今日の旅メモ(ハワイ島:カイルアとポケボウルとマウナケアサンセットツアー)
ハワイは1月24日、旅の三日目は聞いたことのない南国の鳥の鳴き声で朝7時起床です。ハワイはやっぱり朝がいいよ。涼しいうちに散歩するのが一番素敵。
宿から見たアリィドライブの眺め
今回のホステルは少々カイルア・コナのダウンタウンから南に降りたところにあるもので、繁華街に出るには徒歩ではグーグル算出1時間!宿の自転車でも借りて朝のサイクリングに出かけてみようかな、と思っていたそのとき、前のバス停に路線バス「HELE-ON BUS」が止まった!これまた飛び乗って朝からラッキー。こちらもトローリーと同じく2ドル。
レアキャラ、ヘレオンバス
コナビレッジファーマーズマーケット
今回は是非ファーマーズマーケットに行きたいの、と思っていたので水曜〜日曜通しでやっているコナビレッジファーマーズマーケットへ。ビッグアイランドでやっているファーマーズマーケット一覧をネットで見たところ、曜日や場所の都合上行けるのはここぐらい。島中のいろいろなところで小規模のマーケットが開催されている、という印象で大規模のものは無さそうだ。
7時からオープンということだったのに、8時を回っているにも関わらずやっているところもやっていないところもあって人もまばら。え、これってウチナンチュー時間みたいなやつ?なんくるないさー的な開店時間??観光土産が多くて原宿テント村(古い)みたいな感じだし、ちょっぴりガッカリ系。
唯一お客さんが集まっていたのがフルーツショップ。早くからお店を開けていて観光客もローカルも買物に来てた。コナビレッジのファーマーズマーケットはこれ以外にほとんど食べ物系のお店が出ていなかったな、残念でした。
素朴なローカルフルーツがあんまり美味しそうだったので、マンゴスチンとランブータンとバナナを少々購入。量り売りなので少量でもちゃんと売ってくれます。この整っていない見た目がワイルドでキレイだなあ。
海の見える「デイライトマインドコーヒーカンパニー」
さてどうするかな、お昼までにはホステルに戻らないといけないのだけど少し時間がある。ファマーズマーケットの前にある「ヘイル・ハラワイ・パーク」から海に浮かぶ豪華客船が見えた。昨日ドライバーさんが「明日は船が来るんだ」と言ってたのはこれか!何のことかと思ったら有名客船の寄港日だったらしい。
客船の白がきれいだな
これでもかってぐらい青い空に高いヤシの木が美しい小さな公園の隣に、突き出すようにしてカフェがひとつ。「Daylight Mind Coffee Company」へ、せっかくなので海側からお茶しに入ってみた。内装もレトロハワイアンで落ち着いていてなかなか素敵。なによりこれだけ海に近い。
わたしはグリーン&ゴールドというココナツジュースベースにケールやフルーツの入ったグリーンスムージーを頼んだ。途中「ここはダイニングゾーンだから食事頼まないなら次回からカフェゾーンで頼むね」と言われ、「知らんがな、お前らのポンコツスタッフがここに案内したんやろがい」と心の中で静かにキレた。こういうの外国でたまにあるけどマジ殺意だわーこの先何を食べてもパイナップルの味しかしない呪いにかかってしまえ。
でも移動せず飲む
コナのバイクシェア
コナにも公共自転車ができたと聞いて、すぐにチャリンコに乗りたがるわたしは楽しみにしていたのですがなんとステーションはまだ三個しかない模様。
しかもカイルアの町中に2つ、もうひとつは遠く南下したシェラトン付近の公園にひとつ。離れすぎてるやろ。健康増進のためにサイクリングしなさいよ、っていう意味のバイクシェアなの?SUGGESTED ROUTEが縦に長過ぎるww
ホノルルのBiki同様にしっかりした自転車で、実際使っている人もいるようなんだけど、これはあまりにもステーションが少なすぎる。カイルアの町中をくるくるやるだけなら特に問題ないかな。でもお値段もかなり張るので、はっきりいって宿もしくは町中のダイビングショップやスポーツショップで自転車借りちゃった方が断然いいと思います。
いつかもっとステーションが増えて、車のない人々が自力で行ける範囲がもう少しだけ広がることを願う!
カイルア・コナの炎天下をゆく
あんまり天気がいいので思いきって歩こうか、と思いたち宿までテクテクとアリィドライブを南下することにした。が、最初の15分以降はあまりの炎天下にちょっと後悔した。サングラスを取ると目が潰れるほどの眩しさで、あまりの空の青さと日陰の暗さでコントラスト調整がおかしくなってる。写真を取ったら白く飛ぶほど明るいんだぜ。
まだ午前中の9時台だったので引き続きアリィドライブの両脇にはランニングする日焼けした人々。欧米のリタイア組の人々の元気なこと。多分60代とかじゃなくて80代くらいだろうなって人も多数なのだけど、元気にノースリーブで走ってるんだよね。左右のコンドミニアムやバケーションレンタルの邸宅を眺めて気持ちを紛らせながらひたすらテクテク。
グーグル先生の算出は嘘じゃなかった。ダウンタウンから約1時間、おそろしいほど日焼けしたであろう長時間のお散歩を終了。宿の前にある有名レストランでランチすることにした。あー!つかれた!
Da Poke Shackでポケランチ
たしかハワイ風マグロのヅケは主に「ポキ」と呼んでいたと思うんですが、いつのまに「ポケ」と呼ぶようになったのでしょう。カタカナ読みって知らないうちに変わるのね。アメリカ版食べログ「yelp」で1位を取ったという人気店「ダ・ポケ・シャック」が宿の真ん前。初めてのちゃんとしたランチはこちらで。
スタンダードはポケボウル。ライス(白米か玄米)、ポケ2品、惣菜1品をお弁当に詰めてくれるちょうどいいサイズ。ごはんにはふりかけもかけてくれるよ。冷凍は使わないで市場の新鮮なもの使ってます!って書かれているのがいいね。外のテーブルで食べられます。
緑色の海藻サラダはぬめっとした茎わかめの甘酢サラダのよう。ポケは種類がいろいろある中でスタンダードな味噌&ハニーフレーバーの「SHACK SPECIAL」と賞レースで1位をとったという「WET HAWAIIAN」を選びました。WET HAWAIIANはちょっと岩塩がパリパリしていてしょっぱいかな。SHACK SPECIALの方が甘さと醤油っぽさが際立っていて、香りも際立っていたのでとってもよかった。
わたしマグロあんまり好きじゃないからあんまり普段食べないんだけど、アボカドとばっかり食べてないでこういうチャレンジングなポケ作るのはアリだなあ。普通のふりかけとごま油と混ぜたらめちゃくちゃ美味しいかもしれない。よし、帰ったらやろう。
ここで市場で買ったバナナをデザートに食べたら甘みと酸味が衝撃的だった。なんか普通のバナナにレモンとはちみつをかけて和えたような。濃厚さと味の強さが忘れられないわ、ローカルバナナ。ドールのバナナとかもう食べられないよね、味薄くて。
マウナケアサンセットと星空観測ツアー
さて、午後からは日本語ツアーでマウナケアのサンセットと星空観測。実はそもそもハワイ島に来たのはキラウエア火山のマグマを見たかったからなのだけど、ツアーを申し込んだら直前になってアメリカ政府の予算不成立あれこれで国立公園が閉鎖に。キャンセルしてこっちに鞍替えしたのですが。が、結果とっても良かった!
標高4000メートルを超える、当然富士山よりも高い山に少しづつ身体を慣らしながら車であがっていきます。そもそも天文学者の休憩どころである「オニヅカビジターセンター」でお弁当食べたり、高山植物の銀剣草を見たり。そのオニヅカって誰さと思ったらディスカバリーに乗っていた宇宙飛行士だったんだ・・・初めてのアジアンアメリカン飛行士だったそうです。そうかあ。
どんどん標高があがるほど気温は低くなり、上下ダウンスーツにお着替え。雪のつもるマウナケアに並ぶ各宇宙天文台を見ながら、サンセットです。写真を撮り倒しました。寒くなると充電があっという間になくなるかな、と思っていたのですが本当に思ったよりあっという間でビックリ。
パノラマ写真もこれだけ開けてると撮りがいがあるってもんです。細くなりすぎてブログでは俄然この迫力がお伝えしづらいですが・・・。
この辺はまた整理して(きっと行ったことある人もたくさんいると思いますが)マンタ同様また別途書こうと思います。キラウエアは本当は溶岩が海に落ちるボートツアーを見たいんだけど、今はやってないみたいだし、いかんせんテレビ「クレイジージャーニー」のタッキー回(彼は火山探検家です)を見たあとではどんな火山でも感動する気がしなかったので(あれはホントにすごかったね)、結論マウナケアで良かった気がする。すばらしかったなあ。