キルフェボン夏のタルトの試食会
昨晩、キルフェボンの新しい店舗グランメゾン銀座で行われた「夏のタルトの試食会」に行ってきました。私はメールマガジンに登録していて毎度そのナパージュてらてらの美麗タルト写真に癒されているのですが、登録しといてよかった。告知を見ていちかばちかで登録したら850分の10数組に当選させていただきましたの!ビックリした!
テーブルはこんな風にセットされていて、夏メニューや今日の試食タルトの説明がご用意されております。
そのメニューが作られた背景や、試食タルトの構造も書いてあります。これ面白い。どんな繊細なレイヤーで構築されているかがよくわかる。
最初に出てきたのはタルト生地食べ比べセット。タルト生地だけで30種類以上とかあるらしいよ。
左上段がいわゆるパイ生地っぽいパート・ブリゼ、下段がトマト練りこみのブリゼ。中上段がややカリカリのパート・シュクレ、下段がオリーブオイルの入ったシュクレ、右上段がパート・サブレ、下段がコーンフレークの入ったサブレ。上にへばりついてるのがルガールのクリームチーズと発酵バター。発酵バターってもっと濃厚だと思ったけど、このバターはマーガリンばりに軽くて(貧困な語彙)とても驚いたよ。そして待ちかねた試食タルト。私!今日社食で間食せずに頑張ってきましたから!(精一杯の熱意)ちなみに手前からトマトのタルト、ホワイトチョコとマンゴーのタルト、桃とチーズのタルト。
テカテカだよパトラッシュ・・・。キルフェボンはこの鬼のようなナパージュがいいよね。それから、島根県雲南産金色メロンのタルト。
このメロンのタルト、本来なら1ピース1365円ですってよ奥さん・・・。油田でも掘り当てない限り絶対この先も買えることはないと思う。どのタルトも本来の2/3カットぐらいになってましたが、とても会費1000円で食べられるようなお値段ではないことはよく承知しております。
麗しい光景。しかもポットでいただいた紅茶はファファファファーストフラッシュのダージリン。ファーそしてせっかくなのでケーキ構造の説明書を片手に1レイヤーづつ味を確かめながらちびちび食べたりなんて贅沢な食べ方もできるのだった。
一番好きだったのは意外にトマト。アプリコットのナパージュのコクが北海道のトマトとピッタリ合っていて、一口食べてウワーウマーと声が出てしまいました。しかも試食タルト4兄弟の中では破格の1ピース525円!気に入った!
そんなわけで、あまりケーキが得意でないアンコ派の私も非常にドリーミーなひとときを過ごさせていただきました。だがさすがに総量3個分くらいのタルトを食べたので帰りとてもしんどかったです!贅沢な話ですよ全く!そして無数の素材を「どう組み合わせるか」っていうところの大変さと面白さがとてもよくわかりました。美しくて美味しいものの裏には大きな苦労と努力があるね。パティシエって凄い職業だなあ。
【追伸】キルフェボンさん、秋のタルトの時もまた応募するのでまた当ててください(邪心)