今日の旅メモ(day16 セゴビア観光)
朝、コリアン女子が暗闇で手を振って出て行った。9時にガッツリホステルの朝食を食べ、前から一度、願わくば快晴の日に水道橋を見てみたいと思っていたのでセゴビアに行く事にした。トレドもセゴビアももっと遠いと思ってたよ。
9:30、renfeサイトで電車を調べると少し北のchamartin駅から10:15発の特急AVANTがある。ううぅ間に合うか迷ってギリギリアウトか…。光の速さで皿を洗い、マックで仕事中のジェリーおじいちゃんに挨拶して、風のような早歩きでプエルタデルソル駅まで歩く。全く初見の地下鉄の切符を勘で買って乗り、着いたchamartinでは何人もの人にグラシアスグラシアスと唱えながら道を聞いて国鉄の駅を探し、必死の形相が功を奏して違うみどりの窓口で発券していただく事に成功した。10:05、なんとかなった!小汗かいた!頑張った甲斐あってネットで買うより5ユーロ安くついて12.9ユーロ(1790円)。
renfeの特急AVANTI
あっさり30分でセゴビア到着。なーんにもない荒野の中の駅でもれなく全員バス停に流れ1.03ユーロで旧市街まで。駅にフンワリしたニットのあからさまに日本人の女性2人がオロオロしていたので、観光課のおじちゃんに頼まれて「おーい!水道橋行くんですよねー!」と日本語で捕獲し市内案内を通訳して一緒に移動した。久しぶりにこんなに日本語喋った…。かわい~きれい~をふわふわしながら連発していて、ああ旅行って本来こうあるべきやったわな、とすっかり感動と縁遠くなりささくれた心に沁みた。
念願の世界遺産、セゴビアの水道橋。土木建築のエクセレンス。デカくてわかりやすくスゴイ。右手にゴープロ、左手にiPhoneを持ってあちこちで撮影した。希望通りの快晴で問題なし!
わかりやすい世界遺産大好き!
登ってバーン
日本語じゃないか
Plaza de Medina del Campoを通り、マヨール広場を抜けて今日の大聖堂(好評連載中)。塔に登るのとかもうええわ、でカセドラル内だけ見学3ユーロ。何というか銀閣寺的な地味さながらも天井の稜線は花を模したような特徴があって大変優雅であった。
賑やかな方の通り
マヨール広場からの大聖堂
落ち着くね
天井がきれいでね
セゴビアはとても静かで茶色の街並みが素敵。落ち着きます。家の壁に花や幾何学のパターンがデザインされているところが多いんだけどこの街の特徴なのかしらん。アルカサルもそんな壁だったし。
そして色々教会など通りつつ(略)今日のアルカサル(不定期連載中)。白雪姫とかカリオストロの城のモデルですって?確かにテイストがユニークで可愛らしい。一方で展示は大砲や甲冑や剣など中世武器マニアにはたまらないであろうラインナップ多数。売店、鎧だらけでした。
壁のつぶつぶが可愛い
王様の部屋とか
馬大丈夫なんかなーとか
そら木刀もあるわね
14:30、1時間に1本の電車を気にしながらもう一度だけ水道橋を仰いで近所で昼ごはん。15:57の電車に乗れるかな、と思って本日のオススメ、カーニャ込み選択式2ディッシュで12ユーロ(1650円)。わりと優雅なレストランに入ってしまい、オーダーもサーブも遅くて焦る。ちゃんと豪華で美味しかったのに、メイン食べながらお会計するというヒヤヒヤぶりで15:30に飛び出してタクシーでセゴビア駅へ。もっと余裕あったら1ユーロで戻れたというのに…。
カリフラワーのスープ
サーモンソテーにスピナッチ
午後は光のさし方が変わるから
朝よりもキレイだなー
駅前ホンマになんもないから
renfe12.9ユーロでまた戻り、chamartinから国鉄でレテイロ方面へ移動、腹ごなしに歩いてプラド美術館へ。18:00-20:00は入場無料になるのです!17:15に行列に参加したら、みるみるうちに膨れ上がる大行列。早めに並んどいてよかったよかった。18:00に振り返ったら物凄かった、印象的に1万人ぐらい並んでた。
セゴビアから帰る間、わたしの欲しい靴屋のカスタマーサポートからレスが来ていた。手厚いので質問などすると、すぐに返事が来て最近stockistページは更新したの、ちゃんとボンマルシェにお店ございますよ!とのこと。じゃあマドリッドの何処かにもあるのか…明日探そう。
プラド美術館面白かった。せっかくだから日本語ガイド3.5ユーロで借りた。人のもいいけど私は静物画がとっても好きだった。あとエルグレコの絵ってこうして比較して見ると漫画だよね。色がアメコミみたいだ。オススメ有名絵画を回って回って2時間歩きっぱなし。美術館は2時間が限度ですな…朝から歩きまくって足腰が限界。
レフュジーズウェルカム
武道館みたいなバッタもんの売り方
20分歩いてスーパーで歯磨き粉とビール買って21:00帰宅。なんだかんだで忙しいマドリッド。あと、いろいろコメントありがとうございます。