グランドハイアット済州〜夢のホテルルーム編
今回チェジュ島でステイさせていただいた「グランドハイアット済州」はそびえ立つ38階建てツインタワー(済州ドリームタワー)に位置するチェジュのランドマーク的なモダンホテル。壮大な規模と充実のサービスは、もう全然外に出たくなくなるレベル。お世辞や忖度ナシで素晴らしいホテルだったので、チェジュ島に旅行することがあればもう是非おすすめしたい。多分グランドハイアットなんて高級ホテル無理無理!と思われると思うんですけど、これがね・・・驚くほどお値打ちなのよどう考えても・・・。
ゆったり65平米のキングルーム
今回わたしが宿泊したのはユネスコの世界遺産の漢拏山を一望できる豪華なスーパーキングベッドを備えた65㎡のマウンテンビューキングルーム。この豪華さでもスタンダード客室。ひい。ほどよくモダンで落ち着いた雰囲気のインテリア、なにより壁一面ガラスからの景観の迫力!(最初は近寄るとお股がヒュッとなって足がすくみました)毎朝ブラインドカーテンを自動オープンするのがまあ楽しみなこと。
うちより広いのではないか
自動ブラインドが上がると絶景が
清々しい山ビュー
キングサイズベッドなんて広すぎて、わたしは当然はじっこの30センチだけで充分足りてしまいます。最終日まで反対側半分のシーツも枕もパリパリのまま(笑)お部屋は最大4名(大人3名まで)利用可能だそうで、これカップルはもちろん、ツインルームもあるから家族連れでも友達同士でも余裕だね。
寝心地もよかった
広々洗面所にフランスブランド、バルマンのアメニティ
くつろぎ放題
食事もできるしブログも書ける
個人的に洗面所のバスマット?がものすごい長くてかつフッカフカなのがツボで、最初に踏んだとき「い、犬を踏んでいるようだ・・・!」と思いました(例え方)あと、このたまご型のおしゃれバスタブ、結構サイズ的にしっかり大きいので狭い風呂の入り方に慣れた自分のやり方だと普通にズブズブズブって沈んじゃう(笑)海外ってバスタブにそんなに力が入っていないところも多いので、旅先の疲れを部屋でしっかりお湯につかって癒せるっていうのはとても良いね。
犬を敷き詰めたようなマット(踏んだことありません)
大きなたまごバスタブ
面白かったのが部屋の大窓の脇にある小さな小窓。開閉できるようになっていて「フレッシュなチェジュのエアをどうぞ」と密閉された36階の部屋でも外の空気が楽しめるようになってます。法律上とか構造上必要なものなのかな?どうしても必要なものじゃないのに、ユニークなポイントになっていて面白いです。開けるとひんやりした高層階の空気と街の喧騒が聴こえてきて、外と繋がっている感じが味わえて。
気づかない人もいるかもしれない小窓
クリーンな外の空気を吸えるだけでなんか違う
今回は本当にバタバタで時間がなかったんだけど、願わくばウェルカムフルーツのハルラボンやサイドテーブルに置かれていたホテル内スイーツデリのトルハルバン形チョコレート(中がガナッシュですごくおいしかった!)をいただきつつ、景色を愛でながらお茶でも飲みますかねえ、というゆったりした時間を過ごしたくなる客室でした。
客室の種類としてはシティビュー、シービューもあるのですがわたしは朝焼けの美しい山の稜線がとても素敵だったのでマウンテンビューをイチ推しです。ハワイとか、熊本の阿蘇山を初めてみたときの感動を思い出しちゃった。大きな山の見える景色って落ち着きますね。わたしの写真では伝えきれないけど本物の景色はもっともっと素晴らしいよ。
デリでは1個500円ぐらいしてたはずの高級チョコ
本当にパワー貰える眺めだった
夢のスイートルームへようこそ
これはめったにない機会、とホテル内見学ツアーを申し込んでスイートルームも見せていただきました。まずは195平米のディプロマティックスイート。広さ三桁(笑)コーナースイートだと二面全部窓!みたいなことになるのでこの空に突き出しているかのような浮遊感・・・!
会議どこじゃなくないですか
海も空港も一望する眺め
風呂はいっそう広くなり丸い巨大なバスタブに。ベッドはスーパーキングベッドが2台。バスアメニティはジョーマローンになり、24時間お願いを聞いてくれるバトラーサービスが準備され、豪華この上ないサービスに思わず「ここって一泊いくらなんですか」と聞くと「25万円ぐらいですね」とのこと。わーすごいさすが・・・いや?すごいけど、大人複数人泊まれて25万?この広さと豪華さで?なんか意外と安くね?
さて、続いて見学させていただいたのがホテル最上階260平米のプレジデンシャルスイート。260ってなんだ、もうわかんない(笑)ここまで広くなるともう見学者がバラけるとどこにいるかわからないんですよ、声は聴こえるけどみんなの姿がまるで見えない(笑)
二人一緒に入れるシャワー、専用のマッサージルーム、最高峰のフランス家具に韓国現代アートが飾られたお部屋の数々、もはやベッドが遠い・・・すいませーん!みんなー!どこにいますかー!呼びかけるとこだまが返ってきそうなほどの広さでもう写真を撮る気もうせてしまい高級ソファに腰かけてゆっくりしてしまいました。自分にはご縁のないスイートルーム、いったいどんな方が泊まられるんでしょう。ちなみにこちらは一泊50万程度。
あれ?夢の叶うお値段にびっくり
今回は宿泊させていただいたお部屋があまりにハイクオリティだったので、さぞかし高いんだろうねえ、いつかまた泊まれたらいいねえ、などと話していたグランドハイアット済州。ふと誰かが調べてみてお値段ビックリ。(2022年10月某日時点、お値段には変動がありますのでご承知おきください)
えっ?や、安くね????
六本木のグランドハイアットを始め、リッツ、マンダリン、フォーシーズンズ、ペニンシュラ、シャングリラ、コンラッドなど東京の同じようなハイクラスホテルに(人のお金で)ひととおり宿泊した感覚だとこれは円安もあるし10万ぐらいかなあって思ってて。そしたらまさかの3万円アラウンドでまあビックリ。え、割ったら一人当たり普通の値段じゃない?
もちろん部屋のクラスやタイミングや為替相場やらいろんな要素による流動的なものではあるんですけど、少なくとも絶対に手の届かない高級ホテルじゃなくて、検討リストに入れられるクラスのお部屋、というのは嬉しいギャップ。家族や友達と行く旅行だったら素敵なホテルに泊まりたいもんね。
以上、夢、かと思いきや意外と叶いそうだった夢のホテルルーム、グランドハイアットチェジュ客室編でした。
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