そうだ、ハワイいこう

ESTA(エスタ)申請代行業者に返金してもらった話

今回ちょっとウッカリしまして、わたしと同じことになってどうしたらいいのかわからない人たちがYahoo!知恵袋などに溢れていたので、そんな方たちへの伝言代わりに。

ESTAとは?

ESTA(エスタ)とはElectronic System for Travel Authorization(アメリカ電子渡航認証システム)の略称。テロ防止などの目的で平成21年から導入されていて、ビザ無しで渡米(乗り継ぎ含む)する我々のような観光者は事前に申請手続きが必要になりました。有効期間は2年間です。昔はこんなのなかったから、久しぶりにアメリカ行く人は忘れがちなので要注意なのです。

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わたしはこうやって申請しました

さて、わたしの場合。「ESTA申請すっかー」とググって適当に『オンライン申請』となっているサイトでちゃちゃっと氏名やパスポート番号などの必要情報を入力。申請はオンラインのみで、料金はたしか14ドルだったっけな。ほどなく『申請を受け付けました』メールが届きました。

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そして1時間後、すみやかに『渡航許可通知』のメールを受信。はやっ。申請番号と有効期限だけが載っているメール、随分とまたあっさりしたもんだな。

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ここでふと、ちゃんと確認しておこうかなと思い「申請状況確認」のリンクでウェブサイトをチェック。ここで初めて約7300円が合計金額として表示されていることを発見して「はあ?!?」となったのでした。そしてここで気づいた。わたしが申請したのは正規の政府サイトではなく、申請代行サイトだったことを。そしてその代行手数料として5000円以上取られていたことを・・・。くそう!しまった!わたしとしたことが!!

代行業者は悪ではないがしたたか

くれぐれも申し上げておくと、ESTA申請代行業者は悪くはありません。実際、ウェブ入力がよくわからない方々がHISやJTBなど旅行会社で依頼すると代行手数料で5000円以上かかるのが相場らしい。

しかしながら、このESTA申請はオンラインでしか受け付けていないものであるがゆえ、自力で正規サイトでの申請(申請料は14ドル)しようとする方々にとっては「うっかり代行申請」が発生しやすいのは事実。正直・・・代行申請サイトって、ほとんどその紛らわしさの棚ぼたでサイト運営できているはず・・・。ちなみに政府の正規サイトでも入力してみたけど、どっちにしても色々記入するのには変わりないのでそこまで簡便さに大差はないと思いました。

ただ、ECサイトで買物するときにはあれだけ金額の確認とか何度も出るのに、申請完了や登録完了メールの中に一言も手数料の金額とかが書かれていないのはズルい・・・!それってわざとですよね、と元IT会社員は見覚えのある古いやり口にカチンときたのだった。そのパターン!知ってるけど納得いかないわ!

返金希望したら2分で終わった

そこでわたしは登録完了後すみやかにお問い合わせからイチかバチかで苦情を申し入れました。「申請時に金額の提示なくキャンセルを強く希望します」と。いや、わたしから代行申請しといて何だけど、ちょっとお金の確認がなさ過ぎ無いか?ま、最悪払うけどさ。そしたら、わずか1分後に返信がきました。

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え?なにこれテンプレ?お金返してくれるの?
さらに1分後にメール。

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え?まってなんか返金ロボとかいるの?
問い合わせをかけてからわずか2分で返金完了。定価14ドル+手数料以外の代行手数料は返金されました。つかはやくね?さては、そんなシステムを構築するほど問い合わせが来ているということだな・・・!

ちなみに登録完了したESTA申請はそのまま有効なので、少なくとも代行申請が本意ではなかった方は、一応理由を述べて返金のお願いをするべきではないかと思います。わたしは、申請過程においてあまりにもペイメントの記述が無いのは確実にNGだと思う。許さじ。

ESTA申請は慎重に

今回「あっ!まちがえた!」と思ったときにググったら、掲示板やTwitterであまりにも「知らなかった!」「うそでしょ何この金額」と泣き散らかしている人が多かったので、備忘録として記載しました。代行サイトは悪いことではないのですが、だいぶトラップくさいところがあるので気をつけて利用しましょう。

※当記事は2018年1月時点での個人の経験です。実際の内容や状況は変わっている場合がございます。
※ESTA申請に関する質問やお問い合わせにはお答えいたしかねますのでご了承ください。

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