今日の沖縄旅行記(国際通り界隈)
ハイサーイ。様々なタスクを打ち捨てて那覇にやってまいりました。京都に住んでる時点でだいぶ日常的に旅行感覚が拭いきれないので、もはやどこからどこまでが国内旅行なのかちょっともうわかりませんが、今回は打ち上げ的な感じの旅行で十数年ぶりの沖縄です。
はじめての関空国内線
行きは諸事情あって伊丹ではなく関空から。わたしは死にかけていたマイルの消費をしたかったので、ひとりANA便で現地合流の贅沢(=非LCC)コース。帰省にもここ数年ずっと新幹線だったので、国内線キャリア搭乗って新鮮・・・!
「どうせ国内だしな」と気を抜きまくってホントに着替えとPCと財布ぐらいしか持ってこなかったわたし。チェックイン時に会員番号がわからず大慌て。マイレージアプリのログインも忘れてるし、会員証も免許証も財布に入っておらず、正規購入じゃないからクレジットカード認証もNGだし、会員番号忘れは郵送のみの受付、で一瞬お先真っ暗に。
結局ANAサイトにログインしていたMacのブラウザを頼りにキーチェーン(パスワードやアカウント情報を管理するmacのアプリ)から会員番号をなんとか引っ張り出す、という裏ワザで無事発券となりました。肝が冷えた・・・いつもLCCではメールに書いてある予約番号をポロッと見せるだけで搭乗してたから、だいぶ油断してた・・・心労で3キロぐらい痩せました。
もうキーチェーンに足を向けて寝られない
すっかすかの国内線ゲート
機内ではWi-Fiつながるのか!と最近の機材の進歩にすっかり感心していたのですが、待てど暮らせどいっこうにつながる気配はなく。アプリでもPCでもスマホでも結局電波が見つからず「すいませんルーターの電源切ってますか?」と聞こうかと思うぐらいガッカリしました。しっかりしてください。
嘘つき・・・・・・しくしくしく
国内線は高度が低いから景色が見えていいよね
国際通りはいつもどおり
さて、沖縄に到着。ここ十数年台湾などにうつつを抜かしていたせいで、ファーストインプレッションは「なんかキレイな台湾」。非日本感とか湿気とかに加えて異常に増えた中国人旅客が台湾感を上げている・・・。客層が変わったからか国際通りもだいぶギラギラと商業感が増してチャラくなりましたね。てか、いつのまに三越潰れたの!ショック!(古い)
まあとりあえず行くよね、の本通り
松原製菓店は糖質制限のため自粛
マーミヤかまぼこも糖質なので自粛
君のこと大好きだったけどいまは会えない
冷やしレモンも飲めない
ローカルフードってただでさえそうなのに、とりわけ沖縄のは小麦粉・砂糖・練り物に頼ったものが多くって糖質制限中にはとても生きて帰れそうにない。ドラえもーん!全部糖質オフにしてー!少しだけタガを外しつつ外しすぎずに道中なんとかやっていきたい。
市場の外れのローカル食堂「ミルク」
ついて最初のごはんは、とにかくすぐ食べたいので手近なロケーションで探したどローカルな食堂「ミルク」。キッチュな名前に全くそぐわない、観光者を寄せ付けないこの門構え(笑)現地のおじいばかりがやってくるふっつーの食堂でした。
これでも営業中
なぜこの名前になったのか
ローカルな静けさ
わたしはご飯半分にしてもらった「ちゃんぽん」をオーダー。沖縄風野菜炒めたまごとじ丼、というやつです。スープにはゆし豆腐。まあ、安いし不味くなかったけど普通に花笠食堂とか行ったほうがよかったんじゃないかな?ってぐらいふっつーーの味でした。ま、そういう点でもローカル度が高いってことなのか・・・。
これが噂のちゃんぽん
やっぱ豆腐がうまいね沖縄は
角萬漆器のお重が鬼かわいい
国際通りを歩いていると見過ごしてしまいそうになる小さな漆器店「角萬漆器」。中には琉球漆器がいろいろ。一枚板で作られたものが多くて値段が数万円〜ととても高いのだけど、店の一角には木粉を圧縮して作ったお安めのものも。それでもお椀2つで数千円はしたかな。
奥の方にある棚に飾られていた三段お重、沖縄独特の手法でバナナやパパイヤの彫りが貼り付けられていてこれが可愛いったら!めっちゃ欲しい!と思ったけど値札を見たら30万近かった・・・。是非通りかかったらあのパパイヤお重の可愛さを見に行っていただきたい。
沖縄唯一のスパイス専門店「ハレノヒ商店」
国際通りを少し外れたところにあるスパイスのお店へ。店内にボン、とタワー上の棚がひとつあってそこにスパイス瓶がボンボン置かれているだけの小さなお店。お目当てはピパーツ。ヒバーチ、ピパーチ、ヒハツモドキ、島こしょう、いろんな呼び名があるあの独特の沖縄ハーブ。
カレー屋かとおもっちゃう
すいませーん(小声)
ピパーツがホールだったので尋ねてみたところその場で粗目に挽いてくださるとのこと。15g購入して、あとはオリジナルブレンドのカレースパイスも購入しました。ピパーツを効かせたブレンドらしいんだけど、どんな味になるのかとても楽しみ!
挽いてもらった
チャイやタコライス用もオリジナルブレンド
ジョロキアのパウダーって死ぬやつやん
「tituti OKINAWAN CRAFT」で情報収集
自由時間は雑貨屋へレッツゴー。国際通り界隈はこの十数年ですっかりチャラくなった一方でおしゃれな店もたくさんできたのね。町が進化してくると、福井もそうだけど、おしゃれな雑貨屋とこだわりの珈琲屋が増加する、という傾向があるんじゃないか、って前にも確か書いたかな。
ティトゥティさんは沖縄作家さんの織物や陶器を置いていらっしゃったのだけど、わたしはレジ横にあった「八島黒糖」を購入。島によって黒糖の味って全然違って、それを味くらべできるんですって、それはファンタスティック。「ダイエットしてるので痩せたら食べます」と賞味期限をチェック。12月までに痩せないと。
スタッフのお姉さんと京都や福井の話で盛り上がったら、器をメインに雑貨や素敵なレストランのおすすめをわざわざ書いてくださった。あと、ここだけの秘密、な隠れ家的居酒屋さんも!ありがたい!いまじゃ読谷や南部のおしゃれなマップなんかも配布されているんだね。
親切以外の何者でもない
夜にびっちりチェックした
より洗練された姉妹店「RENEMIA」
ティトゥティさんからほど近いところにある姉妹店へはしご。こちらは代官山にでもありそうな、ちょっとシックで素敵なお店。とてもプレーンなリム皿もよく見ると沖縄の物だったりして、朴訥としたものだけじゃないんだなあって見直します。
うちのバラバラの食器類をシンプルなのに買い替えたいけど・・・心の中で検討リストにたくさん加えてここでは何も買わずに店を出た。どちらもお店でも優しく話かけてくださって、ほっこりしました。いいお店でした。
晩メシはジャッキー!
目当ての店が開いてなかったので、夜ごはんはシンプルにずばんと「ジャッキーステーキハウス」!18時過ぎに行ったらほとんど満席、幸いにもすぐ座れたけど食べ終わるころには平日にもかかわらず行列でした。
ヒレ200グラム2300円、ペロリ。とろみのあるスープは糖質警報だったけど、まあいいや。お肉はミディアムレアで、とかく柔らかくて美味しかった。回転のよい店は肉も新しいってことかしら。ベタだけどやっぱりウマい、ジャッキー。
狩りは不作で早めに店じまい
夜はDUTYFREEに繰り出したけど恐ろしく閑散としていて特に買うものもなかったし、品揃え豊富と噂の大型スーパー「サンエー那覇メインプレイス」にも行ったけど、さすがに初めてでもないので目新しいものは特になかった。
沖縄にもマリオカートあるんだ・・・!
その後マリオカートの巣窟を発見
早朝からの旅程ですっかり疲れ果て、国際通りのてっきとーうなお店でちょっと飲み、じーまみ豆腐やあおさ天ぷら(小麦粉注意報)をつまんだら疲れがドッと出てきて閉店ガラガラ。本日はこれでお開き、となりました。
真っ白に燃え尽きた
キキララゆいレール超かわいい
こんにゃくの棚広かった
沖縄っぽい建物
梅雨入りしたし天気予報も芳しくないので寒いだろう、と水着はおろか、帽子もサングラスもサンダルもはなから置いてきてしまったことを後悔する程度には温かくて天気もボチボチ。マジ失敗。明日もノープランで観光がんばります。
つづく。