今日の旅メモ2017.1.12(羽田出発)
本日出発、と言っても深夜なのでようやくパッキングの重い腰を上げたのが16時。ああ、そういや圧縮袋こないだ捨てたんやったな、と100均に行ったりついでに通りすがりの肉屋でイカフライ買ったりメール片付けたりブログにタイマー設定という名の妖精を植えつけたりしていたら、あれよあれよという間に家を出る時間になった。
深夜の羽田空港へ
ああ、羽田はやっぱりよいよい。相変わらず変なライトアップされているけど深夜でも活気があるのう。2時間前にエアアジアのカウンターへ。
ウェブチェックイン済み、受託手荷物ナシなのでプレミア旅客用カウンターでチェックインしてもらえた。行列にも並ばず所要時間3分という光の速さで手続きだん。よしよし。
ひとまず両替しよう。いつも現地ATMでクレジットカードキャッシングをするので、日本円両替は超久しぶり。カンボジアで使うUSドルは願わくば小額紙幣が望ましいので、と思ってお姉さんと相談して適当に2万円分を両替したら、ちょっとした100万円束みたいな見たことのない厚さになってやってきた。とんでもない金持ちになってしまった。
1ドルですが
「銀座おぐら」ふたたび
深夜の羽田国際で飲むなら「銀座おぐら」一択。まあ大体わたしが来るのは深夜帯なので横丁は閉まっているのさ。だから他の店にはロクに行ったことがないけれど、それでも「おぐら」がいいの。おでんの名店のくせに1時までやっているというのがまた良い。
銀座のお店は食べログも評価が高くて、お値段もお高め、何より予約が取れないらしい。わたしもほとんど会食で行ったことしかないけど、銀座にはこんな素敵な渋いお店があるのねえ、とありがたくご馳走になったものでした。
前回来たとき、わたしの好きなおでんの具わかめはもう売り切れていてガッカリしたことを書いた。さっそく「今日まだわかめありますか!」と聞いたら今日はあるって!やったー!
わたしがあからさまにホクホクしていたらカウンター中の気さくな料理人さんが話しかけてくれた。「こないだわかめ食べれなかったのでリベンジなんです」「じゃあガッツリ行っときますか、おまけします」そして出てきたのは、果たしてわかめがモリモリに沈んだお出汁の沼なのでした。これは何人分なのだろう・・・。
この男性の板さん、とてもひょうきんで会話を聞いていたらこういう人バイト先にいたらめちゃくちゃ面白いなというタイプ。「ああ今からご出発でしたか」と、お魚が好きで昔ブラジルまで1日かけて魚釣りに行った話をしてくれた。今日のおぐらは面白かった。
山崎ハイボール2杯と沼わかめを平らげてお会計は1600円。あの沼本当にあれで250円だったんだわ・・・ありがとうございます、また来ますと出国した。本当にまた来ます。
エアアジアでKLへ
夜中の23時を回ろうとしているのにまだまだボッテガもテファニーもやっておる。暇つぶしに苦労しない羽田の夜よ、よきよき。とはいえ時間が無かったので小走りで搭乗。
ブリッジでやたら陽気なウクレレと歌声が聞こえて来る。おいおいやばい旅客がいるなまたこれと思ったら、何のことはない搭乗口でクルーが弾き語りリサイタル中なのだった。一瞬ハワイアン航空と間違ったかとおもたで。
お隣ひとつ開けて日本人のおじちゃん。行きのこの便だけ長時間ナイトフライトなので、窓際派のわたしはA席があてがわれて本当に助かった。寄りかかって寝れる。隣がいないのって一席でも随分楽なもんだわー。
消灯した機内の窓が明るいほど月の光が降り注いでくる。上を見たらちょっと欠けた丸いお月様が見えた。海も船も町の夜景もよく見えた。いつもこのくっきり浮かび上がる地形がどこかをすぐに判別できたらさぞかし離陸後も楽しかろう、と思うのだけど電波を発信するGoogle先生は眠っているのできっと一生わからない。そしていつも思う。「多分千葉だろう」と。
旅でヘビロテして聞いていた曲がそのまま旅の思い出のBGMとなることが多い。例えばラスベガスはLauraMvula、ヨーロッパはNewOrder。なので今回もテーマソングを設定すべくSMAPを買ってこようと思ってたけど忘れたのでしょうがないから宇多田ヒカルを聞きながら旅メモを書きはじめた。3分してボーカルの圧が強すぎるので卓球のremixに切り替えた。
お食事タイム、隣のおじさんがオーダーしたカレーを食べるという暴挙に出た。一応そこまで腹は減っていないものの鼻がお食事モードになってしまったので緊急非常食のチーザを食べる。想定外の災害にこれあと何時間で着くのかなと思ってアナウンスを聞くと「クアラルンプールまで7時間半」という想像以上のフライトタイム。どうしよう、あとおしゃぶり昆布しかないわ!寝よう!
というわけで、Bluetoothキーボードで打つ旅メモはタイプミスが多いもののおおむねスムーズで良好な模様。
つづく。