そうだ、ソウル行こう

ソウル旅日記 その6(うまい。論峴「サンミスップルカルビ」)

以前ブログでも書いたことがあると思いますが、韓国はみんなでご飯食べる文化が強いので、日本みたいにおひとりさまが気軽に食べられる食事処が少なくて困ることが多く(最近は随分ひとりメシ文化も広がってきてるようですが)、これまでのソウル旅行では全然美味しいところを開拓してこなかった、というのが実際のところ。

が、今回『Youtubeでホリエモンが紹介しててどうしても行きたい』という強いリクエストを受けて行ってきた食堂がとても美味しかったのでご紹介。論峴駅から数分のところにある「삼미갈비(サンミスップルカルビ)」。

地元の人でいっぱいの人気食堂

どうやらホリエモンは旅チャンネルで紹介してたらしい(お店の紹介は14:00頃から)。韓国人のお友達に連れてきてもらったって言ってますね。

我々は早めの夕飯で17:30頃伺ったのだけど、しばらくしたら次から次へと人がやってきてあっという間にいっぱいに。一応メニューには日本語表記もあるけど日本人観光客は見かけませんでした。ローカルの家族やカップルがひっきりなし。たまたまだけど早めに来てよかった〜!

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 icon-camera あれだー!サンミスップルカルビ

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 icon-camera おばちゃんたちが忙しく立ち回っています。よくテーブル見てくれてるから置いてけぼり感もナシ

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 icon-camera 18時過ぎには店の片方半分がもう満席という繁盛ぶり

お店はなんと10:30-06:00営業。風呂場の清掃時間以外ずっとやってるスーパー銭湯ばりの通し営業でツアリストにはとにかく助かる店なのも超ポイント高いね。ブランチにも、遅めの昼メシでも、飲んだあとの締めの焼肉にもオッケー。やばいやばい。

充実のパンチャンで早くも期待大

こちらのお店はパンチャン(無料のプチおかず)も豪華。キムチ類やサラダに加えてケジャンまで!食べるところは少ないけど、これがまた甘辛くて旨みが強い!以前カンジャンケジャンを食べに行った有名店「チンミシッタン」でちょっと生臭いかな〜と苦手意識が芽生えてたのですが、スンデに続いて『うまいとこのはうまい』というアップデート。イエス。

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 icon-camera ケジャンって美味しいんだね・・・!

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 icon-camera 辛いサラダやマヨサラダなどお野菜いっぱいのパンチャン

奥の方に写ってますが貝のキムチみたいなのも出てきてました。これがまた旨みが凝縮してて美味しいったら。韓国料理の海鮮って最強だね、お肉が出てくる前からもう箸が止まりません。美味しい店ってパンチャンも手抜きナシでうまい。

名物デジカルビ以外も満足度の高いメニューばかり

こちらのお店で有名なのは特製ダレに漬かったデジ(豚)カルビ。他にも牛カルビとサムギョプサルをオーダー。ボリュームがありそうだったので一人前づつ頼みましたがそれで正解。特に牛カルビは一人前3000円以上したんですけど奮発する甲斐はあると思います、柔らかくって甘くて最高!

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 icon-camera 牛カルビ一人前。たっかいけどせっかくだからたまには奮発しないとね

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 icon-camera こんがり焼けたのを甘酢だれにつけていただきます

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 icon-camera それにしてもテジカルビってどこに行ったってウマいんだな

このデジカルビのフルーティーなタレの甘さ、肉の柔らかさや弾力ってなんなんですかね。韓国に来ると、日本の焼肉ってあれはまた別の食べ物なんだな、俺たちが食べていた寿司はカリフォルニアロールだったんだなって思います。

このお店ではつけダレが独特で、あっさりした謎の甘酢だれに千切りキャベツ(ニラや玉ねぎも)が一緒に入ったボリュームいっぱいのお椀。タレを吸ってしんなりしてきた野菜とお肉を一緒に食べると、サンチュ味噌に勝るとも劣らないマッチング。

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 icon-camera 冷麺(の残骸)と例のキャベツ入りつけダレ(の残骸)

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 icon-camera ダシの効いたテンジャン(味噌)チゲ、くたくたのヘチマが美味しい

初日に明洞の「豚豚村」で出てきたスンドゥブチゲがあまりにもダシの味のしない、これ水で味噌といた?的な一品だったのでガッカリしたのですが、こちらのお店のサービス(多分サムギョプサルに付属)で出てきたチゲのまあ段違いなこと。ダシの味がっつりで物足りなさゼロ。このお店だったら間違いないはず!と更に頼んだ冷麺も、思わず飲み干してしまうほどちょうどいい塩梅のスープで完食。

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 icon-camera ほんで最後に出てきたシッケがまた美味くて更に苦手アップデート!二杯飲み干しました

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 icon-camera 絶対にまた来ます

ああ、美味しかった。
雰囲気はローカルながら、お店のお姉さんたちは「サンチュいらねえからエゴマくれ」とGoogle翻訳開いてエゴマばかりねだる外人(俺たち)にもご親切で。隅々まで満足度が高くって。繁盛ぶりも納得のディナータイムでした。

ちなみにこの通りは新橋有楽町的な飲み屋街の賑わいがあって、遠く新論峴(シンノニョン)駅方面までずらーーーっとネオンが輝く活気溢れるストリートでした。願わくばハシゴでもしたいところだけど、間違いなくこの店を出たら腹パンで死亡なので次も無理でしょう。

やっと豚豚村卒業の予感。再訪確実なサンミスップルカルビでした。ありがとうホリエモン。

帰り道にカロスギル散策

ここから歩いて15分ぐらい北に行くとおしゃストリート、カロスギル。腹ごなしに歩いて散歩にいきました(ただ途中すごい上り坂なのである程度の覚悟が必要)。結構またお店が変わっていて更によくわかんなくなってました。

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 icon-camera いつのまにかアップルストアが!(一瞬偽物かと思った)

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 icon-camera キムズブティックは相変わらず飛ばした柄物だらけでよかった

狎鴎亭(アックジョン)や清潭洞(チョンダムドン)、新沙(シンサ)あたりと一緒に、川の南側観光スケジュールに混ぜ込んでもいいんじゃないかと思います。以上、ホリエモンおすすめの美味しいお店でした。

つづく。

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