モスバーガー「バターなんていらないかも、と思わず声に出したくなるほど濃厚な食パン」
高級食パンブームもそろそろ落ち着いてきたかな、と思っていたところでなんとモスバーガーから高級食パンが!「バターなんていらないかも、と思わず声に出したくなるほど濃厚な食パン」というなんだか戦略的ネーミング臭のする長いタイトルの食パン、『いやバターは絶対いる』と思いながらもとても気になったので早速買ってみました。
完全予約制の受注生産で、第2・第4金曜日に店舗にて販売。予約締切は受け取り前週の土曜日。なんかややこしくて、あ?なんて?と二度見してしまいます。しかもまさかの電話予約不可、お店に置いてある予約カードに記入してレジでお金を払わねばなりません。結局予約と受取で2回もモスに行かなくちゃいけないのがしちめんどくさいったらありゃしない、食パンへの情熱が試される購入フローとなっております。
販売日はお店にパン棚が出現
バターなんていらないかもしれない四枚切り
お値段は一斤600円。わたしの食べたことある高級食パンだと「乃が美」「銀座に志かわ」「嵜本」「LAPAN」「岸本プロデュース系奇名パン屋」あたり、どこも2斤900円弱って感じなのでモスバーガー意外と強気な感じ。それでいてふと裏面を見てみたら・・・お前は!ヤマザキパン!・・・あ、そういう感じ?若干思ってたんと違う感がありつついただきます。
製造者山崎製パン
柔らかすぎず結構しっかり
黄色っぽいけどそんなに甘くもない
ここでようやく「ああ、生食パンっつうわけではないのね」と気づきます。ああいうミルキーで蜂蜜しっとりで潰れそうなほどフワンフワンしたのとは全く別物だ。とても高級なヤマザキパンなんだな。でも、わたしの苦手な耳も柔らかくてしっとりでそのままでもとても美味しくいただけて「あ、結構ウマいね」と思いました。高級生食パンと市販のヤマザキ食パンの中間!って感じ。この微妙な立ち位置は逆に新しいなw
わたしがしっとり気味のパンが好みなせいだと思うんだけど、トーストしちゃうと軽くて美味しいんだけど割と普通の食パンになっちゃうかな?という印象。そして一応言っておきます。「バターなんていらないかも、と思わず声に出しそうになったけどやっぱりバターは要るに決まってるよ!」でもいらないかもしれない気持ちはわかる。わかるよ。
わたしはあんまり焼かない方が好き
「バターは要る」(個人差がございます)
ということで、モスの「バターなんていらないかも、と思わず声に出したくなるほど濃厚な食パン」、生食パンとは違うもっと親しみやすいジャンルの食パンだというのはそれはそれでいいとして、これが400円ぐらいだったらたまにモス行って予約するリピの可能性はあるものの、一斤600円か〜というところが引っかかるね。手間を考えると結構な贅沢品。
ただ、山崎パンの最高級ジャンル的なイメージで話のタネに一回食べてみるのはいいんじゃないかしら。モスは全国にあるし、そこが強みよねえ(一部地域では販売していないのでご確認下さい)。流行りの高級食パンみたいに、俺すごいリッチでしょ!フワフワでしょ!ね!っていう主張が暑苦しく感じてきた今日この頃、なるほどね〜という感じだったモス渾身の食パンでした。
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