今日の旅メモ(チェジュ1日目)
3時間未満の仮眠で朝5時過ぎに起床。眠いとかいうレベルではなく完全に身体がまだ昨日のままという重さ。心配だったタクシーもアプリですぐにつかまり、京都駅裏の空港バス乗り場へ。朝6時。こんな早朝から思いのほか人がいる。おそらく同行の方もいらっしゃるだろうとやや気になりつつ、きっともっと遠くに行くのだろう大きなスーツケースを預ける方もいて、自分にはすっかり特別になってしまった海外旅行も結構人によってはそうでもないんだなあ、と思うなど。
一生懸命に寝ようとするも気が張っているのかついに一睡もできないまま海の道路を越えて定刻7:45関空着。即一階の到着フロアに降りて「ポケットチェンジ」を探す。あったあった。
溜まってた外貨を一旦断捨離すべく対象通貨を仕分けしてきたのでウォン以外の中国元やタイバーツ、米ドルなどをせっせと押し込んだらなんと8000円になった。全額Suicaにチャージ。そのほかのドイツやらユーロやらなんやらのコインはまとめてジャラジャラと流し込み全部ユニセフ。と言っても250円にしかならなかった。
4階の出発階に移動、ほどなくしてタイ以来のさとちんさんに会って世間話。集合時間になるとカウンターでインフルエンサー様専用受付が開き、名札をぶら下げ、プレゼントをもらってからチェックイン。脇にはフォトスポットもあるし、関空の免税ゾーンPR協力のご依頼も受けるし、いってらっしゃーいとにこやかな係員の方も沢山いらしてなかなかのおおごと。
さとちんさんが両替すると言うので一階でわたしも10000円両替。今日はPCRもあるし現地でどういうフローで動くのかよくわからんのでわたしも念のため。10323円で90000ウォン。いまや両替すると桁ひとつ下がってしまう円安よ。
お茶を一気飲みしてペットボトルを捨て、出国。手荷物検査は変わらないけど、最初のパスポートチェックが非接触型のハイパーなゲートになっており、最後の出国ゲートは完全無人になっている。数年前まではテスト期間だったのでわざわざ紙でファストトラック登録しないと顔認証なんて使えなかったのに!いまや全員顔認証。精度も高くてパスポート置いたら5秒で出られる。わざわざスタンプ押してもらうのに行列していたあの時代はとうに終わっておった。
顔認証ゲートを出たところでスタンプ係の方が1名、バンバン希望者のパスポートに出国スタンプを押していたけどもう完全にそれは記念用なのだった。せっかくなのでわたしも記念すべき新しいパスポート1個目のスタンプを押してもらう。これからはパスポートってなかなか埋まらないんだろうね、あのいろんなスタンプが混ざっていく楽しみも昔のことか。
免税コーナーは一応化粧品などのゾーンはオープン、しかしその前のスタバはクローズ中。ボッテガは開いてたけどエルメスは閉まっていた。なんでも事前予約システムとかあるらしいのでお目当てがあったら頼んでおくのがよさそう。こうして本来は人のいきかうはずのゾーンを見ると便数が少ないせいもあって閑散とした印象。
空港内で使える500円の金券をいただいていたのでお土産ショップで軽食でもと立ち寄る。さとちんさんには北新地のカツサンドをおすすめしといた。わたしは自前のおにぎりを持ってきちゃっていたので、ロイズのデカい板チョコ(冷蔵)とパンを買って金券を消費。ホテルの冷蔵庫に忘れませんように…。]
お水を買ってシャトルでゲートへ。次々に集まってくるインフルエンサーとプレスのご一行さま。朝の受付のときにはプレス関係者が遠目にも業界っぽい印象だったけど、いざ118人も集まるとまあそれはそれでインフルエンサーってのはこう多少キャラのある人たちなんだなと思わざるを得ないw 意外と若者よりもうちょい歳上の世代の女性多し。基本的にみんな1人なので声をかけたり自己紹介するのを聞いているとそこはかとないマウントみを感じることもww
飛行機は滑走路の整備とかで数十分遅延、その間にわたしはこの謎の集団の顔ぶれを横目で楽しみつつ、自家製カリカリ梅のおにぎりを食べ、iPhoneを充電しながら、さとちんさんとチェジュでのプランを話し合って時間を潰しておりました。
ティーウェイ航空も貸切チャーターは3年ぶりとかでご歓待いただく。ゆっくり座ってウトウトでもするかと思っていたのだけど、客室乗務員がイベントチームとやらで急にクイズゲームやじゃんけん大会、はたまた元歌手という男性乗務員さんによる「雪の華」熱唱、とB787-300が大型バス宴会のような風情に。インターホンでカラオケするの私もCA時代やりたいと思ってた羨ましいw クイズゲームの景品、ティーウェイのレゴブロック、あれこどものお土産に欲しかったなー!サッと手を上げて答えればよかった!
そうこうしているうちに遠くに牛島や山が見えてきて無事チェジュに到着。検疫ビーグルに目をつけられた人、熱37.5度で引っかかった人、など別室に消えていった人がいると聞いて震える。無事入国して外に出ると大勢のマスコミがフラッシュをたいて撮影しているので若干ほくほくしていたが、どうやらインフルエンサーか芸能人的な誰かが目当てだったのでお前ではないのだった。すいません、ちょっと綺麗めに微笑みました。
さて、ここからが問題の入国後PCR検査。本当にハワイみたいな椰子の木と青い空のもと、グループに分かれて駐車場に向かう。前半二組は空港検査→ホテル内覧。後半二組は病院検査→自由行動。わたしはホテル内覧を申し込んでいたので前半で早めにPCRを終えられるものと思っていたいたのだけど、これがどうしたことかバスが来なかったりして段取りがごちゃごちゃになっており、長時間炎天下で待ったり移動したり荷物預けたけど下ろしたりバス乗ったけど降りたり、となかなかシビアなひとときに。
てっきり空港PCR検査って建物の中だと思っていたのだけど、最終的に辿り着いたのはテクテク歩いた駐車場の片隅の小さなシャック。「え?青空PCR?」思ってたのとだいぶん違ってたのでびっくり。韓国語を話せるインフルエンサーの女の子らが色々滞っている手配を積極的に手伝ったり通訳をしてくれたりして大活躍。外でビニール手袋をはめて書類を書き、小屋に入って鼻に綿棒ずごーん。いてえ、しみじみ痛え。思わずそっと目を閉じて涙目。長い長いPCR検査への道が終わって、バスで今回のお宿グランドハイアットに移動。
ズゴーンとそびえ立つグランドハイアットチェジュドリームタワー。早速チェックインしてそれぞれのお部屋へ。扉を開けた途端にリアルに無意識の「やべ」が止まらない贅沢な広さと眺望、インテリア。うちより広いわ・・・!キングサイズベッドの足元にはプレゼントのキャップやTシャツ、枕元にはウェルカムチョコレート、テーブルにはチェジュ名産の蜜柑。ちょっとこの部屋を差し置いて観光に出るなどと言うのはあまりにも贅沢すぎるのじゃないかと思う。逆にこの部屋で1週間隔離されるっていうのはありじゃないですか!
荷物の整理もそこそこに写真撮影が止まらず気がつけばもう待ち合わせ時間。1階のロビーに集合してそこから1時間半広い広いグランドハイアット歩きまわってホテルの内覧ツアー。14個もあるレストランをほとんど見て、カジノに入り、嘘みたいに広いスイートルームを2つ見て、コンビニ、ショッピングアーケード、ペストリーショップ、ロビー、インフィニティープールなどなどとにかく盛りだくさん。終わる頃にはすっかり疲れ果ててヘロヘロでした。
今回はグランドハイアットチェジュのあらゆるところで無料サービスやご招待がされており至れり尽くせり。ホテル内覧ツアーの後は早速グランドクラブラウンジに移動してイブニングカクテルタイムの飲み放題とおつまみを楽しみました。どのレストランに行っても窓が大きくて海も空もいっぱいで素晴らしく良い眺めしかない。見渡すかぎりの海の向こうに夕日が沈み、その前をすぐ近くにある空港から飛行機が飛んでいくのです。ほんとに素敵。
一旦部屋に戻ってほんの少しだけ休んでからまた外に出る。急遽開催を知ったインフルエンサーを招待するハウスパーティが夜8時半からだと言うのでそれまでにほんの少しだけ腹ごしらえ。さとちんさんと一緒に私たち専用に設けられた日本語のコンシェルジュサービスカウンターへ行き、近所のおいしいうどんのお店を紹介してもらう。タクシーを手配してもらったけどまさかのそのタクシーまでタダ。一体何がどうなっているのか。全然期待に答えられるインフルエンサーではないのですが。
タクシーを5分ほど乗ったところにあるササムそうめんへ。食道街の片隅にある小ぎれいなお店でまたたくまに人がいっぱいになる人気店であった。うどんを2杯頼もうと思ったらまぜ麺と一杯ずつにしろと言うアドバイスをありがたくいただくのでそうする。ビールを1本空けてようやく韓国らしいお食事。この手作りキムチやカクテキにあいたかった。
ホテルに戻って早速最上階38階のラウンジでハウスパーティーとやら。昼間に見学に行った時は開放感のあるレストランだったけど、一転、夜は赤い照明とゴリゴリのハウスミュージックでパーリー感強めの空間に。てっきり歓迎会的なものを想定していた私たちはすっかり拍子抜け。ラウンジの奥のほうの貸切スペースでインフルエンサーの方々が各自バエる写真を撮りながらフリーのドリンクとフードをいただいていた。今さっきうどんを食べたばっかりの私たちはシャンパンに濃厚なチョコレートケーキ。さすがに全部は食べられず。
この辺の時間になるとPCR検査の結果のメールが送られてきた人たちが。しかし私には届かず、他にも届かない人多数。明日になったからといってメールが届く気はしないが、あれだけ怯えたPCR検査も喉元過ぎてしまえば、検査結果をちゃんと登録する人は3割程度で多くは逃げ切ってしまうという噂もあるらしく、さらにまさかのPCR検査を受けない人もいるとやらで、なんじゃいと言う気がしないでもない。
ほとんど寝ないでここまできた身体はほぼ死亡していたけれどただ寝てしまうのは本当にもったいない位の豪華で素敵なホテルで、最後にこれまた無料になっている韓国スパチムジルバンへ。ドライサウナ各種と絶妙にぬるい床のリラックス空間。中にあるカフェではドリンクもいただける。若い子たちが結構はしゃいでいたので早々に離脱。やっぱりチムジルバンは何時間もかけて床にゴロゴロしてうとうとして寝落ちする位の余裕を持って行きたいよねえ。
最後の最後にセブンイレブンに寄って缶マッコリと久しぶりにお目にかかったジュースI’m realを購入。部屋のお風呂がこれまた非常に素敵なのでお湯を張ってゆっくりつかりながら六本木クラスの最終回でも見ようかと思ったら、ここは韓国なので全く見れず、Netflixもすっかり韓国仕様の見慣れない番組ばかりになっているのだった。風呂の横にヘチマのタオルを見つけたのでここぞとばかりに湯船アカスリ。
広くて快適な部屋で初めてテレビをつけたらKBSがやっていて、バスローブ着て、テレビ横のソファーに座ってオットマンに足を乗せてこの上ない極楽。せっかくなのでアメニティーのBALMANのボディークリームを使ってみたり。
とにかくヘトヘト。そしてホテルが豪華すぎ。時間を無駄にせずにいかにグランドハイアットを楽しむかと言う新しい課題も加えられて時間が足りなすぎる本当にこれはもうとにかくもう一度はチェジュに来ないと話にならない。おやすみ、パタン。
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