インスタ人気の虹色ゼリーポンチ「喫茶ソワレ」
京都には若者人気（＝インスタ映え）スイーツやスポットがたくさんあって、カラフルなレンタル着物の女子たちがよく行列を作っておりますが、こちらもそのひとつ。四条木屋町の「喫茶ソワレ」。我々大きい人々はレトロな洋館のような佇まいの純喫茶という観点でとても気になる一軒です。創業は1948年（昭和23年）。
模範的なレトロ
お店の前には行列用ロープが貼られているんですが、たまたま誰も並んでいなかったのでラッキーでした。しかしながら中は若い女の子でいっぱいで、古びた外観に反してなんとも不思議。わたしは二階に通されました。
青い照明とレトロなインテリア
中、青いんですよね。なんでも「女性が一番美しく見える照明を」とのことで採用されているらしい。なんでまたこんな寒々しくてお食事も美味しそうに見えない色を・・・と前から思ってたんだけど、ソワレ（＝夜会）というネーミングを考えるとこれはこれでシック。
山小屋調
階段脇にはガラスケース
メニュー入れがあるの素敵ね
失礼ながら外観から判断して「本気レトロ喫茶だからきっと中もそれなりにボロい」と思ってたんだけど、意外にもレトロでありながら客席は小綺麗で。客席をぐるりと囲む葡萄の彫刻はホコリまみれなんてこともなく、緑色のビニールシートも破れてウレタンが飛び出しているようなこともなく、学生アルバイトの店員さんはなんだかフレッシュで、いい意味で期待はずれ。
東郷青児デザインのグラス
メニューを覗くと、これはなかなかオリジナリティのあるラインナップ。人気のゼリー関係を生かしたメニューはもちろん、謎のカラフルドリンクあり、普通のケーキセットあり、定番のトーストもあり。青い光の中で見ると余計謎っぽく感じられるけど、まあいわゆる普通の喫茶店メニューだもんね。
ゼリーづくし
あえてこっちの方に行きたい気持ち
七色のきらきらゼリーポンチ
さて、初心者はまず名物から、ということでゼリーポンチをオーダー。この応用編でゼリーミルク、ゼリーヨーグルト、ゼリーワインってのもあるんだな。ゼリーポンチはソーダの中にカラフルなゼリーがゴロゴロと入ったドリーミーな一品。
ゼリーキレイね〜
横からみるとこう
なるほどこれはヴァエるね。青い照明でなんともいえない色味に輝く虹色ゼリー、味の方は一瞬「JELLOで作ってるのかしら」と思ったけど色のわりにだいぶあっさりした味なので違うか。色の強さのわりに淡い甘さで味に違いがあるのかはよくわからない。
なんかずっと
見ちゃうね
まわりでは次々にお写真を撮る女子たち。わかるよ〜おばさんも写真いっぱい撮っちゃうよ〜。レトロとイマドキの重なり合う不思議な青い空間で食べたゼリーはなんだか夢の中のようでした。まあ「めっちゃくちゃウマい！」っていうデザートではないけど、キレイね〜って見た目を愛でながらいただくのもまた良い時間です。
チョコスプレーに注目
この日はたまたま出張で来た同級生（おじさん）を無理やり同伴させたのだけど、普通のカフェに入るよりはちょっとレジャー感あって面白かったかな。まだまだ京都には行ってみたい喫茶店がいっぱいです。
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