京都生活

オトナの方がきっと楽しい「京都鉄道博物館」

2016年春のオープン以来ずっと行きたかった「京都鉄道博物館」に行きました。場所は京都駅近くの梅小路公園、くるりが音博やってるところですね。さいたまの鉄博がオープンしたときの尋常じゃない混雑が記憶に新しかったのでこれだけ寝かせたらいいかげん空いているんじゃないかと思っていたんだけど、雨にもかかわらず結構な客足だった。

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プロムナードに電車がいっぱい

入場してすぐのプラットホームには中にも入れる車両が多数展示してあって、いきなりああ楽しい。昔湘南で一度だけ乗った古い東海道線、古い新幹線や食堂車、ブルートレイン、貴賓列車などなど、レトロ列車大全集。これ、子供が見るよりおじさんおばさんが見る方が目がキラキラしてるんじゃないのかしら懐かしくて。

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 icon-camera 0系がお出迎え

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 icon-camera 昔のグリーン車狭い

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 icon-camera 夢の新幹線食堂車

わたしが小さいとき、まだギリギリこういう新幹線食堂車ってあったような気がしないでもないけどどうだったかしら・・・(調べたら2000年廃止だったので全然オトナになるまでありました逆にショックw)ちなみにブルートレインの食堂車はリアルに稼働していて中でご飯が食べられます!

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 icon-camera まあ楽しそう

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 icon-camera 調理場も稼働している!

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 icon-camera こっちの弁当は今回遠慮しておいた

長い行列に並んで、運転席に入って写真を撮ることもできました。古すぎてとてもこれで新幹線が動くとは思えない簡素さ(笑)一応後ろに沢山ボタンなどの機器があるんだけれど、それでもいろいろ目測とか個人技能とかでカバーしてたところも大きいんだろうしねえ。

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 icon-camera 運転席ではしゃいだ

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 icon-camera パンダグラフって大きいんだね

あと、いまどきの見覚えのある電車もあったのでせっかくだから「深夜に泥酔して死亡している飲み会帰りのサラリーマン」の写真を撮りました。

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この人種は東京にはゴロゴロしているのですが、関西にもいるのでしょうか。なんか雰囲気的に圧倒的に東京の方が多いような気がするんだけど、どうしてだろう?なにかくつろぎイオンが出てるの?

本館展示は電車の迫力にうっとり

キャッキャしながらようやく本館に入ると、広い空間にJR西日本を代表する列車がボンボン置かれております。全然流線形じゃないボディデザインって、本当にカッコいいねえ。いまみんな似た感じだもんねえ。

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 icon-camera 500系、581形、489形

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 icon-camera こないだ引退した大阪環状線

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 icon-camera 出雲の下くぐれます

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 icon-camera 全部かっこいいなー

わたしが京都鉄道博物館に来たお目当てが「雷鳥」展示。ああ、懐かしい。福井県民ならきっとこの色味の懐かしさをわかってくれるだろう・・・。現在走っている「サンダーバード」の前身は「スーパー雷鳥」でした。(スーパー雷鳥は2001年、雷鳥は2011年に完全廃止されています)

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鉄道の機構は美しい

おそらくマニアックな人にはたまらないであろう鉄道の内部機構や運用機器なども沢山展示されているのですが、どれも昭和らしい整然としたアナログマシンの数々ばかり。整列、繰り返しが美しい・・・クラフトワーク的なデザインを感じる。こういう機械の美に心酔する鉄ちゃんの気持ち、わかる。

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ジオラマが感動的な件

二階に上がると大きなジオラマ展示が。人気の運転シュミレータアトラクションは抽選になるほど人気だったのでパスしたけど、これは時間に並んだら見られます。始発から深夜まで、巨大なジオラマに順繰りに走る列車をくまなくお姉さんが説明してくれるよ。

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 icon-camera 朝になりました通勤電車が走ります

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 icon-camera ドクターイエローは共通言語

こういうのは土地土地の路線や車種が主なわけで、普段使っている電車が出てくるところがキュンとくるな。その一方でオリエント急行や山岳鉄道のスイッチバックなど王道コンテンツも練り込まれているのが抜かりない。そうだね、ミッキーも大事だけど、グーフィーも大事ってことだよね。

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 icon-camera 寝台列車が駅に泊まる夜

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 icon-camera 梅小路の扇形車庫もあった

あんまり大きいのでよく見えない所もあったから、二度目には別の場所から見よう、という気持ちにもなっちゃう。ジオラマの世界ってスゴイですねえ。ていうか、電車楽しいなあ。感動したよ。

歓喜の線路丸見えカフェテリア

さて、いろいろ見学してすっかり鉄道マニア気分になったあとは、グラスビールでひと休み。二階の一角には250席を超える大きなカフェテリアがありまして、窓から電車見放題。もちろんお会計はSUICAだよ!

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東寺の五重塔も、京都タワーも見えて、京都駅に発着する電車がひっきりなしに通るパノラミックな眺め。こんなにたくさん線路が見られるなんてこれは地図でいうとどの位置に当たるんだろう?と思ったらこうなってました。

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東海道本線と山陰本線に囲まれて三角州になってるのか・・・鉄博以外にふさわしい建物はないなこれは。カフェテリアは建物の一番南側から線路を見渡す形で作られております。ちなみにさいたまはどうなのかしらと思って調べてみたら、東北新幹線と高崎線の線路に挟まれていました。なるほどね。

SLスチーム号に乗ってみよう

外に出ると、現存する日本最古の鉄筋コンクリート造りの扇形車庫にSLがいっぱい。なんだろうか、この電車の入庫している光景のかっこよさは。梅小路の名前の文字もまたレトロで素敵です。

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見ると、体験アトラクションSLスチーム号最終16時が出発するところ。ガラガラだから乗っておこう!とチケットを買って飛び乗ったら、思った以上に楽しい。短い距離をゆっくり行って帰ってくるだけだけど、スチームが客室に蔓延して前が見えなくなったり、京都駅に向かう一般列車と並走して手を振られたり(笑)

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戻ると最終電車だったからか、車庫前でぐるんぐるん回って方向転換したり(これが写真ではお伝えできない面白さ)、新しく燃料を補充したり、汽笛を鳴らし倒したりと鉄道博物館ならではのインパクトですっかり満足しました。

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お土産が充実しすぎてるのは知ってた

売店は案の定とても充実しています。この手のところに来るとどうしても買ってしまうパターン。電車のグッズは色やフォルムやデザインのパターンが多岐にわたるので本当にいけませんね。わたしは手ぬぐいとノートを買いました。手ぬぐい超いっぱいあったんですけど!

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ということで、もちろん鉄道の好きな子供たちは大喜びするだろうとは思うけれどもハッキリいってオトナだけで行ったほうが楽しいんじゃないかな、と思う大充実の京都鉄道博物館でした。みんなでキャッキャして食堂車でカレーでも食べて、新幹線見ながらビール飲んだらきっと楽しいと思うよ。

京都鉄道博物館

京都市下京区観喜寺町
10時〜17時半 水曜定休
http://www.kyotorailwaymuseum.jp

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