お寺の境内でカフェランチ!D&DEPARTMENT KYOTOとdd食堂
日本やソウルなどに複数店舗展開し、ロングライフデザイン雑貨などを扱うおしゃれネームバリューの高い「D&DEPARTMENT」。やっぱり京都にもありまして、こちらはなんと佛光寺の境内に展開しています。どういう経緯なのか知らないけど、店もすごいが、寺もすごいな。ちょっとランチを食べに立ち寄りました。
佛光寺の穏やかな境内よ
四条通りの2本南にある「仏光寺通」はこのお寺由来なのねえ。まんま寺なので本当にこんなところにD&Dがあるのかしら、と半信半疑で伺ったら東門前にちょこんと看板がありました。本当にお寺の中にあるんだ。
お寺の境内はとても広くて静か。ちょうどお昼時だったのですが、階段に座ってお弁当を食べる人や小説を読む人、おしゃべりに興じる人も多数でなんともホッコリ。職場の近くにこんな休憩所があるのって素敵ねえ。大きなお堂の中もスーンと開放されていて、変な喩えですが「なんかヨーロッパの教会みたい」と思いました、いい意味で。
D&DEPARTMENT KYOTO
さて雑貨類を取り扱うのはこの境内にあるお店。店内には小さなギャラリースペースも併設されていますけど、そんなに規模が大きいわけじゃなくて最低限のロングライフデザイン雑貨を置いてあります、というかんじ。京都由来の道具やお茶なども多いので自分へのお土産買いにはいいかも。
DD食堂でランチ
さて、本命の食堂です。なんでもお寺のお茶所を利用してできたものらしい。境内を見渡すガラス窓と、長い縁側と。静かなお寺の雰囲気と相まってなんともいい空気感。観光客だらけの四条通から2本下っただけなのに!
食堂ではお昼の定食やこだわりのお茶や甘いものがいただけるよ。毎月第3土曜日は「もなかの日」で中村製餡所のもなかセットが買えるらしい。くうー。
中は畳敷きに天童木工の椅子が。いい塩梅の高さが評判のようです。こう見るとお茶所もまるで北欧インテリアのよう。ベタッと座らなくていいので座るのも楽チンで助かりますわ。ついつい長居してしまいそう。
わたしは定番「京都定食」をいただきました。なんかメニューにもいろいろこだわりや産地の情報などが書かれていてちょっとした読み物のようだったわ。定食の中身は都度変わっていくようなので、今度は冬のメニューを食べにいきたいなあ。
こういう地味滋味系お盆ごはんって、家で出来そうで、まあ多分やろうと思ったら出来るけど、多分やったらやったでなんか違うから、やっぱり出来れば外で食べたい、というのがあるんだな。ありませんか。あと知らない調味料や素材をこうしていただけるのって嬉しい。
優しい味の白いマーボー豆腐、ラー油をかけてピリッと美味しくいただきました。なんで家だとこういうシュッとした雰囲気が出ないんだろうなあ、こういうのなあ。高い昆布の佃煮をちょっぴり、とか、丁寧なスープをそば猪口で少し、とかそういうとこすかね。外で地味なごはんを食べるのってお勉強になる。ごちそうさまでした。
D&DEPARTMENT KYOTO by 京都造形芸術大学
京都市下京区高倉通仏光寺下ル新開町397本山佛光寺内
ショップ 10:00〜18:00
カフェ 10:30~18:00(LO 17:00)
水曜定休
- 前の記事
- そぼろごはん弁当
- 次の記事
- 春待ちのうすいえんどうごはん弁当