今日の旅メモ(ハワイ島:KTAスーパーマーケット、夜のマンタシュノーケル)
さてロクに眠れないままホノルルに到着。ホノルル国際空港からダニエルKイノウエ国際空港、といまだにどういう功労者なのかよく知らないけどなんだか名前も変わっちゃってねえ。(しかもつづりがINOUYEなの皆さんご存知でしたか)飛行機を降りた瞬間のぬるみと湿気と古い匂い、ああハワイ。機内で靴下やヒートテックを脱いでおいたのですっかり薄手の服装で上陸。芸能人のお正月でおなじみの出口も、人はまだ朝はやいせいかまばら。
ハワイアン航空でハワイ島へ
てっきり中にあるもの、と国内線乗り換え口を探していたんだけど結局出国してしまうのが正解だったようで、Inter Island Flightsの文字をひたすら追って隣の棟のハワイアン航空カウンターへ。荷物背負って眠い身体にはキツイけど空気のぬるみで足取り軽やか。晴天の青が強いし、あったかーい。ハハンハン
一般航空会社はさすが自動チェックイン機がバッチリなんだな。LCCだと荷物のチェックもあるからか、結局ウェブチェックインできず並ばないといけないことも多いのだけど。ちなみにこのハワイアン航空は国際線と国内線のチェックインカウンターの場所が違ったので要注意。今回のフライトは片道7000マイルと630円で、コツコツとクレジットカードで貯めたマイルを放出して買いました。
初めて米ドルをスタバで使ってアイスティーを買い、1時間ほど待って搭乗。乗り換えに余裕をもたせて2時間半後のフライトにしていたのだけど、万が一のことを考えるとそれぐらいの余裕を持たせておいてよかったかも。しかし寒い。やっぱり暑いところの室内は寒いのう。なんであの人たちは半袖アロハでいられるのか全く理解ができん。
ここでようやく機内で仕込んでおいたSIMカードが動き出して米国での電話番号をゲットし、現地の通信会社で携帯が使えるようになった。小一時間繋がらなかったので正直焦ったけどよかったー!
小さな国内線飛行機はビューンと1時間弱でオアフからビッグアイランドへ。途中でCAさんがコーヒーサーブなどもしていたようだったけど、わたしはあまりの機内の寒さにフリースを着込んで爆睡。やっぱりちっこい飛行機って壁もペナペナだから寒いのかしら。ウトウトしながら着陸した滑走路の脇は真っ黒な土の大地。溶岩だったとかそういう火山性の物なんだろうなと推測します。
屋根ナシ!オープンすぎるコナ空港
さて、眠気と寒さでヨロヨロと飛行機の外に出るとそこは南国風情溢れる建物とヤシの木の施設。歩いてテクテクと20メートル進んだらもうそこが空港。しかし空港と言われてもにわかには信じがたい。そこらじゅうに置いてある木のベンチがロビーになっていて、大集団が各々バラバラに次の便を待っている状態。
とっても小さい建物で、フラダンスのスカートがひらりとした銅像広場の周りには少々のお土産物屋さん。以上。到着してから外へ出るのも自動ドアひとつだし、外に出たらこれまたオープンエアーなバゲージクレーム。実に開放的だけど、万が一雨が降ったらべしょべしょだね!(実際ガイドさんに聞いたら過酷らしいです)
ロバーツ・ハワイの空港シャトル
さて、車もバスもねえ吉幾三なわたしはここからの足を予約しておきました。ロバーツ・ハワイの空港シャトル便で空港から18ドル。バゲージクレームで日本人のおじちゃんがわたしの名前の書いてある紙を持って待っています。こういうの初めてー!
シャトルは、わたしの貸切でした。やっぱりオフシーズンってことだよね。ブーゲンビリアのたくさん咲く道の両側には滑走路でみたような溶岩の黒い大地や枯れた草木。そのうちダウンタウンのカイルア・コナに入ると俄然建物がチャラくなり、更に南下してコンドミニアムだらけの閑静な住宅街を抜けたところでお宿に無事到着。
ちなみにタクシーを使うという手もあるのですが、結構距離があってお値段が高く付くようなので少なくとも3人以下でタクシーを使うのはあんまりおすすめできないかも。シャトルはロバーツ・ハワイが一番安いとの噂です。メール問い合わせもしたけど迅速なお返事でした。あと、チップ込みなのと決済済みのため現地での支払いがいらないのも非常に楽チン。
カイルアトローリーでダウンタウンへ
さて、チェックイン後は息つく暇もなく今夜の足の相談。シュノーケルツアーに行くのに16時までにツアー事務所へチェックイン→港へ行って集合、をせねばならん。ホステルのスタッフのNIKKIが自分の車で送ってくれるかもという話を事前にしていたのだけど伝わっておらず。ぎゃぼー。と、思っていたらちょうどダウンタウンを巡るカイルアトローリーが通りかかったので飛び乗ったのでした。今回の宿、安いわりに真ん前にバス停があるのでめちゃくちゃ助かる。
水色の海を横目に、2ドルで町中まで連れていってくれるトローリー。素晴らしいけど時間がだいたいなのでドキドキするというリスクつき。それでもかなり時間通り来るほうじゃないのかな、こんなのあるなんて知らずにきたから助かった。ありがとうお宿のインフォメーション掲示板。
スーパーマーケットに行ってみよう
ツアー会社にどうにか辿り着きチェックインし、フィンのサイズを合わせてからさらに3時間の猶予。暇だ。しかし暑いし足もない。ひとまず近所のオーガニックスーパーへ行ってみることにした。
アイランドナチュラルズ
Island Naturals Market & Deli Kailua-Konaはオーガニック専門店らしい。フルーツから化粧品からデリまで一式揃っているけどそんなに広くない。もっとおしゃれなお店かとおもって来ちゃいました。
全体的に倉庫っぽい雰囲気で、ホールフーズみたいな意識高い系おしゃれ風情も無く、わりとムード的にガチめな感じ。ちょっとわたしみたいなのがウロウロしてたら怒られそうな気がして勝手にビクビク。精一杯買い物客のオーラを出してみる。
化粧品関係はiHerbでお手頃お手軽に買えるものも多いけど「あれここのシャンプーとかあるんだ」という発見があるので、なかなか見ているだけで面白い。ローカルのはちみつとか食べてみたかったな。デリでお食事を買う人はどんな生活の人なんだろう。
買うよ買うよという雰囲気を醸し出しながらそそくさと退散。さてまだ暇です。でも疲れています。一軒一軒がアメリカなので遠いんだよな〜でも、いまのうちにローカルスーパーマーケットKTAに行っておくか・・・地図では大きな道を進んでほんのすぐそこの角を曲がったところなのに、こうですもん。
どこのスーパーいくねん。
KTAスーパーマーケット
ぜえぜえ、やっと辿り着きましたハワイ島のご当地スーパーKTA。Kitto(きっと)Takusan(たくさん)Aru(ある)の略ですか?あ、違いますか。でも、きっといろいろあるだろうと楽しみにしてきました。
お目当てはローカルベーカリー「プナルウ ベイクショップ」のパン。ありましたありました。本店が変な遠いところにあるので車がないから行けないのよ。オアフにもあるという情報があるけどいまいち出どころがわからないので、ハワイ島で買うのが無難なような気がします。
紫のタロイモや、ピンク色のグアバなど味もサイズもいろいろ。しかしデカイな・・・一番小さくて6オンス。パスコのちぎりパン2袋ぐらい(重めで)のボリュームはあるのですがどうしても食べてみたくて1個買いました。小さいココナツあんぱんや、クッキーなんかもあるからお土産にはよいと思われる。
ただ、ガイドさんが言うには「ちょっと置いておくとすぐカビはえちゃう」らしいのであんまり保存料とか使ってないんだろうねって話。まあそうだろね。でもお店でしか買えないものが沢山ある中で、スーパーで手に入るローカルの商品はありがたいです。
その他KTAで有名なのはローカルの生産業を応援する自社ブランド「マウンテンアップル」で、いろいろな商品に貼られているのだけど、やっぱりわたしが持ち帰れるものよりもミルクとかジュースとかちょっと生っぽいもののほうが多いね。また今度にすっか。
ちなみにジップロックスクリューの縦型1リットルはやっぱり売っていて、トートバッグはあんまりかわいくありませんでした。
ああ、疲れた。疲れきった。徹夜明けから日本時間で夜になるぐらいの身体の重さ。ぐったりKTAの前に座ったままなれど、港にはいかねばならん。タクシーも流しでじゃんじゃん走っているわけじゃない、さあどうすべと思ったところでひらめいた。あれだ。UBER(ウーバー)だ。
コナで困ったらUBERを呼ぼう
やっぱりアメリカで生まれたサービスってアメリカで使うべきよね、ホントに。「UBER」はドライバー登録をした車に配車依頼を出してマッチングしたらその車が目的地まで連れてってくれる配車サービスみたいなもんです。コナのダウンタウンには何台も待っている車がいて、KTAスーパーのわたしが一歩も動けなくなっているベンチの真ん前まで2分で来てくれました(笑)
東京だとちょっと高級なタクシーぐらいにしか思ってなかったけど、旅先だと配車アプリとしてもうめっちゃ頼りになる。ああ、いまここに車が来てくれたら・・・を叶えてくれる素晴らしさよ。
さて、わたしを乗せてくれたロバートさんはもうリタイア済みのおじいちゃん。以前はニューヨークのWTCで働いていたビジネスマンだったそうですが、例の911で会社もめちゃめちゃになっちゃって退職し、いまはフロリダとかハワイで余生を過ごしているんだそうです。UBERのドライバーはこうして副業として空いた時間にやっている人も多いんだろうね。港まで10ドルで連れて行ってくれました。助かったーありがとうおじいちゃん!
マンタいっぱい!ナイトシュノーケルツアー
日も暮れかかった午後17時、ツアー御一行様で軽くブリーフィングをしたあと、小型船で海へ。ライアンとアレクシスという日に焼けた可愛らしい女性2人が船頭と引率ダイバーとして付いてくれました。(ホントは日本語送迎付きツアーを頼んでたんだけど、定員割れして急遽英語ツアーに)
とにかくぶっ飛ばした船に、1粒だけ念のため飲んでおいたトラベルミンが幸いにも効いたのか、冬の荒ぶる波にも全く船に酔うことなく、途中でイルカの群と並走して走るなどしながらサンセット。
基本的に水嫌いなわたしでも何とかウエットスーツとシュノーケルで夜の海にプカプカ浮かびます(でもちょっと必死)。マンタ!いっぱいいた!グルングルン回ってた!このツアーの詳しい話はまた改めて。
GoPro HERO5が10メートル防水というのを一度も使ったことなかったけど、おそるおそる、イチかバチかでドブンと海に漬けたら、ホントに壊れなかった!セーーーフ!
帰りもやっぱりUBER頼り
ツアー参加者が次々と車で帰っていく中、取り残されたわたし。まあ他のツアーの人やスタッフさんも次々に通りかかるので誰もいないわけじゃないけどとても歩いて帰れる道ではない、ということでまたもUBER。今度はシアトル育ちのお母ちゃんが迎えに来て送ってくれました。ああ、助かった。
宿についたらもうグッタリで身体動かず。
おやすみなさい。