保存食づくり

アジュンマ杉森のカクテキ 2017

今年はちょっと食べ手も少ないので(友達がいないとも言います)保存食づくりはちょっと躊躇しております、京都一年目の冬。これなら食べるかな、ということで先日市場のお祭りでゲットしてきた葉付き大根で今年もやります、自家製カクトゥギづくり。

(過去の様子)
 icon-arrow-circle-right アジュンマ杉森のカクテキ 2015
 icon-arrow-circle-right アジュンマ杉森のカクテキ 2016

まずはいつもの手順

簡易カクテキはそんなに難しいものではありません。大根干す、キムチのり作る、ヤンニョムつくる、の3つが主な行程。

1. 大根を干す(干さなくても可)

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大根はひと口大に切って、辻和金網で皮付きのまま外に干します。一晩ぐらい干してから塩で水抜き、というのが昨年の手順だったのだけど今年はそのまま東京に遊びに行ってしまったので(えー)約2日半ほど干して水抜きは割愛。(※要するに水を抜く過程が必要なので、干すも干さないもお好みです)

2. キムチのり作る

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昔のわたしが「目標はゆるめのフエキのり」とわかりやすく説明しています。今年は冷蔵庫に残っていた小麦粉に水を混ぜて温め混ぜる、という方法で。小麦粉ってすぐネロネロになっちゃうのな。しかし小麦粉の場合、ちょっと水多めを心がけないとだし、そもそもこれではちょっと量が少なかったです。(でもそのままゴーしちゃう)

そして肝心のヤンニョムづくり

問題はこれだ。基本的にそのとき手近に有るもので作るので毎回材料の種類が定まらないという理由もあり、全くもってコレ!という俺の味をいまだ見いだせない杉森カクテキ。今年の材料はこちらです。原点回帰ということで一番美味しかった2015年の材料に立ち返りました。ただし干しエビは桜エビで代用。

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  • 玉ねぎ&りんご 4分の1
  • 生姜&にんにくチューブ 3センチ
  • はちみつ 大さじ1
  • ナンプラー 小さじ1
  • オイスターソース 小さじ1
  • 桜えび 小ボウル半分
  • 貝柱 小ボウル半分

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これらをフープロでミクスチャして海老くさくて繊維質の多いペーストが出来上がったところで、更に下記の材料とキムチのりをミックス。一番めんどくさい「唐辛子粉の入手」ですが、今年はAmazonではなく京都の老舗キムチ店「キムチのほし山」まで行って、特中粗と特上粉の唐辛子パウダー2種を買ってきてミックスしました!プログレス!

  • 塩 小さじ2
  • 白ねぎ 小口切りで適宜
  • 唐辛子粉 大さじ4

で、もちゃもちゃといつものようにポリ袋に入れて(二重にする必要があります)混ぜ込んだのを数日寝かせてカクテキができあがります。去年の冬はベランダの室外機の上に放り投げてたの、懐かしいなあ。今年は冷蔵庫の中に入れておきましたが、発酵が必要というのを過去ログで見て思い出し慌てて出しました。

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2017年シーズン1の出来栄え感想

(1)水気が多い?皮がついていると食感が良い一方でちょっと辛味が増すし、水抜きがしづらく、味が入りづらいのかもしれないなあ。
(2)味は悪くないけど、やっぱ干しエビや塩辛の強力な旨みが欲しい。

旨みと水気のバランス、結論、コレだ。今年もマシッソへの道は長い・・・京都の強烈な寒さを活かして今年も美味しいカクテキづくりに勤しみたい所存です。

ちなみに今年のカクテキはサイン会のときにプレゼントで頂戴した「小分け袋に入った割れ干し貝柱」を使用させていただきました(笑)なんでもアリか!と思いました。ありがとうございます。

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