京都の花見〜円山公園、木屋町、祇園白川、東寺
ただいま主だったところはほぼ満開の京都の桜です。花見だ花見だー。ここ数日はわりと有名どころも見学してきました。桜の季節に京都来たことなんてないもので、久しぶりに観光強化週間です。
円山公園の祗園枝垂桜
京都の桜ってゆったらコレ、みたいな樹齢80年の大きな枝垂れ桜、もちろんJR東海「そうだ、京都いこう」CMにも早々に出演した大スター。あれはもう2006年ですってよ、ひーもう10年以上前なのかー!
まさに幽玄
なんとまあ大きな桜!しだれた枝ぶりがまるで雨のよう。ガッと横に広がって広場に面しているので余計カリズマティックな趣があって、なんか立ち方がスプラッシュマウンテンみたい(余計なたとえ)。この裏側にも桜が広がってていやあ見事見事。
宴会桜だーわーい
この裏側を八坂神社の方に歩いていくと宴会場に遭遇。おお・・・なんか楽しそう・・・!枝垂れ桜の裏の暗がりでブルーシートを広げている人も少数いるけど、この赤い毛氈の方が宴会ごころをくすぐる。
トイレが夏フェスばりのガチ簡易なのでこの茶屋ゾーンは花見仕様なのでしょうか。靖国神社みたいにパイプ椅子とかじゃなくって縁台っていうのが京都らしいな。高さが低くて一面に天井桜なのが良いですね。
3軒の茶屋は超満員。もちろん客は7割方外人さん。せっかくなので一杯やったけど、京都代+祇園代+花見代ってことで低クオリティ高コストがスゴかった(笑)信じられないレベルの焼き鳥とか出てくるけど、まあそれも思い出だ!
世界一高いゲソ焼き700円
なにこれ気になる
木屋町、高瀬川沿いの桜
四条河原町や先斗町にも近いので観光客がゴロゴロしている木屋町。高瀬川に沿ってずらーっと並ぶ桜を見ながら地べたに座ってコーヒー飲んだりする人がいてね、街それぞれの花見模様だね。
ビートルmomoで花見酒
木屋町は飲食街で人も車も多いからちょっと二階から桜見物。最近ちょこちょこお伺いしている「レコード酒場ビートルmomo」で瀬戸内レモンのジン・トニック。
窓の外いっぱいの桜を眺めながら、マスターのかけるチェット・ベイカーやらゴンチチBGMにちびりちびりは最高だぜ。木屋町の町会によると、土曜にはライトアップ始める!って言ってるみたいだけどもう散り際だよなー。今年は早く咲きすぎちゃってるばかりに、桜終わりでいろいろなイベントやライトアップってのも多いですよね。気の毒に。
祗園・白川の桜はいまひとつ
風情のある町並みとあいまってこれまた観光客に超人気の祗園・白川沿いの桜。なるほど、暗い。昨年途中からあんまり人がすごいんでライトアップ中止になったんですよね。ニュースで見たけど、町会で外国人マナーやセキュリティの面倒を見れる範囲超えとるらしい。行政も何とかしてくれたらいいのにね。
川端通りから白川に入るとこはスゴイ
写真とりづれえ
ま、なんか一応ライトはボチボチ付いているのですがおそらく川沿いの飲食店のお座敷から見て桜が美しいようになってるんでしょう、歩行者的には逆光なので眩しいし写真うまく撮れないし「キー!」ってなります。もったいないけど人も多いし他でいいや。
東寺の桜ライトアップはお見事
つい先日から五重塔でおなじみの東寺でも桜ライトアップが始まりました。「やっぱり夜景は日没直後の空がブルーのときに行かないとだわ」といそいそと開場時間に行ったら、もう鬼並んでた。平日なのに・・・!
入場料500円です
いやあ、東寺すげえ。アイコンとなっている「不二桜」の見事さも去ることながら、御池の周りにもゴボゴボ桜が咲いているし、なんといっても五重塔の迫力はどこからどう撮ってもヴァエちゃう。頭ひとつ抜けて圧巻!
絵葉書業者のようにバチバチバチバチ写真を撮りまくってしまいました。境内が広いのでそこまで混んでいる印象もないし、三脚が立てやすいので本気カメラマンも多数。いままでライトアップって特に興味無かったけど、ここまで「東寺の桜ワンダーランド」化しちゃうぐらい照明演出本気だったら入場料払う価値は十分にあると思うなあ。
超強力な照明ガンガン置いてます
他もまた息が詰まりそうなほど咲いてるのよ
スター桜なのに五重塔に押されがちな「不二桜」は、円山公園ほどの華やかさは無くとも控えめに背の高い華奢な姿がスッとしてて素敵だったわあ。この桜は360度どこから見ても立ち姿がキレイ。
そして花見はつづく
京都の桜は街中から今度は外側、山の方に咲いていくようなのですけど、日中気温25度とかになっているともう内外関係なく満開なのよね。もうちょっとだけ、お花見観光できたらなあと思いつつ、早くも少しづつ散ってきた花びらが寂しい今日このごろであります。
つづく。
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