京都生活

京都の朝ごはん〜reynard(レイナード)の"Petit-déjeuner"

どんな素敵なお店でも雰囲気とか世界観が自分の好みに合う合わないってのはまた別にありますよね。こちらのお店はシンプルさ、潔さ、例えるならパリッとした洗い立てのシャツみたいな気持ちよさが好きなお店です。

2021年9月に五条麩屋町に出来た「reynard(レイナード)」は瞬く間に人気店となり毎月インスタで告知されるとすぐに予約が一杯になってしまうのですが(現在は日によって15時から予約無しで入店できるフリータイム営業もされています)、訪問3回目で朝食コースの予約が取れたので行ってきました。いつもママチャリを前に停めさせてくださってありがとうございます。。。

IMG_5938
 icon-camera 朝日が差し込むいい時間

IMG_0346
 icon-camera お店のクリーンな空気感が伝わるキッチン

この日は雪が少々散らつく晴れた朝。お店の前面がガラス貼りなのでいい光が入ってきて朝食にはぴったりです。レイナードの"Petit-déjeuner、すなわち朝食はコース仕立て(3300円)でこんな感じのメニュー。パンとジュース、スープ、そしてたまご料理(オムレツorボイルドエッグ)とお肉(ボンレスハムorスモークソーセージ)、そして食後のドリンクが選べます。トリは美味しいデザートで締め。

IMG_5943
 icon-camera この半透明の紙のメニューが好き

IMG_5944
 icon-camera ボンママンのコンフィチュールとハニーも

この日の朝食スタートは朝10時。一斉に数組のお客様がスタートするのでしばらくゆっくりパンとジュースをいただきながら待ちます。レイナード、女性の方がまさかのお一人で切り盛りされているんですよね・・・!一体どのような仕込みでどういう段取りを考慮したらこうも「お待たせ感」なく複数のテーブルに対して調理&サーブできるのだろうかとそこもまた毎度気になっております。

程なく香ばしいスープ(秒で飲んだ)と、本日のメインのオムレツが登場。このオムレツが食べたかったの・・・!アラカルトでも頼める定番メニューですがいかんせん毎度おひとりさまの私には量的に躊躇するところでしたので、念願叶って。シンプルでボリュームある焼き具合、ああ玉ねぎのみじん切りトッピングっていいですね。

IMG_5952
 icon-camera カリフラワーのポタージュ

IMG_5957
 icon-camera 美しいオムレツとスモークソーセージ

食後はぽったりとした蜂蜜味のシャンティイ(生クリーム)といちごのマリネ。ショコラショーもたっぷりでゆったりと朝食コースの締め。お腹も気持ちもすっかり満足な朝ごはんでした。レストランのディナーコースはお値段的にも時間的にも量的にも敷居が高いけど、こういう朝食コースだったら1日のブースターとしてもアリかなと思う。

IMG_5964
 icon-camera いちごと蜂蜜のシャンティイ

IMG_5961
 icon-camera 100円プラスでショコラショーにしました

これまではティータイムや早めのディナーとしてお伺いしてたのですが、定番デザートの「イートンメス」の他にニョッキやアンディーブのサラダ、そしてセレクトされているワインも美味しくて何とかしてじわじわとメニューと制覇したいと思っています。レイナードのメニューって『凝りすぎない程度に家でやらない食材の組み合わせや誠実なお仕事が味わえる』ところが好き。作るの楽しいだろうなあ、って思います。

IMG_0356
 icon-camera 里芋や帆立のグラタン

IMG_0364
 icon-camera 栗のイートンメス

IMG_3333
 icon-camera アンディーブと洋梨とチーズのサラダ

IMG_3335
 icon-camera ゴルゴンゾーラのニョッキ

いかんせん人気のお店なので旅行ついでにフラッと出かけて入る、というよりあらかじめ予約しておくのが吉ではありますがフリータイムは今のところ夕方遅めが結構狙い目だとおっしゃってましたのでアタックしてみるのもあり。わたしもフムスやパスタやケーキを食べに、もちろん朝食コースも是非またいただきたいと思っております。この「なんていうか、なーんかいい感じ」の空気感、伝わったかなあ。

にほんブログ村 料理ブログ お弁当へ

-京都生活

この記事をシェアする!