そうだ、モロッコからパリまで行こう

今日の旅メモ(day2 マラケシュ)

朝6時に目が覚めた。きしむ2段ベッドの上にアサインされ、比較的冷房直撃で寒い…トイレに行くと下のオーストラリア君を間違いなく起こすがやむを得ない。朝8時を過ぎても静かなリヤドホステル。


台所では受付Bボーイがミントティーを作っていた


1人で朝食を食べる

昨晩干した屋上ランドリーはもうほぼ乾いている。よかった。カラッと涼しくて気持ち良い屋上でぼーっとするのが大変よい。


付近に素敵な屋上のホステルが沢山見える


シーシャ吸おうぜメーンと誘われる

昨晩私より遅く到着したブラジルちゃんが、英語がかなりカタコトで不安なのでよかったら一緒に行かないかと声をかけてきた。快諾し、Bボーイに行ってらっしゃいメーンと爆笑されながら出発。お前何でそんなウザいんだ。

google翻訳とカタコト英語でコミュニケートしながらまずは歩いて5分のJemaa el-Fnaa(ジャマエルフナ広場)へ。広いなー。朝はオレンジジュース屋さんしか出てない。からの、Koutoubia Minaret(クトゥビアミナレット)。明日は金曜日、アラブの日曜日だから色々閉まってるよとガイドが言う。ああそうか…久々で忘れてた。モスクは地元民しか入れないところも多いからツアリスト用のMosqu?e Ben Youssefに行きなさいとも。


また夜こようっと。


クトゥビア。この手のフーン感始まる

更に歩いてロイヤルパレス。衛兵に聞いたら今日は閉まってるとのこと。仕方ないわとtombeaux saadiensへ。お墓見るのにどえらい並んでるけど外人おばさん達が見る価値あるわよーと言うので20分ほど世間話しながら並んだ。


モザイク墓


メインの墓


その天井周りが見どころ

ブラジルちゃんは、それなりにいってるかなとは思った通り4つほど年下。一人旅大好きなカメラマンでサンパウロから来たらしい。カバンにCanon2台を入れてここぞの時だけ一眼レフを出し、あとは危ないからねと始終リュックに大事にしまっている。ブラジル人も危ないとか思うんだな。

我々は旧市街(メディナ)のど真ん中に泊まっているのだけど、このカスバ(城塞の意、高い塀に囲まれている)は赤い建物だらけでローカルスーク感がなかなか良い。最初塀の中に入ったときは、おお!ディズニーシー(のアラジン界隈)!と思った。頭の中でずーっとクラッシュの「ロック・ザ・カスバ (Rock the Casbah)」リピートが始まった。ロックザカスバーロックザカスバー


Moulay El yazid Mosque


馬車のうんこ踏まないゲームがひそかに始まっていたかもしれないけど踏んでるわ

この辺りはスパイススークらしく山ほど謎の粉が積まれた店が並ぶ。少しでも立ち止まると途端に道案内からの店紹介が始まるのだが、いかんせん異国籍軍の我々、先方にも何語で話したらいいの感があり図らずも良いペアなのだった。ここでサンダルウッドの原木とジャスミンの塊の匂いを嗅がせてもらった。ワイルド。

さて、Mosqu?e Berrima(ベリマモスク)を目指したが途中で親切なおじさんが中にも入れないし何も見るもんないよ、ユダヤ街のTheMellahを見た方が余程いい、と教えてくれ、実際モスクはただの建物だったのでクルリと戻りPalais de la Bahia(バヒア宮殿)へ。


薬局の風情


野菜屋さん

宮殿はゴージャスな装飾のオンパレードでインドの宮殿を思い出すような緻密な彫刻がたくさん。みんな上向いて歩いてる。


たまにチャイナ感もある


こまかーいのである


中庭も広い

さて、14時を回りさすがにランチタイム。ローカルを探すのも面倒なので隣の観光レストラン「restaurant El Bahia」でランチコース150DH(1850円)を奮発することに。たけえ。年も近いので一人旅女子、またはBBAの様々な苦悩について話しなかなか面白い、そしてどこも似たようなもんだとつくづく感じたのだった。


モロッコサラダセットでだいぶ満腹


チキンクスクスとチキンとレモンのタジン


フルーツにはザクロが


内装はなんか凄いから夜がよさげ


テラスでは猫に囲まれる

16:30、スークをそぞろ歩いて宿に戻りブラジルちゃんはお昼寝。私は夕方のアザーンを聞きながらブログ書き。

起きた彼女とgoogle翻訳の2か国同時機能を駆使しながらまたルーフでおしゃべり。秋風がホントに気持ちの良い季節でありがたし。もう日暮れのアザーンが聞こえてくる。しばらくブラジルちゃん
が彼氏と電話したり、シャワー浴びたりと大分ブラジリアンタイムで出られなかったがようやく20時半になってジャマエルフナへ。


すごいグルーブ感


婚礼を祝う楽団

まずは道すがら、相方の探す足用タルカムパウダーを探す。砂漠のブーツ用らしいがホントにいるのかそんなもん。適当な薬局で通訳してなんとか購入。

ジャマエルフナとスークは当然ながら屋台の客引きの嵐。ああ、めんどくさい。でも活気と煙が夜空に舞うお祭りのようでワクワク。屋台横は幾つもの集団が出来ていて、それらは恐らくベルベル人のダンスなのだけど、バイオリンやら太鼓やらベースやらでのグルーブ感がとっても素晴らしかった。

一周して帰ると門前に新しいゲスト2人と金をたかる道案内が。かなり危険なタイプで、たかりまくってるのをBボーイが自腹で払いおさめた。ホントに嫌な職だわ。

砂漠で出会ったというポルトガルちゃんと韓国ちゃんが加わりしばしおしゃべり。部屋は白人女子も入り満室になった。

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