そうだ、台東いこう

今日の旅メモ(チャリンコ七星潭)

※ただいま「そうだ、台湾の東側行こう」をお送りしています

朝から天気が微妙に悪い。JRっぽく言うと「ぜんぶ台風のせいだ。」JRっぽく言わなくても台風のせいだ。早起きして花蓮名所の太魯閣(タロコ)国家公園に行こうかと思っていたのだけれど、ただでさえ自然名所に興味がないのに曇天で渓谷を見に行ったところで何が楽しいのかと悩みまくって結局やめといた。ここは那須や軽井沢みたいなもんで、夏場に自然のアクティビティを楽しむのがベターな場所とお見受けした。

駅前のインフォメーションセンターに行ってみたけど地方の公民館のように静かで何もない。多国語のパンフレットがものすごい広い間隔で棚に並べてある。しばし宿の前でウロウロしながらたたずんでスマホで情報チェック。どうしよう・・・私、暇だ・・・!と焦ったが、とある記事を見つけてチャリンコを借りることに。


台湾メーカーGIANT公式ショップ

駅横の小綺麗なお店にGIANTのタウンサイクルがずらり。4時間越えたら同じ料金なので24時間借りた。NTD300=1000円。よく外国で見るあられもないタンクトップの金髪女性がいたので、ああ観光でサイクリングかしらと思ったら中国語ペラペラでハウッ!となった。うらやましい。身分証明書かNTD4000がデポジットに必要なのだけど「そんな現金はない」と無理矢理お願いしてNTD2000&5000円にしてもらった。

もう10時半やのにまだ朝飯も食べてないやん、と通りすがった「載記扁食」でまたもワンタンスープ。昨日の名物店「液香扁食」の姉妹店らしいのだけど、ああ、全然違う。こっちは薄いしセロリのパンチもない。肉の味も弱い。こういう違いなのねえ、とそれなりに評判の違いを実感。


扁食(ピェンシー)はワンタンのことだよ


見た目は似ているがやはり違うのだった

日焼け止めの塗り忘れを後悔しながらチャリチャリ快適に海へ向かうといつの間にか重慶市場へ。ベタベタ系のラフな地元マーケットだったのでスルーして南浜公園に向かう。なんかサイクリングロードがあるとか聞きましたが・・・あれか・・・?


スクーターも車も禁止のサイクリングロードばーん


いやはや静かで快適な道ですこと

一輪車をこっそり練習しているおじさんがいたり、カップルが散歩してたり、本気のサイクリストが走り抜けたりする自行車専用路でとりあえず名所ビーチの七星潭を目指すことに。多分この道は花蓮の売りのひとつなんだろうが、途中から急に道が雑になり、急に途切れて工業地帯へ放り出されるので今後行かれる方は注意されたし。いつのまにか「えっ!なにここ川崎!?」みたいなことになります。

右手には水色の美しい海、の手前に砂利工場、泥施設、お世辞にも道中はサイコーとは行かないうえ、左手にはゴミ処理施設で臭いまでしてきたよなんだよこれもう最悪だなあ、あ、でも海見えてきた!わーー着いたー!あれ、あんまり人いないな・・・


オレ、道間違えたくさい

しばしたたずんで北陸のようにシケた海を眺めていました。そこから更に戻って正規の道に進み、階段を越えて2ケツのアベックが多くなってきたところで花蓮の名物ビーチ七星潭に到着。海が青い。


こっちがホント


疲れ果ててスイカジュース


レジ前で犬が寝ている

最初の間違えた方の海で高ぶった気持ちを消費してしまったので本当のビーチでは滞在時間も短く写真撮ってすぐにリターン。天気のいい夏に来たらきっと最高に美しいところなんでしょうのう。帰りには松園別館に寄り道。旧軍事施設の日本建築。


美しい館です


カフェと言えばカフェ、ぐらいしかないけど

ここから15時になり宿に戻りながら昼飯をハシゴ。昨日の公正包子店の隣にある「周記蒸餃」へ。うまかった。やっぱり焼いた餃子より水餃子とか蒸餃子が最高にうまい。とってもジューシー。


チャリとスクーターは一緒に走っていいよ


周記蒸餃もおおにぎわい


ニラ餃子1籠10個かーと思ってたけど3分で完食&お土産に小籠包2個ゲット

次にひき肉ばっかり食べているのも何なのでとにかく名前が気に入った「鵝肉先生」へ。心の中で”かもにくせんせい”って呼んでたけど、鴨じゃなくてグースなのだった。肉だけのシングルオーダー不可だったようで、英語が出来るお姉さんが奥から出てきて一緒に冷菜を選んで詰め合わせて作ってくれた。


こちらガチョウ先生


店頭ではおじさんがひたすらガチョウ先生を切っている


テイクアウトにして宿で食べた


何度見てもドキッとする犬のパターン

走りに走った6時間、あとから調べると実に30km近い距離であった・・・・!いやーよく頑張りました。あともうホントにGoogleマップないと全面的に無理ですね。グーグル先生ありがとう。でもまだこれは夕方までなのです。

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つづく

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