JAL「どこかにマイル」で熊本に参る
わたし、熊本に参ります。
あれは一ヶ月ほど前でしょうか、JALから「もうすぐマイルの期限切れますよ」と通知メールがやってきたのは。わたしはワンワールド系のマイルは貯めていないのですが、カードを引っ張り出して調べてみたところ、おそらく出張か何かで貯まっていたのであろうなけなしの6200マイルが10月末で期限切れとのことでした。
6200マイルかあ・・・どうにもならん少なさだな・・・しかし捨てるには勿体無いし、と思っていたらJALの「どこかにマイル」という面白そうなソリューションを発見。これだ!
JAL「どこかにマイル」ってなに?
※「どこかにマイル 南の島~那覇・鹿児島発~」は3つの候補。(サイト引用)
「どこかにマイル」、それはJALマイレージバンクの提案するガラガラポン形式のユニークな特典航空券プログラム。通常往復12000マイルかかるところを6000マイルで『どこかに』行けるのですが、その行き先はランダムに表示される4つの目的地のいずれかになります。
JAL、なかなかうまいことやるよね。『日本の魅力、再発見!』というキャッチコピーだと前向きなミーニングだけどつまりは繁忙路線以外の空席を埋められるわけで、お客さん側から見ると思いもよらない(そして比較的マイナー路線が多くなるので意外性のある)旅行になるというわけです。企画で賞も取ってるし、ウェブはグッドデザイン賞も取ってるね。へえ〜知らなかった!
いざ、目的地候補4ヶ所を決定
よし、じゃあ早速申し込みをしてみよう。しかし、出発は羽田・伊丹・関空のいずれか(那覇鹿児島バージョンもあり)ってのは対象範囲が狭くてネックではあるね。予約は一週間前まで可能。行きと帰りの日付、出発時間帯と帰着時間帯を選択して「エイ!」
ジャン。「あなたにおすすめの旅先はこちら!」と指定条件下で候補となる目的地が4ヶ所表示されます。おう・・・・な、なんとも言えないラインナップだな。しかし案ずることなかれ、これは再読込でまたガラガラを回すことができるのだ。リロード!どうせなら4ヶ所とも行きたい場所にしてワクワク確率を上げておきたい。リロード!リロード!
もう山形はユニコーンで行ってるからな
この季節に奄美は帰りが危険な気がするしな
再読込を繰り返したところ、どうやら今回JALがわたしを連れていこうとしているのは【那覇、奄美大島、鹿児島、長崎、熊本、宮崎、山形、新潟、出雲】あたりらしいという状況を把握。その中から、宮崎は自然スポット中心で交通難易度が高そう、新潟は北信越民としては新鮮味に欠ける、出雲・・・大社?など様々な事由を考慮して今回は遠慮したい目的地を決定。
わたし、長崎に行ってみたいんだよな。カステラ買いたいな。どうせならほとんど行ったことない九州に行ってみたいな。と、悩みながらリロードしまくっているとこうなりました。
閉店ガラガラ
一日の検索回数が決められているようで、上限に引っかかるとガラガラ終了。設定回数は体感30〜50回ぐらいの気がします。しかし、元IT業界のわたしはめげない。知ってる。これ多分ブラウザ変えたらいけるやつだってこと(いけました)。
PC/Safari→PC/Chromeとブラウザを変えて再検索。しかしどうしても今回遠慮したい目的地が絡んでくるのでさらにスマホ/Safariに移動して合計100回ぐらいガラガラを回してついに決定。これで行こう!(疲れた)
おーねーがーいーしーまーーーーす!!!!
熊本、那覇、鹿児島、長崎という「九州三県+こないだ行ったけどまあいいか沖縄コース」に決定。そして三日後にやってきた『ご搭乗便決定のお知らせ』メールを見て会員サイトをおそるおそる見てみたところ・・・
やっぱり!長崎じゃなかったー!(笑)
けれど、もちろん熊本も行ったことがありません。うん、これはこれでよかろう。散々ガラガラを回して納得できる4ヶ所を設定したので熊本もまたとっても楽しみ。昔々(400年前ぐらい)にフライトで博多に行ったことが一度あるだけの九州です。
ということで、弾丸ではありますが「JALどこかにマイル」で熊本にまいることになりました。やっぱり移動交通的にいろいろと難点はありますが、特技のネット検索を生かして乗り切ってまいりたいと思います。つづきはまた。