして演出と設備が優秀なのは、さすがディズニー。
ビッグ・グリズリー・マウンテン・ラナウェイ・マイン・カー
続いて、TDLのウエスタンランドとクリッターカントリーを足して2で割った感じの「グリズリー・ガルチ」ゾーン。どうしても乗りたかった香港版ビッグサンダーマウンテン『ビッグ・グリズリー・マウンテン・ラナウェイ・マイン・カー』。
こういう感じで低めの景観
漢字で書かれると怖みが増すな
わたしは落ち物NGなのでヤバめのジェットコースターには生涯乗らないつもりですが、ビックサンダーは大好物です。たとえ多少並んででも、と思っていたら・・・・誰もいませんでした!待ち時間ゼロ!
誰もいないなーテクテク
えっ乗り場ついちゃった
あのカタカタカタという音や鉱山的演出は同じ。しかし!HP説明にはそこはかとなく書かれているのですが、急上昇急降下に加えて「後ろへ急下降」「ハイスピード」が加わるシロモノだったのを乗って知ることに。
何の下調べもせずに乗ったので、後ろに落ちた瞬間「エッ」と口から魂が出そうになり、その後はずっと『しらなかったあああああああああ!!!』と叫んでいました。TDLなんて大体ルート覚えてるもんだし、不意打ちがあまりにも新鮮で面白かった。いやーこれは乗る価値があります。新しいって、いい。
ミスティック・マナー
続きまして、緑いっぱい「ミスティック・ポイント」ゾーンにある香港版ホーンテッドマンション『ミスティック・マナー』へ。
ここはおばけじゃなくて、このお屋敷に住んでいる博士の助手のお猿がうっかり不思議な箱を開けちゃって、魔法の力が開放されてえらいことになっちゃう、というストーリー仕立て。動線はホーンテッドマンションと同じだけど、もっとダイナミックな動き。途中で西遊記モチーフが出てくるところが香港らしくて良い!新しいって、いい。
トイ・ストーリーランド
トゥーンタウンのない代わりに香港にはトイ・ストーリーが。可愛いなあ、天気のいいときに是非来たい。日本人ガールズたちがインスタ写真をたくさん撮っているのが散見されました。
このサイズで急にしゃべるの超ビビる
これは無理なやつ
トイレがスクラブル
ここで落ち物の苦手なわたしも『トイ・ソルジャー・パラシュート・ドロップ』には挑戦しようとドキドキしながら並んでいたのですが、乗る直前で雨天休止に。あちゃー。小雨がパラパラと降っていて、外モノアトラクションはこの時点ですべて休止になりました。
乗りたかった・・・。
この人たちはウロウロしていた
雨天復帰する気が薄い
※ちなみにこのあとは閉園まで全く外モノアトラクションは動かず。このあと豪雨の瞬間はあったものの、雨がやんでも再開する気が全くなさそうだったので「東京と違う!やる気ない!」とフガフガしました。香港ディズニー、天気大事ね。
ミッキーのフィルハーマジック
雨のそぼふるなかファンタジーランドに移動して、休憩がてら室内アトラクションへ。これは東京にもあるな。そしてコンテンツが古めなので3Dメガネでもちょっと飛び出し精度が低くて目が疲れちゃうやつ。そのうちディズニーでもみんなでVRとかになるのかもねえ。
ただ座りたかった
マンゴープリン売切れ。売切れって!
さすがチャイナ、フォトスポット多数
アイアンマン・エクスペリエンス
トゥモローランドに移動して、ディズニー初らしいマーベルのライドアトラクションへ。入ってわかった、「ああ!スターツアーズ!」
いったい何をするのかと思えば
ハッ!この形式は!
みんなで観光にいくわけね!
香港ディズニーランドを飛び出した我々が香港の町中で苦境に会い、アイアンマンに助けられて帰ってくるという新しいストーリー。スター・ウォーズは最強だと思っていたけど、全然こっちの方が面白かった・・・!臨場感も構成も新鮮で面白い。やっぱり、新しいって、いい。
ハイパー・スペース・マウンテン
雨のディズニーランドの味方、室内アトラクションの親ビン、スペース・マウンテン。ここのはスター・ウォーズがフィーチャーされているのです。
若干苦手である
シップも駐機しておる
雨とはいえ日曜日なのに果たしてまたもや待ち時間はゼロ。この長い通路いらないんじゃね?と思いながらテクテク進むと、スカスカのコースターが全員を乗せないままガンガン出ています。なんか寂しい!
すぐ乗れるスペマン
香港のスペース・マウンテンは「スター・ウォーズバトルの中心へロケットで向かう」というストーリー。LAと同じく座席に音楽が流れる連動型コースターで、暗闇で例の『ジャーーーーン』テーマ→ライトスピード→猛スピードライドという構成。さらにコース上ではプロジェクションマッピング?かなんかでバトルシップの映像が繰り広げられて同期します。
ファンにはたまらないと思うんだけど、例の猛スピードでこっちはそれどころではないため、乗るとスター・ウォーズ感は思ったより薄め(個人差がございます)。あと、東京だと乗ったあとクラクラするんだけど香港の方が若干なめらかな乗り心地でそういうこともなかったんだな。並ばないし、せっかくなので2回連続で乗りました!
志なかばで帰路につく
三半規管を痛めつけたあとは早めに退散。残念ながら雨天で夜のパレードも中止、東京より大きいと人気の花火も中止だろうということで後ろ髪ひかれながら帰りました。しかしながら、考えてみれば午後遅めに出動して19時には帰ったのに6アトラクションを7回乗ってるわけで(ファストパスはもちろんナシ)、いかにTDLでは並んでいる時間に取られているかってのを実感するね・・・。
夜のトゥモローランド
基本的に「そんなに面白くない」「狭い」「高い」という話しか聞いてこなかった香港ディズニー。たしかにちょっとホスピタリティは低めだし、チップとデールもだらだら歩いてるし、TDLに比べたら夢と魔法の非日常感は薄いものの、新しいだけあってディズニーランドのアトラクションとしては新鮮で面白いものばかり。新しいって、いい。ホント。
夜も人少なめ
本土からのゲスト激減で4年連続赤字の香港ディズニーランド、わたしはこれ初めて「潰れるディズニーランド」になるんじゃないかと気が気ではありません。是非その前に!香港に行ったらついでに行っておくのは悪くないと思いまっす。高いけど。高いけどさ。ディズニーランドが好きな人にはきっと楽しいですよ。あと、子供用プレイスポットみたいなのが沢山あるので、子連れでもパークとして楽しいと思います。
やっぱりこの笑顔がイ(自粛
以上、なんだかんだで行ったらそれなりに楽しい香港ディズニーランドざっくりレポートでした。おわり。
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