無印良品「ポリプロピレン保存容器になるバルブ付弁当箱」

2018/04/20

4月はお弁当の季節。店頭でお弁当箱特集をやってるところも多いですよね。久しぶりに無印に行ったら「おや？これは・・・？」見慣れない弁当箱を発見。ハッ！どうやらお弁当箱に新製品が出たらしい！その名も「ポリプロピレン保存容器になるバルブ付弁当箱」。

保存容器をそのまま弁当箱に、というコンセプト

無印ホームページによると「つくり置きのおかずや晩ご飯の残りなど、翌朝冷蔵庫から取り出すだけでそのままお弁当として持って行ける保存容器です」とのことで、ですので冷凍もレンジも食洗機もOK。俺たちが保存容器を日々弁当箱に使っているところに突っ込んできましたね。まさにこれは無印版ジップロックコンテナ。

無印のバルブ式の保存容器はホーローとガラスのが既にあって、これをお弁当箱として使っている方もいたんじゃないかと思うんです。でもレンジでチンできて軽いやつ、となるとポリプロピレンに軍配が上がるさね。

蓋裏にパッキン付き

蓋開けるときとレンジ加熱時はバルブを引く

気になった点としては、バルブ＋蓋裏パッキンのコンビネーションで意外としっかり蓋がくっついているので、蓋をあけるときに若干えいっと気をつけて開けなければならないのが若干面倒ではある。バルブってそこがちょっとアレだな。密閉性は高まるわけだが。

蓋の段差を利用してオープン

イワキパック＆レンジ愛用者のわたしは、保存容器としてはやっぱり中身が見えて洗いやすくて酸の干渉も受けづらいガラスが好きだけど（ただし重いのはネック）、晩御飯や作り置きをそのまま生かしたい人にはポンと入れて持っていけるのはいいかもしれない。

iwaki(イワキ) 耐熱ガラス保存容器システムセットパック&レンジグリーン PSC-PRN-G7

さすがだ。豊富なサイズ展開と規格の統一

サイズは全部で6サイズあります。メインの大きな物ものが3種類で長方形（レクタングラー）、正方形（スクエア）、細長いやつ（ロング）。更に同じ種類で小さいものが3種類。これをレゴ的に組み合わせて二段でも使えるというわけだ。イワキのパック＆レンジと同じ感じだね。ちなみに全部高さは内寸3センチ、外寸5センチで統一されてるので見た目もスッキリ。そう、わたしは常にマージンやインデントはピッチリしてて欲しいA型。

集合するとよい眺め

ひとり無言で店頭のサンプルをカチャカチャ組み立ててたんですけど、サイズは完全なグリッド式になっているわけではないので、もし二段にするときには組み合わせの相性があるみたい。例えばこんな感じで↓

・ロング（大）＝スクエア（小）3つ乗せ
・スクエア（大）＝ロング（小）２つ乗せ
・レクタングラー（大）＝レクタングラー（小）2つ乗せ
※どうやらロング（小）＝スクエア（小）2個という感じらしい

やっぱり晩メシの残り物やつくり置きを保存してそのままお弁当に、というコンセプトなのもあってか小分け容器の充実っていうのが特長的。スクエアの小なんてホントにちっさいの。でもちょっと余った汁気のあるものとか、匂いの移りやすいフルーツなんかを入れるときにはいいかもしれないしね。

マットな黒も悪くない

うーん、会社員時代にコレあったら一式買って使ってたかもなあ。ジップロックコンテナだと組み合わせは合致してもひとつひとつが深すぎて全部まとめると物凄い巨大な仕上がりになったりするんだよね。毎日花見かっていうサイズになるわけですよ。無印がジップロックコンテナと違うのはまさにココだな。サイジングのちょうどよさ。

ちなみにスクリューロックの丸型弁当箱ってのも同シリーズで出てるんですが、この辺はまあジップロックスクリューロックとか、ディーンデルーカのタッパーとかいろいろ他でも見かけるのでお好みかと存じます。結構しっかりしてたし悪くない。

わたしはスクエアを色違いで買いました

ウチにはお弁当箱もジップロックもイオンタッパーも沢山あるけど・・・なんだかちょうどよい気がして正方形（スクエア）の黒と白を買いました。ひとつ590円というお値段、460mlという絶妙な容量、マットな見た目。特にスクエアは形がわりと珍しいと思う。長方形のだったらタッパーでいいか、ってなるけどね。

杉森家備品での容量比較

うちにあるイオンタッパー長方形は400mlでちょっとひとつでは容量が小さすぎ、ジップロックコンテナの正方形浅型は700mlなうえ無印より1.5cmぐらい一辺が大きいのでカバンを選ぶ。柴田慶信商店の丸型曲げわっぱは500ml、大館工芸社の小判型曲げわっぱ（中）は640mlとなっております。わたしの場合は、ちょっと軽めの弁当のときに単体で使う感じになるかなー。

勘だけどなんか良い気がする