そうだ、モロッコからパリまで行こう

今日の旅メモ(day31 パリから日本)

いよいよ帰国日。なんかあんまり実感がないなあ、1か月って短いね。体力的にも気持ち的にもこのままロシア辺りまで続けたい気持ちでいっぱいだけど、お金が無いから帰ろう。

朝はゆっくりして10時にチェックアウト。ホントは久々にサクレクールでも見に行きたかったんだけど、天気も悪いし12時からランチの予約があるからやめておいた。宿の二階のバゲージルームは普通のコインロッカーになっている。すごーい。3ユーロで6時間コース、16時までに戻らねば!

昨日キャバレーに着ていった靴とお洋服で出かけた。せっかくのお店に薄汚い格好だとご迷惑かしら、と。ZARAの新しい靴ってクソ硬いんだよね、すでに10歩歩いただけで足が痛いぜ!またもメトロでシャンドマルス。12:00にLe concert de cuisineでランチをいただいた。


エッフェル塔の見えるマンションて幾らよ


ホタテのマリネ


鴨の八丁味噌ソース


白いドームのデセール


中は梅干しソルベなの!

三種から前菜とメインとデザートを選んだ。アペリティフを恐縮にもシェフにサービスいただいて、あとは赤ワインと紅茶をいただいて50ユーロぐらい。鴨が肉厚で美味しかったー!目にも楽しい感じで、あと久しぶりにしょうゆ味に遭遇して舌が喜んでいたよ。オープンキッチンなのでスタッフの動きや下ごしらえ済みの野菜の様子やイカや鯛を鉄板で焼く様子などつぶさに拝見できてカウンター席とても楽しかった。次々にお客さんがやってきて、それでいて日本人が全くいなくてビジネス会食に利用されている感じでした。汚い格好していかなくてよかった。マダムにもご親切にしていただき、こうしてパリで働く日本人を目の当たりにできて勉強になりました。

さて、地下鉄に乗り本日のメインイベント、ボンマルシェ食品館へ。バターを買い込みます。果たして日本までちゃんと持っていけるかは別としてひとまずやってみようじゃないか。ネットにはスーツケースでやってくるマダムたちが冷えピタや保冷バッグで用意周到に持ち帰るさまが沢山載っているのだけどバックパックでいけるのかどうか。

売り場には沢山のバターがあって、ひとまず私はDEMI-SEL(有塩)のボルディエ、エシレ、ヴェイユヴェールの三種に絞ることに。なに買ったっけ…何気に賞味期限が2週間程度なのでまとめ買いにも限りがあるのが辛いところ。いずれも主に小さめのサイズを4個づつぐらい、合計12個ほどカゴに入れた。ボルディエも、ディジョンで食べた柚子だけじゃなくて、ハーブやマダガスカルバニラなどフレーバー多数。日本人沢山いた。バターとチーズ買いまくってました。今高いから余計だよなあ。ああ、楽しみ。

さらにチーズコーナーでどうしても欲しくなってマンチェゴと大好物のブリーとミモレットをがっつり購入。こちらも賞味期限が短いので帰ったら早く食べなくちゃ。買いに買ったり50ユーロ。まあ高級スーパーだから仕方ないかな。バターの為なら仕方ないわ。バター愛してるから。


麻薬のように運びますバター

急いで帰って荷物を引き取り、カジュアル服に着替えた。スーパーで買った氷でバターを冷やしたり、スーパーでこっそりパチってきた沢山のビニールで小分けしてタオルやピカールの保冷バッグで包んだりしてとにかくバターを守ることを中心にしたパッキング。いやあ一晩カフェの冷凍庫をお借りしてカチンコチンにしたらベストだったんだけどな。忙しそうだったから出来なかった。がんばって!わたしのバターたち!中東で溶けても問題無いように味別に包んだから!


青だけで倍の14kgに。重いぜー!

塊魂になったワタクシ、メトロとRERでヨロヨロと移動。重い…墓石のようだ…おそらく前後で20キロ近いんだろうな。肩に食い込むレベル。シャルルドゴールのターミナル1には予想通りぜーんぜんロクなお店が無くて、しかも多数工事中だった。チーズも全然売ってなかった。ハイネケン飲んで残りの5ユーロでLaysのチキン味チップスと、milka+Dimeという私にとって夢のコラボのお菓子を買って使い切った。

さーてまずはドーハまで6時間半、更に乗り換えて8時間ぐらい?遠いね…隣に巨漢が配置されませんように。

つづく

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