「きのね堂」のクッキー
わたしの中で唐突にクッキーブームが来ている。普段ほとんどお菓子を買わない(だったらパンや果物を買う)上に、唾液が持っていかれる食べ物が苦手なのでまずクッキーなんて食べなかったのだけど、どうしてでしょう。龍一坂本イベントで食べた南風食堂のオートミールクッキーが美味しかったからか、季節のせいか?
最近友人宅に訪れるがてらよく立ち寄る、学芸大学の「FOOD&COMPANY」に、「きのね堂」さんのクッキーが置いてあります。毎週土曜日だけ作っている小さなお店で直販ナシ。トライ。
とりバニラ&レモンショートブレッド
この2個で800円弱・・・こういう丁寧な暮らしの延長上にある、こだわり素材の小ロット系個人商店クッキーは希少性もあいまってなべてお高いものですよね。
とりかわいいね
スタンダードな味のとりさんは、まさに丁寧な味。粉のウマさを味わう系。そこはかとない甘さでポクポク食感。なかしましほさんのクッキーなんかを一度作ると、この手のクッキーはよく粉まとまるな~とそっちに感心しちゃうよ。
いいかたちだ
レモンピール系じゃないんだ。酸っぱいんだ。後味にレモンのほどよい酸味。こっちはアーモンドプードルでサクサク。塩砂糖粉とショートニングでどうやったらこんなにまとまるのかしら・・・。
どっちもこだわりの砂糖と粉の美味しさを素朴に味わう系。とても美味しいんだけど、バターバターしたクッキーがやっぱり好みなのかもしれない・・・私の庶民的な舌では・・とも思いながらクッキーの旅はつづくのであった。
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